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「サウスバウンド」奥田英朗

サウスバウンドタイトル:サウスバウンド
著者  :奥田英朗
出版社 :角川書店
読書期間:2007/07/21 - 2007/07/24
お勧め度:★★★★

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小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。

「イン・ザ・プール」の伊良部先生もすごいけど、この本の上原一郎もすごい人だ・・・。税金を払うとか、学校に行くとか、「義務」ということがとにかく嫌いな元過激派の父・一郎。その息子・二郎の目線で話は進み、東京で暮らす第一部、東京にいられなくなり西表島に引っ越す第二部で構成されています。

自分の父親が人とはちょっと違うってのはうすうす感じ、ただ迷惑なだけな存在な父。子供の世界だっていろいろややこしいのに、それをさらにややこしくしてくれるのだから、二郎でなくても鬱陶しいなぁと感じてしまいます。でも、数々の騒動に巻き込まれながら、二郎は一郎の思うところを理解していきます。味方につけると、なんと心強いことか!

群れずに一人で戦う。格好いいですが、いざ実践するのは難しいです・・・。第二部で出てくる環境団体のように、群れないと行動できないってのが大多数ではないでしょうか。それほど過激にならない程度に、あの行動力はまねたいものです。

最初から最後まで話の展開に淀みがなくって、すいすいと読ませられました。短編も面白いんだけど、長編の方がさらに面白いと思います。願わくば「邪魔」「最悪」のような、どっぷり浸れる長編をまた読みたいです。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

 とりわけ新しい作品でもないのに、同じ日に同じ本の感想をアップというのは、何だか訳も無く嬉しいです。

 最初はダメ親父と感じていた一郎が、読み進めるうちに良い意味でとんでもないやつだと思えるようになりました。さくらが一郎の「ファン」という夫婦関係は、とっても…羨ましい。(^^;

■higeruさん
同日アップでしたか。それは奇遇ですねぇ。
ただ、僕が読んだのは2ヶ月も前なのですが、、、。

最後まで読んで思ったのは、一郎よりもさくらがすごい人なのかもってこと。
あんなダンナについて行くのですから、肝が据わってます・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/09/21 1:36 PM








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