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「太陽がイッパイいっぱい」三羽省吾

太陽がイッパイいっぱいタイトル:太陽がイッパイいっぱい
著者  :三羽省吾
出版社 :文藝春秋
読書期間:2007/09/14 - 2007/09/15
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


バイト先の解体現場に人生のリアリティを見出した大学生のイズミ。巨漢マッチョ坊主カンや、左官職人崩れで女性に対し赤面症の美青年クドウ、リストラサラリーマンのハカセなどと働く「マルショウ解体」の財政は逼迫し、深刻な問題が…。過酷な状況における人間の力強さをユーモラスに描いた傑作青春小説。

イレギュラー」を読んで以来久々に三羽さんの本を読みました。第8回小説新潮長篇新人賞受賞作。

主人公は、大学に籍を置きながらも大学にいく意味を見出せず、建設解体作業のアルバイトをするイズミ。当初彼女との海外旅行資金を貯めることが目的だったが、働いて汗をかき、腹を空かせて飯食って寝るというシンプルな生活に充足感を見い出し、彼女と別れてもバイトに明け暮れる。解体屋で一緒に働く仲間たちとの交流や恋愛を通して、イズミは自分の進むべき道を模索する。

イズミが勤めるマルショウ解体のメンバーが実に個性的。マッチョ系直情男のカンを始め、マルヤマの親方、左官職人崩れの美青年クドウ、リストラ中年のハカセなどなど。突飛な設定ではなく、現代の縮図のようなリアリティがあります。

それぞれお金や家庭に問題を抱え、何とか暮らしている中で、大学を休学しているイズミは自分に出来ることは何かと思い悩む。自分も学生時代に悩みました。果たしてこれが何につながるのか。何に役立つのか。何とか折り合いをつけて今に至るわけですが、最近同じようなことをまた考えることがあります・・・。

ラストの結論が今一つしっくりこなかったので評価はやや下げて星三つ。表紙からターゲットは若い読者層と思いきや、それほど若くなくても(失礼!)楽しめると思います。

+++++

【みなさまのご意見】
Roko's Favorite Thingsさん('07/11/09追加)
まったり読書日記さん('07/11/09追加)
たりぃの読書三昧な日々さん('07/11/09追加)
本のことどもさん('07/11/09追加)
今日何読んだ?どうだった??さん('07/11/09追加)
ChiekoaLibraryさん('07/11/09追加)


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『太陽がイッパイいっぱい』 三羽省吾

太陽がイッパイいっぱいposted with amazlet on 06.11

  • Roko's Favorite Things
  • 2007/11/07 10:13 PM

太陽がイッパイいっぱい 〔三羽省吾〕

太陽がイッパイいっぱい ≪内容≫ 汗、恋、喧嘩、ツユだく大盛りの青春成長小説登場。 第8回小説新潮長篇新人賞受賞作。(BOOKデータベースより)

  • まったり読書日記
  • 2007/11/09 5:41 PM

「太陽がイッパイいっぱい」 三羽省吾

太陽がイッパイいっぱい三羽省吾著出版社 新潮社発売日 2002.11価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)ISBN  4104568015bk1で詳しく見る

  • 今日何読んだ?どうだった??
  • 2007/11/10 7:16 PM

◎「太陽がイッパイいっぱい」 三羽省吾 新潮社 1300円 2002/11

 米国作家フラナリー・オコナー(1925〜1964)の横山貞子による新訳+全短編集ということで気になっていた『フラナリー・オコナー全短篇』筑摩書房上下巻各3600円が、図書館の棚に見向きもされず置いてあったので喜々として借りてきた評者なのであった。ただ、喜々と同

  • 「本のことども」by聖月
  • 2007/11/14 9:53 PM

三羽省吾のことども

  ◎ 『太陽がイッパイいっぱい』 ◎◎ 『厭世フレーバー』 ◎◎ 『イレギュラー』

  • 「本のことども」by聖月
  • 2007/11/14 9:54 PM