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「きつねのはなし」森見登美彦

きつねのはなしタイトル:きつねのはなし
著者  :森見登美彦
出版社 :新潮社
読書期間:2007/04/30 - 2007/05/06
お勧め度:★★★

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京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。注目の俊英が放つ驚愕の新作。細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。私が差し出したものは、そして失ったものは、あれは何だったのか。さらに次々起こる怪異の結末は―。端整な筆致で紡がれ、妖しくも美しい幻燈に彩られた奇譚集。

表題作「きつねのはなし」の他「果実の中の龍」「魔」「水神」の三編が収録された中編集。

舞台が京都というのは「夜は短し歩けよ乙女」と同じですが、雰囲気はまるで違って、湿度が高いが気温が低い雰囲気が立ち込めています。「きつねのはなし」「果実の中の龍」「水神」にはつながりを感じましたが、「魔」だけちょっと趣が異なるような・・・。というか、「魔」だけあまり内容を覚えていません・・・。

四編の中では表題作「きつねのはなし」が一番好きです。京都の一乗寺にある、小さな古道具屋「芳蓮堂」。女主人が一人で切り盛りしているこの店で、バイトをすることになった「私」は、女主人の忠告に逆らい、お得意様である風変わりな客との取り引きに応じて、あるものを差し出してしまい…。

きつねに化かされてしまったのか。結局何でこうなってしまったのだろう。明確な答えが用意されているわけではありませんが、緊張感を孕んだ話を堪能できました。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

「湿度が高いが気温が低い」ほんとにそうでしたね。
もやっとした雰囲気でした。このもやもや加減が、私の京都観と重なってて、面白かったですよ。もうしばらくしたら祇園さんのお祭りですねえ。近くにいるとかえってあまりいかないんですが、今年はちょっと覗いてみようかな。

  • ERI
  • 2007/06/14 7:33 PM

■ERIさん
「湿っぽさ」がこの本の魅力でした。
毎度言っていますが、京都なら何があってもおかしくないような気がしています。
祇園祭、いいですね。僕も一度は行ってみたいです。でも、人手がすごそうですね・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/06/14 11:10 PM

京都を舞台に闇と人が持つ潜在的な怖れをうまく使った作品でしたね。
京の街は謎に満ちていると私は思います。
本当に何があってもおかしくない気がします。

■らぶほんさん
こんにちは。
歴史ある街ですからね。何があっても不思議はないですよね。
一度ゆっくり寺社仏閣めぐりをしてみたいです。
昔は発見できなかったことが、歳をとった今なら見つけられるかと。

  • あおちゃん
  • 2007/08/22 3:58 PM








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