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「オートフィクション」金原ひとみ

オートフィクションタイトル:オートフィクション
著者  :金原ひとみ
出版社 :集英社
読書期間:2006/11/22 - 2006/11/25
お勧め度:★★

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私は何故こんなにも面倒な人間なのだろう-。オートフィクション(自伝風小説)を書き始める作家。それは彼女が殺した過去の記録であり、過去に殺された彼女の記録でもあった…。

22歳の女性作家・リンが、編集者に請われてオートフィクション=自伝的創作小説を描いていくというお話。22歳の冬から始まり18歳の夏、16歳の夏、15歳の夏と現在から過去へと遡る形の四つの章で構成されています。

作中の女性作家に、著者を重ねて読むことになると思います。それぞれの話はどれも短いですが、かなりショッキングな内容です。夫を愛するがあまり被害妄想に陥ったり、恋人の嘘に傷いて他の男と性交渉を持ったり、ギャンブル狂で暴力的な男との同棲したり。そして妊娠、中絶。たった20年ほどの人生なのに、浮き沈みがかなり激しいです。いや、沈んでばっかりかも。

根元にあるのは「寂しさ」なのでしょう。「私をもっと愛して欲しい」「私をもっと知って欲しい」という欲求が、少女の行動の根元にあります。年齢を遡るにしたがって、よりストレートに「寂しさ」が表現されてます。

ただ、作品半ばで上記のように結論付けてからは、同じことを手を変え品を変えて表現しているだけとしか受け取れませんでした。第一章は割と楽しく読めたのですが、中盤以降は読むのに若干の苦痛を伴いました・・・。

「蛇にピアス」は割りと好きだったんだけどなぁ。他の本に手を出すのが躊躇われる結果となってしまいました。

+++++

【みなさまのご意見】
聞いてあげるよ君の話をさん('06/12/06追加)
きつねの本読みさん('06/12/06追加)


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comment

こんにちは  
いわゆる作った自伝なので、何を伝えたいかっていうのはわからないけど
微妙なとこありながら、私は意外とおもしろいと思いました
ただ、なんでもかんでも男のことばかりが、不思議な観点だなって思ってしまったけど

あおちゃんさん、こんにちは。
昨今のギャルの生態とも取れる描写も多いですし、
読んでて痛い小説でしたね。
遡るほどに大人びて感じられて、孤独は人を幼稚化するのか?とも
思ってしまいました。

こんにちは。「やぎっちょのベストブック」のやぎっちょです。この度、Ciel Bleuの四季さんと一緒に本ブログのリンク集「ほんぶろ」を作りました。http://blog.livedoor.jp/honblo/
現在「やぎっちょブログ」の方のリンクをそのまま貼り付けていますが、より正確なブログの説明文などを登録フォームからお送りいただくよう皆様にお願いしています。http://form1.fc2.com/form/?id=152350
運良くライブドアの「本が好き!」企画にリンクを貼っていただき、既に読者が流れてきています。皆様のブログも見てもらえるようお手伝いできれば幸いです。
私の名前のリンクにメールアドレスを記入していますので、わからないことなどあれば遠慮なくお尋ねください。
ご協力いただけると私も四季さんもとてもうれしいです。よろしくお願い致します。本文に関係のないコメント失礼致しました。

  • やぎっちょ
  • 2006/12/06 2:03 AM

■きりりさん
こんにちは。
巷での評判は結構いいんですよね。僕の読み方が浅いのかなって思いました。
「なんでもかんでも男のことばかり」ってところが、僕が思う「同じことを手を変え品を変えて表現」ってことに通じていますね。なぜこうなるのか僕も不思議です・・・。

  • あおちゃん
  • 2006/12/06 7:00 PM

■きつねさん
こんにちは。
僕が最初から最後まで感じていたのは、「リンは自分のことが嫌い」なのだなぁってことです。
あと、他人にあれこれと求めすぎ。寂しさの裏返しなのでしょうけど。

>遡るほどに大人びて感じられて、孤独は人を幼稚化するのか?
今思い出すと確かにそのように書かれていたかもしれませんね。意図的なのかな?

  • あおちゃん
  • 2006/12/06 7:22 PM

■やぎっちょさん
ご連絡ありがとうございます。
後ほど登録してみますね。
ブログの輪が広がるのが楽しみです!

  • あおちゃん
  • 2006/12/06 7:24 PM








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  • 聞いてあげるよ君の話を
  • 2006/12/05 11:35 AM

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