200702
Sunday
この俺が、超赤字テーマパークを立て直す?!たとえ何にもしなくても、毎朝デスクにたどり着きさえすれば満点なのが、正しいお役所ライフのはずなのに…。最愛の妻に可愛い子供と過ごす優雅なアフター5はどうなっちゃうんだ?地方都市の村興しと権力闘争に翻弄される公務員の、可笑しくてやがて哀しき奮闘を描く「宮仕え小説」の傑作。
>素直に終わらず、こういう一捻りあるところが荻原さんの巧さなんだよなぁ
私もそう思いました(*^_^*)
爽やかなお父さん奮闘記でしたよね♪
■そらさん
子供の感想文がうまく使われていましたね。
お父さんが頑張る一つの原動力になってたのかも。
>素直に終わらず、こういう一捻りあるところが荻原さんの巧さなんだよなぁ
まだこの一冊しか読んでないので、この辺は分かりませんが、あおちゃん(「さん」は要らんよね)お気に入りの作家でしょうか、概ね評価が高いようですね。次は『噂』かなと思ってます。
それにしても、このデザイン、かっこいいねぇ。
■higeruさん
はじめまして。「あおちゃん」で結構です。
荻原さんの本はどれも面白いですよ。お気に入りの作家さんです。
ただ、読み始めたのは最近なので、割と新しい本はあまり読んでません。
「噂」、面白いですよ。あまり情報を入れずに読んだ方がより楽しめると思います。
>それにしても、このデザイン、かっこいいねぇ。
お褒めいただき、ありがとうございます!
標準テンプレートをちょこちょこっと変更しただけですが、自分でも気に入ってます。
こんばんは。役所の人たちの働きぶりや考えは正直腹が立ちましたが、テンポよく進んで面白かったですね。そしておっしゃるとおり、ハッピーエンドで終わり、ではなくて、最後にまた悲しい現実がつきつけられているところも上手いなあと思いました。
■masakoさん
お返事遅くなりました。m(_ _)m
荻原さんは笑いと泣きが絶妙なので大好きな作家の一人です。
直木賞、取れるといいなぁと思っています。
著者:荻原浩 メリーゴーランド価格:¥ 1,785(税込)発売日:2004-07
別掲の『神様からひと言』と同タイプの作品。『神様からひと言』がダメな民間企業を舞台にしていたのに対し、『メリーゴーランド』は腐り切った地方自治体(それともこれが標準的な姿なのでしょうか?)を舞台に、主人公の奮闘をコ
メリーゴーランド 東京の民間会社から故郷の駒谷市役所へ出向。そこでバブル時代に作られた、今は赤字続きのテーマパーク『アテネ村』の再建を任されるが、そこには古い体質で固められた独特の世界だった。。 「前例がない」などとにかく新しい事を拒む天下りの上
メリーゴーランド 荻原 浩 東京で働いた後、実家である駒谷に戻って地方公務員になった遠野啓一。お役所でおきらくな仕事をしていた遠野啓一が業績不振にあえぐテーマパーク「駒谷アテネ村」の推進室に出向になった。 初荻原さん。「明日の記憶」を読みたい
おもしろかった! 痛快なストーリー展開、個性的な脇役陣、ほろ苦い現実なんかを織り交ぜて、暖かい読後感が残ります。 ★★★★☆ こ、この俺が、超赤字テーマパークを立て直す?!――地方都市の村興しに翻弄され
○「メリーゴーランド」 荻原浩 新潮社 1785円 2004/7
最近、評者のクライアントに○○省というのがおられ侍る。毎月何回かは、地下鉄桜田門で降りて、その○○省へ出向き、ある国家機密的事項をコンサルしている。最近、その案件も煮詰まってきたので、そろそろ関係者を集めて説明会をしようという話になった。場所は、80
◎◎ 『なかよし小鳩組』 ◎ 『ハードボイルド・エッグ』 既読書評なしm(__)m ○ 『噂』 ▲ 『誘拐ラプソディー』 既読書評なしm(__)m ○ 『メリーゴーランド』 ◎◎ 『僕たちの戦争』 ○ 『明日の記憶』 ◎ 『さよならバースディ
今年は,今まで読んだことがない人の本を積極的に読んで行きたいと思っている。本年一冊目の三崎亜記に次いで,今回は荻原浩。 9年前にUターンし,生まれ故郷《駒谷市》役所に勤める啓一は,突然の出向を命じられる。新たな職場のミッションは,莫大な累積赤字を
「メリーゴーランド」荻原浩 とある地方都市で公務員の主人公は、 村が出資している 全く流行っていないテーマパークの 再建を担う対策室に出向することになる。 お気楽公務員をやってたはずが 次第に再建のため動き出して。。。 「企画」モノ・ガンバル父親
メリーゴーランド荻原 浩新潮社 2004-07-01 東京で働いていた会社を辞め、地方公務員として地元「駒谷」に帰ってきた遠野啓一、三十六歳。市役所で働いていた彼が出向させられたのは「駒谷アテネ村リニューアル推進室」。超赤字のこのテーマーパークを立て直すため奮
メリーゴーランド (新潮文庫)/荻原 浩 ¥620 Amazon.co.jp 過労死続出の職場を辞め、Uターンしたのが9年前。啓一は田園都市の市役所勤務。愛する妻に子供たち、あぁ毎日は平穏無事。……って、再建ですか、この俺が? あの超赤字テーマパークをどうやって?!
メリーゴーランド新潮社このアイテムの詳細を見る 今回は、荻原浩『メリーゴーランド』を紹介します。第3セクターのテーマパークを立て直すために、地方公務員の主人公が奮闘する話である。その姿は、見るのが痛々しい感じがする。この主人公は、強く言えない人だから