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「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカータイトル:アヒルと鴨のコインロッカー
著者  :伊坂幸太郎
出版社 :東京創元社
読書期間:2004/10/18 - 2004/10/20
お勧め度:★★★

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引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は−−たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?

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吉川英治文学新人賞受賞作。いつもながら突飛な表現が多くてなにが言いたいんだかよくわからないんことがあるんですが、テンポのよい文章のためどんどんと読まされてしまいます。あと、毎回タイトルが面白くていいですよね。タイトルに内容凝縮されていることを知るのは、読後の楽しみの一つ。

話は伊坂作品ではすでにお馴染みの仙台を舞台として、現在と二年前が交互に展開。複数の物語が一点で結びつく、というのは伊坂さんの得意な展開ですね。起こる事件はそれほどスケールが大きくないです。複数の物語が最後に一つに集約するということで、ついつい既読の「ラッシュライフ」と比較しちゃいます。「ラッシュ〜」の方が複雑であおちゃん好みかな。巷では「アヒル〜」の評価は高いのですが、あおちゃんの評価は「ラッシュ〜」の方が断然上です。

今までの伊坂作品、物語を読ませることに主眼が置かれていて、驚くと言うよりもなるほど〜と感心することが多かったのですが、今回は一つ驚きがありました。これまでの作品とやや毛色の違う作品と言えるかも。ややミステリを意識して書かれているのかなぁ。いや、物語を盛り上げるための一つのアクセントと考えた方がいいのかも。

ミステリ好きとしてはもっともっとミステリ色が濃い方が好みだったりしますが、なんともいえないふわふわとした読了感が心地よい。本格ミステリや内容の重〜い本の合間に読むには最適の本じゃないでしょうか。

現在「チルドレン」を読書中。

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【みなさんのご意見】
洋書倶楽部別館さん
R's Random Talkさん
HEARTFIELDさん
マロンカフェさん
スナバ書店さん
読書日和さん
ついてる日記さん('04/11/21追記)
ぱんどら日記さん('06/09/20追加)
たこの感想文さん('07/01/29追加)
ミステリー倶楽部さん('07/02/22追加)
本を読もうさん('07/03/28追加)
苗坊の読書日記さん('08/01/07追加)


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comment

あおちゃんさん、TBどうもです。
僕は今「グラスホッパー」を読んでます。
これまでとはかなり毛色が違いますね。
悪玉のキャラクタ設定は相変わらずです。

  • QUOICHI
  • 2004/10/24 3:32 PM

■QUOICHIさん
はじめまして。
僕はその「グラスホッパー」のみ未読です。
そうですか、毛色が違いますか。
楽しみですが、積読本がたくさん控えてるので
しばらく先となりそうです。

  • あおちゃん
  • 2004/10/24 7:31 PM

あおちゃん、TBありがとうございます。
「チルドレン」は大好きな作品なので、感想を楽しみにしてます。

  • Roko
  • 2004/11/21 8:26 PM

■Rokoさん
「チルドレン」は既に読了しました。
http://aochan.jugem.cc/?eid=96
おもしろいですよね「チルドレン」。「チルドレン」と「ラッシュライフ」がお気に入りです。

  • あおちゃん
  • 2004/11/21 10:09 PM

こんにちは^^TBさせていただきました。
今更ながら読みました。
そして久しぶりに伊坂作品を読みましたが、やっぱり面白いですね^^
久々にリンクしているのも楽しめましたし、ストーリーも予想外なところがたくさんありましたし、楽しめました。
ブータンについて、ちょっと知りたくなりました^^

  • 苗坊
  • 2008/01/06 1:54 PM

■苗坊さん
こんにちは。
ずいぶん本棚に寝かせておいたようですね。
内容はほぼ忘れてしまったのですが、最後に驚かされた記憶があります。
伊坂さんといえば新刊が評判いいですね。まだ入手してませんが、近々読んでみようと思ってます。

  • あおちゃん
  • 2008/01/07 6:34 PM








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trackback

アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー 東京創元社 このアイテムの詳細を見る  いやぁ、やられましたよ。これだけ見事に騙されると、妙にうれしくなっちゃいますね。  伊坂さんの作品ってジグソーパズルみたいですよね。バラバラのパーツがいつの間にか1つの形を作っていくん

  • ついてる日記
  • 2004/11/21 6:49 PM

伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」☆☆

「陽気なギャングが地球を回す」が面白かったので、図書館に行って伊坂幸太郎の本を探したら、「アヒルと鴨のコインロッカー」を見つけた。 アマゾンでの評価も高いし、期待は大きかったのだが、私は面白いと感じなかった。現在と2年前の出来事を平行して書いて行って

  • 40歳からのクローン病
  • 2004/12/02 12:51 PM

映画【アヒルと鴨のコインロッカー】、仙台ロケ開始!

「仙台在住の作家・伊坂幸太郎の小説【アヒルと鴨のコインロッカー】を原作とする映画の撮影が、仙台で始まった」 という話を、仙台放送ニュースで知った。 伊坂幸太郎【アヒルと鴨のコインロッカー】 東京創元社 1575円 出演は、 瑛太。

  • ぱんどら日記
  • 2006/05/07 8:50 AM

映画【アヒルと鴨のコインロッカー】最新情報。

先日このブログで「伊坂幸太郎【アヒルと鴨のコインロッカー】が映画化され、撮影はオール仙台ロケ」と書いたばかりで、9月18日の河北新報に映画の記事が出た。ジャストタイミングである。 撮影は東北学院大学、八木山

  • ぱんどら日記
  • 2006/09/20 10:46 AM

伊坂幸太郎【アヒルと鴨のコインロッカー】

「現在」の話と「二年前」の話が交互に語られて、ひとつの結末へとなだれこんでいく。 「現在」は「椎名」という大学生の男の子の視点で、「二年前」は「琴美」という女性の視点。 現在の話に琴美は出てこないし、二年前の話

  • ぱんどら日記
  • 2006/09/20 10:47 AM

(書評)アヒルと鴨のコインロッカー

著者:伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー価格:¥ 680(税込)発売日:20

  • たこの感想文
  • 2007/01/28 4:09 AM

アヒルと鴨のコインロッカー |伊坂 幸太郎

他のレビューにもあるように、途中で結末が見えてしまうひねりのない構成。「ラッシュライフ」を読んだ時にはすごい才能が現われたものだと感嘆したものだが・・・。ここまでは快作の連発だったが正直行き詰っているのでは?「このミス」等の上位は首をかしげる。

  • ミステリー倶楽部
  • 2007/02/22 8:35 AM

アヒルと鴨のコインロッカー

私はこの著者の中で一番初めに読んだ小説でした。 あるふと一件で書店屋を襲うというある意味村上春樹氏のパン屋襲撃とあまり変わらないと初めの方ではそう思っていましたが、読んでいくごとに凄くスピード感のある作家だなと思いました、 とてもじゃないですけど古

  • 本を読もう
  • 2007/03/28 6:27 PM

アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。 初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!? そんなおかしな話

  • 苗坊の読書日記
  • 2008/01/06 1:49 PM