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「迷路館の殺人」綾辻行人

迷路館の殺人タイトル:迷路館の殺人
著者  :綾辻行人
出版社 :講談社文庫
読書期間:2004/09/23
お勧め度:★★★★

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+++++

玄関のみ地上に顔を出し、あとは地下に作られている「迷路館」。地下には廊下が迷路状に広がり、部屋にはギリシャ神話にまつわる名前が付いている。

館の主は推理小説の大家・宮垣葉太郎。宮垣の還暦祝いに集められた彼の弟子達4名、担当編集者とその妻、そしてファン代表の島田潔は、館に到着するや否や宮垣の自殺を知らされる。

宮垣は遺書をしたためていた。自分の巨額の遺産の行方に関する遺書。弟子達に館の中で自らが殺されるという小説を競作させ、もっとも優秀な作品に遺産を送るというのだ。

遺言に従い作品を書き始めた弟子達。しかし、このことは、その作品通りに己が殺されていくという惨劇の始まりだった。

+++++

館シリーズ第三弾。「迷路館」での事件に居合わせた一人が"鹿谷門実"というペンネームで小説を出版するという、一種の作中作。前作、前々作にも増して凝った内容ですね。文庫版で読んじゃったんだけど、表紙やプロローグもしっかり付いているので、ノベルス版で読んだらもっと面白かっただろうなぁとちょっぴり後悔(出版元の稀譚社ノベルスってどこかで聞いたことあるような)。

メインは、小説内部の小説部分。今までの二作の傾向から考えて、この人が犯人だろうなぁってのはピンときたんだけど動機が思いつかないまま進行。小説部分を最後まで読んで一応の納得できけど、んーややものたりないなと思ってたら・・・。小説部分が終わったあとにこそ真実が待っています。

用いられているトリックについて、ミステリとしてはルール違反だとか反則だとか言った声があるようですが、あおちゃんに言わせればそんな言葉が上がること自体が不思議。館シリーズを第一弾から読んでいれば、中村青司設計の「館」には何かあるということがわかるわけで。

シリーズが進むにつれ綾辻さんの文章に磨きがかかってきましたね。犯人が誰か、そして"鹿谷門実"は誰か、と一冊で二度推理を楽しめる一冊。

【みなさまのご意見】
【天使たち】さん
ウラワの魂さん
vivianne's room*さん
今日の一冊さん
マリーの本棚さん('06/11/10追加)
本を読もうさん('07/04/02追加)


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comment

トラックバックありがとうございます<(_ _)>
はじめましてvivianneです。

>あおちゃんに言わせればそんな言葉が上がること自体が不思議。

まったくの同感です。
館シリーズでは「密室」はないものとして考えた方がミステリとして楽しめますよね。しかし、侮ると「水車館」みたいなこともあるけど(^▽^;)

  • vivianne
  • 2004/09/25 11:40 AM

こんにちは、vivianneさん。

私も「館シリーズ」を一冊目から読んでるところです。ラストに不思議な余韻が残り、読後が心地よくって「館シリーズ」にはまってしまいました。vivianneさんは「黒猫館」まで読了されているようですね。
早く追いつかねば。

  • あおちゃん
  • 2004/09/25 12:15 PM

こんにちは!
共感したのでTBさせていただきました!

最近館シリーズを読み始め、速攻はまりました!
おもしろすぎです♪

  • すぬ
  • 2005/01/08 6:36 PM

■すぬさん
はじめまして。
そうですか、最近読み始めましたか。
私も読み始めたのはつい最近。そして、あっという間に館シリーズを制覇しましたよ。順番に読まなくても楽しめると思うけど、出来れば順番通り読んだ方が楽しめると思います。

制覇目指して頑張ってください!

  • あおちゃん
  • 2005/01/09 12:30 AM








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trackback

「迷路館の殺人」綾辻行人

館シリーズの第三作目。 今回も、いつもどおりと侮って 「ふふぅ〜ん♪」としたり顔で読みすすめていたら・・・ [:怒り:]ヤラレマシタ。[:怒り:] 二重三重四重と、幾重にも張り巡らされたトリックは見物。 最終的には外側1個半を切り崩せなかった私。 ちょっ

  • vivianne's room*
  • 2004/09/25 11:36 AM

迷路館の殺人/綾辻行人

迷路館の殺人奇怪な迷路の館に集合した四人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた! 完全な密室と化した地下で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は? 気鋭が異色

  • ウラワの魂
  • 2004/09/25 11:21 PM

迷路館の殺人

迷路館の殺人 いやはや。 また綾辻さんには騙されまくりました。 ほんとおもしろいな〜、綾辻さん。館シリーズ。 自分で「あいつが犯人だ!」と予想した次のページでは もうその人は殺されたり。 我ながら頭悪いなーと思いつつ 騙されてる感じが楽しくてしか

  • すぬの読書日記
  • 2005/01/08 6:30 PM

迷路館の殺人

綾辻 行人 迷路館の殺人 出版社/著者からの内容紹介 奇怪な迷路の館に集合した4人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末

  • マリーの本棚 
  • 2006/11/09 8:07 PM

迷路館の殺人

おもしろかったです。 読めばわかりますが本作は二重のどんでん返しがあります。島田探偵も活躍していますしね。 しかし、例の終盤のオチ・・・よっぽど注意してなきゃ絶対○○さんは○○だと解釈してしまうと思うのですが・・・。まあ作者は○○さんが○○だと断

  • 本を読もう
  • 2007/03/31 9:53 AM