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「首挽村の殺人」大村友貴美

首挽村の殺人タイトル:首挽村の殺人
著者  :大村友貴美
出版社 :角川書店
読書期間:2007/12/18 - 2007/12/21
お勧め度:★★★

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「ますます事件は奇怪だ。尋常ではないね」岩手県の雪深い村・鷲尻村。無医村の状態が続いていたこの村に、東京から待望の医師・滝本志門がやってきた。しかし、滝本の着任以後、村では謎の変死が立て続けに起こる。それは、殺害後の遺体を異様な形で人目に触れさせるという、前代未聞の連続猟奇殺人事件だった。この村が「首挽村」という不吉な名前で呼ばれる理由とは? 村人すら忘れかけていた忌まわしい過去が、事件の真相を浮かび上がらせる―。第27回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。

第27回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。岩手県の山奥・鷲尻村に着任した医師・滝本。自身の着任後、立て続けに変死事件が発生する。「首挽村」という不吉な名前で呼ばれている鷲尻村。一体誰がどんな目的で殺人を続けているのか・・・。

タイトルや独特な舞台設定は、さすがは横溝正史の名を冠した文学賞を受賞しただけのことはあります。異様な姿で発見される死体の数々。犯人は何故わざわざ死体に手を加えるようなことをするのか。途中まで犯人の意図が読めず忸怩たる思いでしたが、その雰囲気に飲み込まれ、ページを捲る手が止まりませんでした。

ただ途中から様相は一変します。伏線が少なく答えを小出しにする展開になってしまい、読む手が鈍り始めました。想像と同じだった/外れたと一喜一憂しながら読み進められればよかったのですが・・・。

過疎化が進む街が抱く問題もしっかり書かれており、幻想的なミステリーとして社会派の印象も受けましたが、文学賞名から本格ミステリーを期待した分やや拍子抜け。しかし、最後の展開は意表をついていて(僕はそう感じました)、次回作に期待してもよいかもと思わせてもらえました。新刊が出たら、是非手にしてみたいと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
らぶほん−本に埋もれてさん('08/01/17追加)


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comment

こんにちは。
題名には惹かれるものがありました。
横溝さんのおどろおどろしい雰囲気に満ちた題名に、期待度が高かっただけに残念とい気持ちもあります。
作品の内容が細部まで思い出せないのは、かなり前に読んだせいばかりではないと思っています。
やはりきちんと納得できる展開でないと、記憶に深く残らないということなのでしょうか。
独特の雰囲気があった作品なので、次回作を楽しみたいと思います。

  • らぶほん
  • 2008/01/16 2:46 PM

■らぶほんさん
期待度が高かったせいで、ちょっと拍子抜けしましたが、雰囲気は好きです。
次回作がちょっと楽しみ。
巻末の選評では、同時受賞作の方が評価が高かったように思いました。
そちらも気になっています。

  • あおちゃん
  • 2008/01/16 8:41 PM








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首挽村の殺人⇔大村友貴美

首挽村の殺人 岩手県の雪深い村・鷲尻村。 無医村の状態が続いていたこの村に、東京から待望の医師・滝本志門がやってきた。 しかし、滝本の着任以後、村では謎の変死が立て続けに起こる。 それは、殺害後の遺体を異様な形で人目に触れさせるという、前代未聞の連

  • らぶほん−本に埋もれて
  • 2008/01/16 2:41 PM