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「風が強く吹いている」三浦しをん

風が強く吹いているタイトル:風が強く吹いている
著者  :三浦しをん
出版社 :新潮社
読書期間:2007/01/06 - 2007/01/09
お勧め度:★★★★★

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箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。

寛政大学四年・清瀬灰二は銭湯からの帰り道、万引きした男の走りに目を奪われ、自転車で追跡。万引き犯は、四月から後輩になる蔵原走(かける)だった。灰二は、走に自分が住んでいるアパート・竹青荘を紹介し、空いていた部屋に住まわせることに成功。そして、走の歓迎会で、灰二は長年温めていた構想、箱根駅伝への挑戦を宣言した。

1,200枚の書き下ろし。直木賞受賞後の入魂作ですが、直木賞受賞作以上に素晴らしかった。もう大感動。出来ることなら、こっちで直木賞を受賞して欲しかったです。

灰二と走以外の八人の陸上素人が、優秀な指導者の下でぐんぐんタイムを伸ばしてゆく。いくら素質があるといっても現実的に考えて苦しい設定なのですが、細やかな情景・心情描写で、その苦しさを補って余りあるほどの感動を読み手に与えてくれます。箱根の予選会辺りから、ずっとどきどき感が止まらなくって、一気に読んでしまいました。

箱根駅伝は毎年必ず見てしまいます。臙脂色の"W"のユニフォームをついつい応援してしまいますが(出身大学というわけではない)、区間賞を取ったランナー、そして練習の苦労が報われずブレーキとなってしまうランナーそれぞれに拍手を送りたくなります。高校野球と同じく、一発勝負ってのが最大の魅力ですね。結果がどうあれ力の限りを尽くす姿は、本当に胸を打ちます。

予選会を勝ち残り、本線出場を果たした寛政大学の面々。それぞれ20kmという距離を走りながら、走ることの意味について思いを巡らします。だらだらとなりそうなところを絶妙な時間経過と共に読ませてもらって、緊張感が持続しました。走るたびに人間的に成長していった十人に待っていたラストとは・・・。彼らの得たものは、勝利以上に掛替えのないものでした。

走るのが苦手な僕ですが、この本を読むと無性に走りたくなります。運動不足で体重が増えてきているし、ジョギングから始めてみようかな。風を感じるには当分時間がかかりそうですが。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

こんばんわ^^TBありがとうございました。
私大好きです!この作品。
私も駅伝が好きで、予選会から見てます。
最初は甘いなって思ってしまったんですけど、本戦を読んでいて、こういう大学があるのも、良いかもしれないって、思いました。

  • 苗坊
  • 2007/01/30 9:48 PM

■苗坊さん
こんばんは。
今年の予選会はすごかったですよね。たった1秒差で出場できるかが決まるなんて・・・。
選手(マネージャー?)が泣き崩れるシーンを何度もテレビで見ましたが、
他人にその気持ちを表せる言葉はないでしょうね・・・。
読んだ時期もちょうどよくって箱根駅伝の感動を思い出させてもらいました。

  • あおちゃん
  • 2007/01/30 9:58 PM

こんばんは。

これは本当に目が離せない本でした。

ジョギングからでも始めようって思うのはすばらしい事です。
私は「脳内ジョギング」専門家です。

こんばんは!
10人それぞれがどんな思いを持って走っているのかがよくわかって、こちらまで熱くなれましたよね〜
今年の箱根駅伝はいつも以上に熱中して見ることが出来ました。

あおちゃん☆こんばんは
予選会をTVで見たときに、ポイントってのが良く分からなかったのですが、この本のおかげで分かるようになりました。(^^ゞ
マラソンよりも駅伝の方が熱くなれるのは、襷を渡すというところなのでしょうね。今年も予選会が楽しみです。(ずいぶん先の話だけど)

  • Roko
  • 2007/01/31 12:30 AM

■ななさん
こんにちは。
予選会を迎えてからは、どっぷりとのめりこんでしまいました。
自分が走ってるかのように緊張して、息苦しくって。
ジョギングは、何度かトライして三日坊主になっているので、
今度は続けたいなと思っています。
何かご褒美や道具が必要かもしれませんが・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/01/31 12:16 PM

■エビノートさん
こんにちは。
十人の性格などがわかってくると、表紙の言葉の意味がわかってきておもしろかったです。
駅伝を見る前に読み終わったのですね。僕は見てから読んだのですが、
興奮がよみがえってきて、それはそれで楽しかったです。

  • あおちゃん
  • 2007/01/31 12:18 PM

■Rokoさん
一人一人が20kmも走る箱根駅伝は、過酷さの点では他の駅伝と比べられませんね。
過去走った人の伝統を受け継いでいる襷の重みは、僕らには想像も及びませんが、
これからもずっと続いて欲しいです。

  • あおちゃん
  • 2007/01/31 12:21 PM

こんばんは。TBとコメントありがとうございました。
私も、予選会辺りから一気に加速して読みました。
この作品を読んでいたので、今年の箱根駅伝は違った意味でも楽しめました♪
また、こんな作品を読んでみたいものですね。

  • ゆう
  • 2007/01/31 8:24 PM

トラバありがとうございます。
カンドーでしたよね!!そして走りたくなりましたよね!!(それでも走らない生活を送り続けていますが・・・)
今年はこの本のおかげで箱根駅伝をさらに面白く見ることができました。
昭和記念公園で予選会が行なわれていることは知っていたんですが(けっこう地元なのです)、あんな様子だったんですね。
青春モノ、またしをんさんに書いて貰いたいです。

こんばんは。
面白かったですよね!!そして心を動かさせられました。
私は持久力も根性もない人ですが、ひょっとしたら自分も走れるのかもと思わせてくれるお話でしたね。まあ実際にはなかなかあれなんですが。
大満足の一冊でした。

■ゆうさん
こんにちは。
出場する選手たちの気持ちはこんななのかなぁと想像しながら読みました。
サポートする選手も含めて、戦っているんですよね。

>また、こんな作品を読んでみたいものですね。
はい、またこんな作品が読んでみたいです!

  • あおちゃん
  • 2007/02/02 6:51 PM

■tomekitiさん
一時期朝にジョギングをしていたのですが、寒くなってきて止めてしまいました。
これを読んで、また走りたくなっています。続けるには何か目標が必要だと思うけど・・・。

>けっこう地元なのです
僕の場合、昔は鶴見中継所、次に戸塚中継所、現在は平塚中継所に近いところに住んでいます。どんどん箱根に近づいています・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/02/02 6:56 PM

■ちきちきさん
灰二みたいな人がコーチしてくれたら、走ってみたいと思いませんか?
まぁ、軽くジョギングなんてことはなさそうですが・・・。
大満足で、誰にでもオススメできる一冊でしたね。

  • あおちゃん
  • 2007/02/02 6:57 PM

こんにちは。
本選の各人の走りの場面は、もう涙うるうるでした。
私は箱根駅伝をじっくり見たことがないのですが、来年は是非テレビ観戦したいと思います〜
TBさせていただきました。

  • EKKO
  • 2007/02/09 10:46 AM

■EKKOさん
箱根、面白いですよ〜。来年は是非観ましょう。
僕は早起きできず、いつも二区からです・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/02/10 7:09 PM

 こんばんは♪
 TBどうもありがとうございました。

 走りたくなりますよねー!
 これ読んだ人は、みんなそう思うんじゃないでしょうか^^
 ま、実際に走るまでに至るかどうかはともかく・・・^^;;

 あ、でも箱根駅伝は絶対見ます!!

■miyukichiさん
こんにちは。この本を読んでランニングシューズを買い、走りましたよ! 1週間くらいですが・・・。
買った後梅雨に入ってしまい、明けてから再開、と思ってますが、暑いからなぁなんて弱気になってます・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/07/23 6:49 PM








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