2018/10

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「名もなき毒」宮部みゆき

名もなき毒タイトル:名もなき毒
著者  :宮部みゆき
出版社 :幻冬舎
読書期間:2007/03/23 - 2007/03/27
お勧め度:★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

「誰か」に登場した今多コンツェルンの娘婿・杉村三郎が登場します。でも、「誰か」を読んでいなくてもOKと思います。

社内報編集に従事する杉村三郎は、トラブルを起こして解雇されたアシスタント女性の身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生に出会う。「いいひと」杉村三郎は、否応なく二つの事件に巻き込まれていくのだが・・・。

連続毒殺事件よりも、アシスタント女性「原田いずみ」のインパクトが大きかったです。職歴や学歴を詐称する上に仕事に必要な能力がなく他人の意見も聞かない、問題が発生しても責任を誰かのせいにする、物を投げたり叩いたりなど暴力を振るう、人を貶める技には長けている、と周りにいたら絶対に関わりあいたくないタイプの女性です。どうしてこんなになってしまったのか・・・。誰しも少しは「毒」をもっていると思いますが、作中で書かれているように彼女のことを「普通の女性」とは思えませんでした。

「青酸カリの毒」、「土壌汚染の毒」、「心に潜む毒」と数々の「毒」が登場しましたが、やっぱり一番難しいのは「心に潜む毒」ですかね。もちろん青酸カリや土壌汚染も怖いですが、形が見えないだけに非常に怖い。

ほいほいといろんな事件に首を突っ込んで、それで何かにつけ自分の恵まれた環境を憂う杉村の主人公らしからぬ弱さと優柔不断さに、多々イラっとさせられますが、シリーズ本が出たら読んでしまうと思います。

+++++

【みなさまのご意見】


スポンサーサイト

  • 22:05
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


related search by amazon
comment

こんばんは!!そうですよね。
眼に見えないものが、一番こわいですよねえ・・。
それは、人間存在そのもののコワさにも繋がるような気もします。
人は、どこまでも綺麗にもなれれば、どこまでも恐ろしくもなれる。
その二面を、いつも宮部さんは深く書くなあと、感心します。

  • ERI
  • 2007/04/28 12:29 AM

こんにちは。
確かに、マスオさん探偵にはイライラさせられますね。
作者の術中に陥っているとはわかるのですが…。

やはりパンチ不足はまぬがれません。

■ERIさん
人間の毒を凝縮したのが「原田いずみ」でしたね。
ほんと怖いです。宮部さんの人間観察には恐れ入ります。

  • あおちゃん
  • 2007/04/30 11:15 PM

■bibliophageさん
こんばんは。
今後まだまだシリーズ展開していきそうですね。
杉村さんがどのようになっていくか(性格が変わるか!?)に注目してます。

  • あおちゃん
  • 2007/04/30 11:17 PM

■よっちゃん
こんばんは。
読み応えといった面では、これまで読んだ宮部作品に及びませんね。
ただ、日常系ミステリーと思えば、それなりに読める作品と思います。
いずれにしても、これから出る宮部作品も読むと思います。

  • あおちゃん
  • 2007/04/30 11:19 PM








preview on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

trackback

名もなき毒 宮部みゆき

青酸カリによって毒殺されるという連続殺人事件が発生。 ひょんなきっかけで、今多コンツェルンで社内報を編集している杉村三郎は、事件に隠された真相を探る事となった。 現代に潜んだ問題を絡めながら、無差別連続殺人事件の真相を探る長編ミステリー。 ミステリー

  • かみさまの贈りもの〜読書日記〜
  • 2007/04/27 9:11 AM

(書評)名もなき毒

著者:宮部みゆき 名もなき毒価格:¥ 1,890(税込)発売日:2006-08

  • たこの感想文
  • 2007/04/27 5:29 PM

名もなき毒 宮部みゆき

名もなき毒 杉村三郎は今多コンツェルンの社員であり、会長今多嘉親の娘菜穂子の娘婿である。 最近、原田いずみというアルバイトがトラブルを起こしており、身辺調査を行っていた。 その中で、北見という探偵の存在を知り、訪問する事になる。 そこには先客がおり、

  • 苗坊の読書日記
  • 2007/04/27 11:48 PM

名もなき毒 宮部みゆき 幻冬社

宮部みゆきさんは、やはりミステリーの女王ですねえ・・。 見事、と言わせてイタダキマス。 今日これを読み出して、私はご飯を食べるのめんどくさく なるほど没頭しまして、ほんとに一気読み。お昼はリンゴをかじった だけですませてしまった、という。 導入のうま

  • おいしい本箱Diary
  • 2007/04/28 12:25 AM

名もなき毒 宮部みゆき

装幀は緒方修一。装画は杉田比呂美。北海道新聞、中日新聞、東京新聞、西日本新聞、河北新報、中國新聞に主に2005年3月1日から実質約9ヵ月連載(時期違いあり)に加筆修正、最終章書き下ろし。 主人公で語り手の杉村

  • 粋な提案
  • 2007/04/28 12:54 AM

『名もなき毒』 逆玉探偵、杉村三郎

著者:宮部みゆき  書名:名もなき毒 発行:幻冬社 執拗度:★★★★☆ 前作 「誰か」 に続き、好い人である三郎氏が活躍。 <青酸カリによる毒殺事件の4人目の被害者が出た。その家族と知りあうことになった杉村三郎はその真相を知りたいと考えはじめる。一

  • 粗製♪濫読
  • 2007/04/28 9:49 AM

宮部みゆき 『名もなき毒』  もどかしさは残るが本来の宮部みゆき復活の予感

犬を連れ、散歩途中の老人がコンビニで買ったウーロン茶を飲んで悶絶死した。首都圏で発生していた無差別連続毒殺事件の4人目の犠牲者か。今田コンツェルンの社内報を編集する杉田三郎はこの犠牲者の孫娘である女子高生と知り合うことから事件に巻き込まれる。いっぽ

  • 日記風雑読書きなぐり
  • 2007/04/28 12:05 PM

名もなき毒 宮部みゆき

名もなき毒 ■やぎっちょ書評 とあるブックオフでこの本を見つけて価格を見てみたら、定価1800円のところが・・・なんと1600円で販売されていました。 家に帰ってからアマゾンのユーズドで注文しました! さてさて、宮部さんの現代モノですが前作の「誰か」に続い

  • "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
  • 2007/04/29 5:49 PM

宮部みゆき【名もなき毒】

宮部みゆきの現代ミステリーを新刊で買って読んだのは久しぶりだ。 いろいろなことを忘れてた。宮部みゆきの本を買うと、『大極宮』のパンフレットがはさみこまれてることとか。 (パンフレットによると大沢在昌はダイ

  • ぱんどら日記
  • 2007/04/30 12:16 PM

妄想キャスティング――宮部みゆき【名もなき毒】

んー。これは妄想キャスティングが難しい。 私の中では、「ビジュアル的に面白くて妄想キャスティングしやすい小説」があり、「妄想なしで文章を読むだけで心にじわじわ沁みる小説」というのもある。 【名もなき毒】は読

  • ぱんどら日記
  • 2007/04/30 12:17 PM

宮部みゆき【名もなき毒】続編予告。

2006年10月1日の「河北新報」朝刊の書評ページに宮部みゆきが登場し、【名もなき毒】続編について予告した。 以下の太字部分は、新聞記事からの引用。 「現代ものの探偵シリーズをいつか書きたいと思っていました。ゆ

  • ぱんどら日記
  • 2007/04/30 12:18 PM

名もなき毒 〔宮部みゆき〕

名もなき毒 ≪内容≫ どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。 それが生きることだ。 財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。 そこで出会ったのは、連続無差別毒

  • まったり読書日記
  • 2007/04/30 7:49 PM

宮部みゆき  名もなき毒

名もなき毒 宮部 みゆき どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒

  • マロンカフェ 〜のんびり読書〜
  • 2007/05/02 9:20 PM

「名もなき毒」宮部みゆき

「名もなき毒」宮部みゆき 巨大グループ企業の会長が義父、 な主人公は、社内報の編集をしている。 ある日、問題を起こしたアルバイト を解雇しようとするのだが、 さらに大きな問題が起き。。。 また、ひょんなことから 連続無差別毒殺事件の被害者と 知り合

  • 読書感想文 と ブツブツバナシ
  • 2007/05/11 10:41 AM

宮部みゆき「名もなき毒」

 飢えているのだ  それほど深く 飢えているのだ  その飢えが本人の魂を喰い破ってしまわないように  餌を与えなければならない  だから他人を餌にするのだ 何故私が、こんな嫌な思いをしなければならないのか どうしようもない怒りや憎しみ 自分のなかに

  • 聞いてあげるよ君の話を
  • 2007/10/31 2:25 AM