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「ダブル」永井するみ

ダブルタイトル:ダブル
著者  :永井するみ
出版社 :双葉社
読書期間:2007/01/15
お勧め度:★★★

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若い女性が突然、路上に飛び出し、車に轢かれて死亡した。事故と他殺が疑われたこの事件は、被害者の特異な容貌から別の注目を浴びることになった。興味を持った女性ライターが取材を進めると、同じ地域でまた新たな事件が起こる。真相に辿り着いた彼女が見たものは―。かつてない犯人像と不可思議な動機―追うほどに、女性ライターは事件に魅入られていく。新たなる挑戦の結実、衝撃の長編サスペンス。

若い女性が突然、路上に飛び出し、車に轢かれて死亡するという事件があった。事故と他殺の疑われたこの事件は、被害者女性の容姿−ひどく太った女性−から世間の注目を集めた。雑誌記者・相馬多恵は、この事件の興味を抱き、取材を進める。そして、一人の女性・柴田野々香にたどり着く。さらに取材を進めるうちに、最初の事件のすぐ近所で新たな事件−中年の男性が地下鉄の階段で転落死−が発生する・・・。

登場人物たちがみんな嫌なやつで誰一人にも気持ちが移入出来ず、冒頭からラストまで非常に嫌な気分が続きました。

容姿で判断してはいけないとは思うのですが、でもやっぱり第一印象って見た目となってしまうと思います。残念ながら。この本では、本来同情すべきである亡くなった二人に対して、犯人の視点ですが、いかに周りに迷惑をかけ、周りの人びとを不快にしているか(容姿も含め)が描かれています。

探偵役である多恵も、この事件の調査をするきっかけは、社内での自分の地位や評価を高めるためのものであって、決して被害者への同情や正義感からではありません。また、調査の末たどり着いた女性・野々香も、端からみれば幸せの絶頂期で望みをすべて手に入れたように見えているのに、その実は嫉妬深く独占欲が強い。何だか嫌なやつのオンパレードです。

ミステリーとしては、途中で犯人が読めてしまい、多恵および警察がどのように犯人に迫るのかを期待して読みましたが、はっきりと解決せず、含みを持たせたようなラストでした。犯人のあんな言い訳を、警察が鵜呑みにしちゃなんて・・・、信じられません。こんなに嫌な気持ちにさせたんだから、犯人を捕まえてすっきり終わらせて欲しかったです・・・。

まぁでも、裏を返せばこれほど嫌な気持ちにさせてくれる本は、それはそれですごい本なのかもしません。著者の本は初読みだったのですが、もう何冊か読んでみようかと思っています。

+++++

【みなさまのご意見】
待ち合わせは本屋さんでさん('07/02/26追加)


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永井するみ「ダブル」

「他人の不幸は蜜の味」

  • 待ち合わせは本屋さんで
  • 2007/02/24 7:42 PM