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「チョコレートコスモス」恩田陸

チョコレートコスモスタイトル:チョコレートコスモス
著者  :恩田陸
出版社 :毎日新聞社
読書期間:2007/03/27 - 2007/03/29
お勧め度:★★★★★

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舞台の上の、暗がりの向こう。そこには何かが隠されている。どこまで行けばいいのか? どこまで行けるのか? 2人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、熱狂と陶酔の演劇ロマン。

大学の劇団に入団した佐々木飛鳥。演技経験など全くないが、類まれなる観察力と発想の豊かさ、そして天才的な演技で周囲を魅了してゆく。一方、芸能一家に育ち、幼い時から舞台に立っている東響子。二十歳そこそこで、すでにベテランの貫禄すら感じさせるが、自分の恵まれた境遇に気持ちが惑い始める。そんな折、伝説のプロデューサー・芹澤泰治郎が新作舞台を手がけるらしいとの噂が流れ、二人のほか名の通った女優たちが巻き込まれてゆく・・・。

ぐいぐいと引き込まれてゆくお話でした。誰でも楽しめると思いますが、観劇が好きな人、芝居作りに携わったことのある人はより一層楽しめると思います。

まるで目の前でオーディションが繰り広げられているかのような緊張感とライブ感。これから伝説が作りあげられてゆくのを目の当たりにしたような感覚、歴史の一証人になったような感覚をこの本から得ることが出来て、身震いが起こってしまいました。東響子と佐々木飛鳥、すごい・・・。

ただ、東響子はいいとして、佐々木飛鳥は現実には存在しないだろうなぁって感じがするのが残念。自己が存在しないためにどんなものにでも成り切れるってのはすごいけど、女優ってのは多かれ少なかれ「我」が存在するものでしょうし。これからさらに演じることに目覚めて行くのでしょうか・・・。まぁ、正直微々たることで、この本の素晴らしさを損なうほどの不満点ではありませんが。

「チョコレートコスモス」ってタイトルでありながら、「チョコレートコスモス」って一体何かが全く分からぬまま終わってしまいました(芝居のタイトルってことは分かりましたが)。続編が出るのかな。気になります。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

これは続編が読みたいですよね〜
まだまだプロローグって感じですもの。
舞台は見たことないんですが、
観客席に座って舞台を見ているような
臨場感を感じさせてくれた恩田さん。
さすがです!

あおちゃん☆こんばんは
恩田さんは、さぞかし演劇が好きなんでしょうね。
戯曲を書く予定なんてないのでしょうか?

  • Roko
  • 2007/05/07 9:24 PM

本当に緊張感とライブ感のある小説でした。
飛鳥は実在しないからこそ、小説で生きていてほしい女優ですね。

この頃、小説を読むのがしんどかったんですが、この本でまた読書欲が戻ってきました。

■エビノートさん
まだ始まったばかりってところですよね。
今後舞台で飛鳥がどのように輝きを放っていくのか、興味津々です。

  • あおちゃん
  • 2007/05/09 3:42 PM

■Rokoさん
演劇がすきなのか、「ガラスの仮面」が好きなのかはわかりませんが、
臨場感たっぷりで読みあきませんでした。
戯曲はどうでしょうねぇ。その前に、この本の続編を書いていただければ・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/05/09 3:50 PM

これ、続編ありそうですよね。
飛鳥の人物像は、ちょっと現実離れしてるけれど、その無理っぽさも、恩田さんらしいですよね。これ、ドラマ化しても面白いですよね。
舞台、というものの緊張感を書き上げているのが、さすがです。

  • ERI
  • 2007/05/10 1:24 AM

■ERIさん
ぜひぜひ続編を書いて欲しいです。
シリーズ化は望まないけど、少なくも「チョコレートコスモス」の全貌を見たい。
確かにドラマ化しても面白そうですね。

  • あおちゃん
  • 2007/05/10 9:57 PM

こんにちは ガラスの仮面が好きなので読みましたが、ここまで臨場感溢れる感じとは思いませんでした 先が読みたいですね
飛鳥は、ガラス...と違い不思議系なところが恩田さんらしいかと思いました

■きりりさん
ガラスの仮面を読んでいたら、この本はもっと楽しめるとどこかのブログで読みました。
きりりさんは楽しい読書時間を過ごせたのでしょうね。
「中庭の出来事」がこの本の続編?という声もあるようですが、
是非恩田さんには「チョコレートコスモス」の全貌を明らかにして欲しいです。

  • あおちゃん
  • 2007/06/11 10:32 PM








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