2017/03

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「クローズド・ノート」雫井脩介

クローズド・ノートタイトル:クローズド・ノート
著者  :雫井脩介
出版社 :角川書店
読書期間:2006/12/08 - 2006/12/09
お勧め度:★★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。はじめは手に取るつもりもなかったのに。そのノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は大きく変わりはじめる―。『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、2006年最初にして最高の物語。携帯サイトでの連載時から感動の声が続々。100万アクセスを突破した、切なく暖かい恋愛小説。

ミステリーと思って借りたのですが、帯を見たら"感動作"の文字。なんと実は恋愛小説でした。恋愛小説って苦手なんだよなぁって思いながら読み始めましたが、読み終わったときにはうるうるきていました。素直に感動しました。

主人公は、大学ではマンドリンクラブに所属し、文房具店に勤める香恵。ある日、クローゼットの中に一冊のノートと数枚の葉書があったことを思い出す。入居まもなく見つけたものだったが、持ち主が取りに来るかもと思い、そのまま放置、その存在を忘れていたのだった。ノートへの興味に耐え切れなくなり、ページをめくった香恵がそこに見たものとは・・・。

本作品の魅力は、なんと言っても伊吹先生の魅力に尽きます。今時こんな先生がいるのかってくらいに子供たちに対して愛情を注ぎ、一人一人を差別しない決め細やかな心配り。体調不良を押してまで、みんなの笑顔のために頑張る様子に胸打たれました。

そんな伊吹先生に香恵は憧れを抱きます。何になりたいという特別な目標を持たない香恵には、伊吹先生はとても眩しく見えたでしょうね。ノートには伊吹先生の恋愛話も書かれていて、文具店を訪れるイラストレーターに淡い恋心を抱いた状況も手伝って、香恵は伊吹先生と自分を重ね合わせていくのも無理はありません。

ノートを読み終えた香恵は、伊吹先生にノートを返しに行きます。そして、そこに待っていた事実とは・・・。また、イラストレータとの恋は・・・。今考えればベタベタの展開なのですが、恥ずかしながら全く気が付きませんでした。気が付かなかったから、これほどまでに楽しむことが出来た、とプラスに考えていますが。

この本を読むと、万年筆に興味が沸いてきますね。実は、買ったのにあまり使っていない万年筆が家に転がっています。また使い始めてみようかなぁと思ってます。

+++++

【みなさまのご意見】


スポンサーサイト

  • 21:30
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


related search by amazon
comment

これまでの作風とはがらりと変わった話でしたが、書かずにはいられなかったのがよく分かりますね。
ノートから溢れてくる思いに胸を打たれました

読みながらベタだなぁとは思ったんです。
それでもこれはいいんです!
やっぱり伊吹先生がいいですよね。

  • june
  • 2006/12/19 10:31 PM

伊吹先生素敵でしたね。
好きな人との距離に悩む気持ちや、体調が悪いのに子ども達に真剣に向き合うところ。

そして万年筆。
中学入学時に買ってもらったのですが、ほとんど使わずでした。
奥が深いんだなって思いました。

初めまして。
ノートの中の人物だけれど、伊吹先生の存在は大きかったですね。
そしてそんな伊吹先生の気持ちを汲んでやれる香恵も魅力的でした。
万年筆は私も持ってるので使いたくなりました。

ブログリストに登録させていただきましたので、よろしくお願いします。
文房具私も好きで1冊だけ文具エッセイを読みましたが、あおちゃんさんのレビュー本も読んでみたいです。

■エビノートさん
あとがきから雫井さんのこの作品に込めた思いが伝わってきましたね。
いやな人が出てこないので、読後感がすごくよかったです。

  • あおちゃん
  • 2006/12/20 3:04 PM

■juneさん
読んでる最中は、展開がまったく読めませんでした・・・。
伊吹先生、いいですよね。恋に悩む姿も好感がもてました。

  • あおちゃん
  • 2006/12/20 3:06 PM

■ななさん
万年筆って使い込むと手に馴染んでくるんですよね。
馴染む前に使うのをやめてしまったのですが、また使い始めたいなぁって思ってます。
伊吹先生に教わった子どもたちは、ずっと伊吹先生を忘れられないでしょうね。

  • あおちゃん
  • 2006/12/20 3:09 PM

■琉歌さん
こんにちは。
伊吹先生の存在感が際立っていましたよね。香恵があこがれる気持ちもわかります。
ブログリスト登録、ありがとうございました。こちらでも登録させていただきました。

文房具がお好きなのですね。
読んだ本の中では、和田哲哉さんの本が面白かったのでオススメです。

  • あおちゃん
  • 2006/12/20 3:26 PM

TBありがとうございます♪
この物語は、ほんとに素直に感動できました。
雫井さんが書かずにはいられなかった物語。
その衝動が文章にこめられていて、大きな力になって
いたように思います。思いは伝わりますね・・。

  • ERI
  • 2006/12/21 9:51 PM

■ERIさん
香恵になったかのようにノートにのめり込みました。
結末の予想など全くせず(というか思いつかず・・・)、最後には素直に感動しました。
次はどんな作品を届けてくれるのかととても楽しみです。

  • あおちゃん
  • 2006/12/24 12:38 AM

こんにちは^^
私も万年筆に興味を持ちました。
文具店とかにいって、見てみたいですね。
多分買いませんが^^;高そうなので。
香恵の気持ちにとても共感できましたし、私も一生徒として伊吹先生のノートを読んでいました。
素敵な作品でしたね〜

  • 苗坊
  • 2007/01/10 1:42 PM

■苗坊さん
僕が使っている万年筆は安いですよ。ラミーの「サファリ」ってやつ。
4000円くらいで買えます。
http://itoya-store.jp/store/ProductDetail.do?pid=lamy155-0001

いつかはもう少し高級なのが欲しいなぁと思ってます。

  • あおちゃん
  • 2007/01/11 11:26 AM








preview on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

trackback

(書評)クローズド・ノート

著者:雫井脩介 騙された!! 何だよ? 「香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通

  • たこの感想文
  • 2006/12/19 9:49 PM

クローズドノート 〔雫井脩介〕

この本、久々に徹夜して読みふけってしまいました。 クローズド・ノート 私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。 はじめは手に取るつもりもなかったのに。 そのノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は大きく変わりはじめる―。 『火の粉』『犯人に告ぐ』

  • まったり読書日記
  • 2006/12/19 10:15 PM

「クローズド・ノート」雫井脩介

クローズド・ノート ミステリーを書く方だと思っていたので、直球の恋愛小説に驚きました。そしてそれがまたよかったのです。ベタで展開が読めるんですが、それでもいいんです。胸の中がじわじわと暖かさで満たされました。 教育大に通い、マンドリンクラブの練習

  • 本のある生活
  • 2006/12/19 10:29 PM

「クローズド・ノート」雫井脩介

クローズド・ノート 雫井 脩介 大学生・香恵はマンダリン部に通い、大好きな万年筆を売っている文房具店でバイトする大学2年生。ある日クローゼットの奥で見つけた前の住人が忘れていったノートを見つける。 この本も色々な方のブログで見かけていました。だ

  • ナナメモ
  • 2006/12/19 10:58 PM

「クローズド・ノート」

『アパートのクローゼットに以前の住人が忘れていった1冊のノート。小学校の教師をしていた女性の日記だった。文具店で万年筆の担当を任された香恵がそこで接客した客、石飛隆作に次第に惹かれていく香恵。ノートに書き綴られていた女性の想い人に対する気持ちに励ま

  • BOOKCASE
  • 2006/12/20 9:03 AM

クローズド・ノート*雫井脩介

☆☆☆☆・ クローズド・ノート雫井 脩介 (2006/01/31)角川書店 この商品の詳細を見る 一瞬でも構わない。 これが一瞬でも、私は生きてきてよかったと言える―― 『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る2006年最初にして最高

  • +++ こんな一冊 +++
  • 2006/12/20 1:43 PM

クローズド・ノート [雫井脩介]

クローズド・ノート雫井 脩介 角川書店 2006-01-31 文房具屋でバイトをし、マンドリンサークルに所属するごく普通の大学生・香恵。ある日、クローゼットの片隅で、彼女が見つけた一冊のノート。前の住人が置き忘れたと思われるそのノートに書かれていたことは…。

  • + ChiekoaLibrary +
  • 2006/12/20 2:10 PM

クローズド・ノート 雫井脩介 角川書店

何の予備知識もなく、ただ 「あ、雫井脩介さんの新刊だ」と手にとって 「多分ミステリーだな」と思って読み始めたのだが、 これまでの雫井さんの作品とは、趣が違っていた。 ふと手にした、自分の部屋にあった、一冊のノート。 そこに綴られた思いが一人の女の子を

  • おいしい本箱Diary
  • 2006/12/21 9:46 PM

「クローズド・ノート」 雫井脩介

クローズド・ノートposted with 簡単リンクくん at 2006.11.30雫井 脩介著角川書店 (2006.1)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

  • 今日何読んだ?どうだった??
  • 2006/12/24 10:22 PM

「クローズド・ノート」雫井脩介

クローズド・ノート発売元: 角川書店メーカー: 角川書店価格: ¥ 1,575発売日: 2006/01/31売上ランキング: 15165おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/11/24 「火の粉」の著者だし、ミステリ作家だっていうイメージがあったし、 「火の粉」評価はワタシ的に

  • 本を読む女。改訂版
  • 2006/12/30 3:30 AM

クローズド・ノート 雫井脩介

クローズド・ノート 香恵は大学2年生。文具店でアルバイトをしている。 バイト先での万年筆フェアの時に出会った飛石隆作という男性の事が、気になるようになっていた。 彼と再会してから、香恵は彼に近づこうと努力するようになる。 前向きになれるようになったの

  • 苗坊の読書日記
  • 2007/01/10 1:37 PM

『クローズド・ノート』雫井脩介

忘れられたノートを開くとき――忘れられない想いに気づく 引っ越した部屋のクローゼットから、前の居住者が置き忘れたキャンパスノートを見つけた大学生の香恵。親友が留学してしまった寂しさから、ある晩、香恵は忘れられたキャンパスノートを開いてしまう。「伊吹

  • 本を読め、本を。
  • 2008/03/13 4:03 PM

クローズド・ノート<雫井脩介>−(本:2008年91冊目)−

クローズド・ノート 出版社: 角川書店 (2006/1/31) ISBN-10: 4048736620 評価:74点 ええ話です。 映画化されるのも道理です。 ただ、沢尻エリカに竹内結子はともかくとして、隆作役に伊勢谷友介というのは少し小説のイメージと違いすぎないか・・・。 マ

  • デコ親父はいつも減量中
  • 2008/07/04 12:44 AM

クローズド・ノート

クローズド・ノート (PC専用リンク) クローズド・ノート (携帯専用リンク) 価格:700円 著者:雫井脩介 セブン-イレブン受取りで手数料無料!セブンアンドワイ 総評:★★★★★+AA 読み終えて、私も伊吹先生の生徒になりたい!って思いました。

  • 朝を抱きしめて
  • 2009/02/02 3:23 AM