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「猫背の王子」中山可穂

猫背の王子タイトル:猫背の王子
著者  :中山可穂
出版社 :集英社
読書期間:2007/07/25
お勧め度:★★★

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自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた―。女から女へと渡り歩く淫蕩なレズビアンにして、芝居に全生命を賭ける演出家・王寺ミチル。彼女が主宰する小劇団は熱狂的なファンに支えられていた。だが、信頼していた仲間の裏切りがミチルからすべてを奪っていく。そして、最後の公演の幕が上がった…。スキャンダラスで切ない青春恋愛小説の傑作。俊英の幻のデビュー作、ついに文庫化。

2006年マイベストに選んだ「ケッヘル」の著者・中山可穂さんのデビュー作。劇団を立ち上げ、座長、脚本家、演出家、そして役者と四役をこなしてきた王寺ミチルが、その劇団と信頼する人々を失うというお話。

同性愛者で異常なまでに芝居に打ち込む主人公という設定がかなり特殊ですが、主人公がその特殊性を自覚しており、周りからどう見られているかまできちんと受け入れているので、普通に読めました。スキャンダラスなシーンでは、今後のミチルが進むであろう辛い未来を予想し、むしろ悲しくさえ感じました。

ミチルの芝居への思い、女性への思いは常に真摯なのに、そのまっすぐな行動ゆえに周りの人々を悩ましてしまう。著者自身劇団出身であり、また同性愛者でもあるそうなので、自伝的要素もあるのでしょうか。一語一語がリアルに心に響いてきました。

余談:
装丁が過激なので、いつもは外さないのですが、今回ばかりは外して読みました。読書は通勤時がメインなもので・・・。

+++++

【みなさまのご意見】
ぱんどらの本箱さん('07/10/09追加)


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