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「スコーレNo.4」宮下奈都

スコーレNo.4タイトル:スコーレNo.4
著者  :宮下奈都
出版社 :光文社
読書期間:2007/11/06 - 2007/11/07
お勧め度:★★★★★

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どうしても忘れられないもの、拘ってしまうもの、深く愛してしまうもの。そういうものこそが扉になる―。ひとりの女性への道のりを描く書下ろし長編小説。

一言で言ってしまえば、主人公の少女の成長物語。でも、一言で語っては勿体無い、すばらしい作品と思います。

自分より華やかな名前と容姿を持つの妹・七葉(なのは)にコンプレックスを抱いている姉・麻子。その思春期から大人の女性として自己を確立するまでの成長を綴った物語。劇的な出来事が起こるわけでなく、おそらく女性の誰しもが経験してきたであろう日常を綴っていますが、平易で繊細な文章の中には優しさがあふれています。

自分には何もないとついつい要領のよい妹と自分を比較してしまい、自己嫌悪に陥る麻子。他人には真似の出来ない分野を持っている人は別として、自分に自信の人なんてなかなかいないものです。多くは麻子のようなものでしょう。そんな麻子が大学、社会人といろいろな世界を経験して自分の夢を適えてていく姿に、読者は励まされることと思います。

淡々と文章が綴られますが、飽きることなく読み進められるのは美しい言い回しにあります。初読みの作家さんでしたが、今後も注目です。


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