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「猛スピードで母は」長嶋有

猛スピードで母はタイトル:猛スピードで母は
著者  :長嶋有
出版社 :文春文庫
読書期間:2007/06/11 - 2007/06/12
お勧め度:★★★★

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「私、結婚するかもしれないから」「すごいね」。小六の慎は結婚をほのめかす母を冷静に見つめ、恋人らしき男とも適度にうまくやっていく。現実に立ち向う母を子供の皮膚感覚で描いた芥川賞受賞作と、大胆でかっこいい父の愛人・洋子さんとの共同生活を爽やかに綴った文学界新人賞受賞作「サイドカーに犬」を収録

行きの通勤電車で持ってきた本を読みきってしまい、帰りの通勤電車用に急遽購入した本。薄さで選んだのだけど、なかなかいい感じでした。芥川賞を受賞した表題作「猛スピードで母は」と「サイドカーに犬」の二編を収録。

ざれこさんも書かれていますが、まずこのタイトルがよいです。一度見たら忘れないだろうし、それでいて読み終われば、その意味にも納得。タイトルとか装丁って本を選ぶ上での重要な要素になると思ってます。

そして、もちろん内容もよい。「猛スピードで母は」は、えらくクールで現実的な母親の姿を小学生の主人公(男の子)の目線で描いたお話、そして「サイドカーに犬」は、久々に弟に会う女性が、小学校の夏休みに体験した父親の愛人との共同生活を懐かしむお話。二編とも子供目線で家族を描いていますが、大人と子供の関係や漂う空気感が温かくって、正直恵まれているとは言えない家庭だけれども、こういうのもいいなぁって思わせてくれます。

「サイドカーに犬」の方が好みでした。父の若い愛人・洋子がカッコいい。それに尽きます。奔放だけど、何か心にこれという信念を持っている女性。主人公の女の子とが次第に洋子に懐いていくのも頷けます。麦チョコ、500円札にパックマンと'80年代の懐かしいアイテムの登場も興味がそそられました。そういや最近麦チョコって食べないな。

簡単な言葉で書かれているのに、妙に心が引き付けられました。他の本も読んでみようと思ってます。

+++++

【みなさまのご意見】
本を読む女。改訂版さん
本のことどもさん
苗坊の読書日記さん('07/08/16追加)


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comment

こんばんわ。TBさせていただきました。
タイトル良いですよね〜。
内容も面白かったです。
どちらも家族がテーマとなっていますが、深いけど明るく描かれているのかなと思いました。
映画も気になります。

  • 苗坊
  • 2007/08/12 8:27 PM

■苗坊さん
大人と子供の距離感が程よくて、よかったです。
「サイドカーに犬」は、最近映画化されたんですよね。
確かにちょっと気になります。

  • あおちゃん
  • 2007/08/16 12:06 PM








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trackback

猛スピードで母は 長嶋有

猛スピードで母は 「サイドカーに犬」 数年ぶりに上京した弟に会いに行った薫。 弟を待っている間、薫が小学校4年生の夏休みに母と入れ違いに家に来た洋子という女性を思い出す。 「猛スピードで母は」 母と2人暮らしの慎は、M市に住んでいる。 ガソリンスタン

  • 苗坊の読書日記
  • 2007/08/12 8:26 PM

◎◎「猛スピードで母は」 長嶋有 文藝春秋 1238円 2002/1

第126回芥川賞受賞作である。どういう傾向の作品が芥川賞候補になるとか直木賞候補になるとかの前提はさておいて、評者の心に位置する両賞のありかたを振り返ってみたい。 中学時代にそれなりの本は読んでいた評者であるが、何を読んでいたかと考えたとき、明らかに

  • 「本のことども」by聖月
  • 2007/08/13 8:00 AM

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