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「返事はいらない」宮部みゆき

返事はいらないタイトル:返事はいらない
著者  :宮部みゆき
出版社 :新潮文庫
読書期間:2004/10/01 - 2004/10/04
お勧め度:★★★

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6編の短編からなら本書。一応ミステリなんだけど、別に大きな事件が起こるわけでもなくサプライズもほとんどなし。

しかし、どの登場人物も弱さを抱え必死に都会で生きている人間臭さがあり、身近な感じがしてとても入り込みやすいです。あと、ちょっぴりほろ苦くいけど、希望に満ち溢れたラスト。宮部さんの人に対する暖かい眼差しを感じることの出来る一冊ですね。

どれもいい感じなんだけど、お気に入りは「ドルネシアへようこそ」かな。自分も田舎者です。

+++++

「返事はいらない」
千賀子は新聞記者の彼に「主体性がない」とふられてしまった。飛び降り自殺をしようとマンションの屋上に行くと、そこには同じマンションに住む森永夫妻が。屋上で話をしているうちに、銀行のキャッシュカードのからくりをつかった犯罪を一緒にやらないか、と持ちかけられる。

「ドルネシアにようこそ」
毎週金曜日の午後7時に地下鉄六本木駅に降り立つ伸治。速記士を目指し、テープ起こしのアルバイトの原稿を届け、また新たなテープを受け取るといった平凡な日常。しかし、そんな伸治にも一つの楽しみが。駅の伝言板に「ドルネシアで待つ」と毎週書くことだ。ドルネシアは流行のディスコで、伸治のようなお金のない若者には縁のない店。しかしある週、その伝言に返事が書かれていた。

「言わずにおいて」
聡美は26歳のOL。会社で課長の下手な冗談にマジで切れ、啖呵を切って飛び出してしまう。しょんぼりと真夜中に一人で土手を歩いていたときに、偶然交通事故に出くわしてしまう。運転していた男は彼女のほうを指さし「あいつだ!」と叫び、ハンドルを取られ横転した。彼女にはまったくみ覚えのない男女。気味悪く思った聡美は自分の足で謎を解いていくのだが・・。

「聞こえていますか」
勉は12歳。嫁姑問題を解決するために、祖母と別居して、新しい家に越してくる。その家の前の持ち主は一人暮らしのおじいさんだったという。そのおじいさんが残した古い電話機には、小さな黒い箱−盗聴器−が。なぜ盗聴器は仕掛けられたのか。勉の推理が始まる。

「裏切らないで」
加賀美は城南警察の刑事。銀座の画廊に勤める大浦道恵が歩道橋の上から飛び降りた事件を追っていた。カードで借金を繰り返し、高級な洋服や宝石で着飾っていた道恵。捜査を進めるうちに、加賀美は道恵が事件当日、美容室で髪を切っていたことを知る。

「私はついてない」
僕は高校1年生。両親の留守中に従姉の逸美姉さんが50万の借金を頼みに来た。なんでも、今夜婚約者の恩師が上京してきて会うことになっているのだが、婚約指輪を借金のかたに取られてしまい、どうしても指輪を取り戻さなければならないという。そんなに大金を持っていない僕は、結婚15周年の記念に父さんが母さんにプレゼントした指輪を思い出した。

+++++

【みなさまのご意見】
本の実況中継さん
noring diaryさん
読書計画さん('05/1/14追記)
ゆうきの読書日記さん('05/3/8追記)
たこの感想文さん('06/05/14追加)
読書と時折の旅さん('08/03/11追加)


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宮部みゆき

Counter: 5100, today: 5, yesterday: 30 宮部みゆき † 名前:宮部(みやべ)みゆき 【blogmap|ウィキペディア|はてなキーワード|bk1|Google】 生年月日:1960年12月23日(金) 出身地:東京都江東区 受賞歴:オール讀物推理小説新人賞(1987年)、日本推理サス

  • PukiWiki/TrackBack 0.1
  • 2004/10/15 1:56 AM

「返事はいらない」宮部みゆき

都会を舞台にした短編集。ちょっとほろ苦くでも香り豊かで温かいブラックコーヒーのような深い味わいの作品集でした。 「返事はいらない」 恋人に一方的に別れを告げられ吹っ切るまでには相当の心の葛藤がいるだろうな。さよならに返事はいらないのタイトルがきい

  • 読書計画
  • 2005/01/14 9:31 PM

返事はいらない(宮部みゆき) 新潮文庫(1994年)

宮部みゆきの短編集です。 カテゴリーを何にしていいのか、よく分らなくて ライトノベルにしちゃったけど、そんな軽いって感じでもないかな。 なんか、でも、いかにも宮部って感じのらしい短編ばかりです。    返事はいらない  ...

  • ゆうきの読書日記
  • 2005/03/07 10:14 PM

『返事はいらない』 宮部みゆき 新潮文庫

洒落たミステリ短編集。 何が洒落ているかって、タイトルがいい。   返事はいらない   ドルシネアにようこそ   言わずにおいて   聞こえていますか   裏切らないで

  • 本の実況中継
  • 2005/03/29 5:09 PM

(書評)返事はいらない

著者:宮部みゆき 6編を収録した短編集。 内容とあまり関係が無いのだが、私は短編

  • たこの感想文
  • 2006/05/14 8:33 PM

返事はいらない

 「返事はいらない」(宮部みゆき:実業之日本社ほか)を読んだ。以下の6編の物語を収めた短編集である。「返事はいらない」 恋人にふられて自殺しようとした千賀子は、たまたま出会った森永夫妻の誘いで、銀行の欺瞞を暴く企てに加担することになる。かって問題とな

  • 読書と時折の旅 (風と雲の郷本館)
  • 2008/03/01 10:27 AM