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「サマータイム」佐藤多佳子

サマータイムタイトル:サマータイム
著者  :佐藤多佳子
出版社 :新潮社
読書期間:2007/03/19
お勧め度:★★★★

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佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。友情じゃなく、もっと特別ななにか。ひりひりして、でも眩しい、あの夏。他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。鮮烈なデビュー作。

著者のデビュー作。表題作のほか「五月の道しるべ」「九月の雨」「ホワイト・ピアノ」の計四編が収録された短編集です。

小学五年生の少年・進、その姉・佳奈、同じ団地に住む左手のない少年・広一の三人の物語で、それぞれの編が主役を変えながら物語は展開していきます。背景に常に音楽が流れているようでとても心地よかったです。

どしゃ降りのプールでの衝撃的な出会い。進と佳奈の姉弟にとっても、広一にとっても、後の人生感を変えるほど意識が大きく変化します。おそらく当人たちはあまり気が付いていないのだろうけど、将来大きくなってこの出会いを思い出すのだろうなぁって思いました。すごいなぁ、こういう出会いって。

物語は年代を行きつ戻りつ進みますが、特に違和感はありませんでした。むしろ最後を読むとまた最初から読みたくなってしまったので、とても上手な構成なのかもしれません。

初読みでしたが、これからガンガン読みます。

+++++

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