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「水車館の殺人」綾辻行人

水車館の殺人タイトル:水車館の殺人
著者  :綾辻行人
出版社 :講談社文庫
読書期間:2004/09/20 - 2004/09/22
お勧め度:★★★

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+++++

山間に建つ「水車館」。その名の通り水車が休むことなく回り続けているこの洋館の主・藤沼紀一は、父で画家・藤沼一成の命日に、知人数名にだけ父の絵を鑑賞しに来ることを許している。

一年前の命日、家政婦・根岸文江が事故死、客人男性・古川が絵を盗んで姿を消し、古川の行方を追った紀一の友人・正木慎吾がバラバラ死体となって焼却炉から発見されるという事件があった。事実関係がはっきりせぬまま、すべて古川の犯行として処理された。

今年もまたその日が来た。ぞくぞくと知人が集まる中、昨年この館を訪れた古川の知人だという、島田潔と名乗る男がやって来た。前年の事件の犯人は古川ではないというのだ。島田による事件の謎解きが始まる。

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館シリーズ第二弾。仮面で顔を隠した館の主、小さい頃に館に連れてこられて以来一歩も外に出たことのない若く美しい妻、幻の絵を何とかして見たいと願っている客人たち、執事に家政婦。探偵役の島田を含め、うさんくさい人間てんこ盛りのお話です。いかにもミステリらしい設定で好き。

前作は島と本土を交互に章立てていましたが、今度は現在と過去を交互にした章立て。気を持たせつつ、現在・過去と行ったり来たりするのは、じれったくもあるけどなかなかに面白い。この行ったり来たりに数々の伏線が・・・。

ただ、「水車館」の魅力がやや薄いことが、人物・雰囲気の設定および構成がいいだけにもったいない。前作と比較してしまうとどうしてもインパクトが小さいですが(比較的早い段階で犯人がわかっちゃうと思う)、幻想的なラストによって読了感が心地よいので、まぁよしとします。

次作品「迷路館の殺人」に期待!


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