2018/06

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツタイトル:アーモンド入りチョコレートのワルツ
著者  :森絵都
出版社 :角川文庫
読書期間:2006/11/10 - 2006/11/13
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。

ピアノの調べに乗せて綴られる三編の短編集。表題作のほか「子供は眠る」「彼女のアリア」が収録されています。

どの編も少年・少女から大人へと一歩成長をしようとしている年頃を描いています。児童文学出身だけあって(本書も児童書?)、繊細な子供心を書かせるとうまいですね。それぞれが抱えている悩みを、日常生活からの気付きから自力で解決していく姿がとても好感が持てました。

表題作「チョコレート入りアーモンドのワルツ」は、インパクトあるタイトルですが内容は微妙。とても魅力的な日々の出来事が書かれていたとは思うのですが・・・。今一つわかりにくかったです。

それに比べて、他の二編はどちらも良かった。「子供は眠る」は、毎年夏休みに別荘に集ういとこ5人のお話。何に対してもリーダーシップを取る章に対するみんなの行動もよく理解できるし、章の気持ちも理解ができました。自分の気持ちを隠さずぶつけた事で、彼らの絆はより深まったのではないでしょうか。次に再会したときの姿が見てみたいです。

「彼女のアリア」は、不眠症の男の子と虚言癖のある女の子のお話。一週間に一度の貴重な時間を大切に思うあまり、お互いに言いたいことを言えない辛さがひしひしと伝わってきました。言えないことからすれ違ってしまい、ここまま卒業を迎えると思いきや・・・。二人とも、やさしいなぁ。とても気持ちのいいラストでした。これが最後に収録されていればよかったのに・・・。

+++++

【みなさまのご意見】


スポンサーサイト

  • 20:05
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


related search by amazon
comment

おはようございます。TBありがとうございました。
私も同感ですね。
表題作はちょっと微妙でした。
でも、他の2作品は良かったですね〜。
「彼女のアリア」は私も好きです。
2人がとってもほのぼのしていて、ラストもかわいらしかったです^^

『アーモンド入り…』
私も、おんなじことを思った\(^o^)/
あとの2つは、少年少女の心の機微が繊細に描かれていて、とても好感持ちました。
確かに、再会したときの彼らを見てみたいな〜なんて思います♪

表題作も好きだしいいとは思うんですが、
読んでいてちょっと気恥ずかしかった覚えがあります。

  • june
  • 2006/11/26 10:08 PM

■苗坊さん
「彼女のアリア」、よかったですよね。
そんなこと、信じちゃうの?って純粋ではない僕は思ってしまいましたが・・・。
とてもきもちのいいラストでした。

  • あおちゃん
  • 2006/11/26 10:44 PM

■そらさん
ですよね〜。同じこと思いますよね〜。
ほかの2つは良かったですね。それぞれの気持ちがすーっと入ってきました。

  • あおちゃん
  • 2006/11/26 11:04 PM

■juneさん
「アーモンド〜」は、大人の世界をちょっと垣間見た、ということなのでしょうか。
伝えようとしたことが今ひとつ理解し切れませんでした。雰囲気はすきなのですが・・・。

  • あおちゃん
  • 2006/11/26 11:13 PM








preview on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

trackback

アーモンド入りチョコレートのワルツ 〔森絵都〕

アーモンド入りチョコレートのワルツ ≪内容≫ ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、 少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、 行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚

  • まったり読書日記
  • 2006/11/25 8:33 PM

■ アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都 

アーモンド入りチョコレートのワルツ森 絵都 角川書店 2005-06-25by G-Tools 3つのピアノ曲をもとにした3つの短編。もともとは児童文学だったようですが、大人が読んでも、いい本です。文庫落ちした表紙、すごく素敵。好みだな。 森さんらしく、どれも、大人と子

  • 本を読んだら・・・by ゆうき
  • 2006/11/25 8:53 PM

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツ 「子どもは眠る ロベルト=シューマン<子どもの情景>より」 恭、智明、ナスとじゃがまる。そして章の5人の従兄弟たちは、毎年夏休みに章の家の別荘で、2週間を過ごす。 恭が中学生になり、どうして1番年上の章があんなに

  • 苗坊の読書日記
  • 2006/11/26 8:43 AM

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都

硬いガラスのような短編集。 ★★★★☆ この本を貸してくれた友達に感謝です。 「永遠の出口」を読んで、私は森さんとは波長が合わないものを感じていたので、彼女が貸してくれなかったら、絶対にこの作品を読もうとは

  • 日だまりで読書
  • 2006/11/26 1:04 PM

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森 絵都 3つの短編。 「子供は眠る」シューマン<子供の情景> 「彼女のアリア」バッハ<ゴルドベルク変奏曲> 「アーモンド入りチョコレートのワルツ」サティ<童話音楽の献立表> 中学生が主人公。無邪気な子供が大

  • ナナメモ
  • 2006/11/26 9:41 PM

アーモンド入りチョコレートのワルツ

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都 中学生を主人公とした3つの話が、ピアノの調べに乗せて描かれています。残念だったのは旅先で読んだこと!第1話の「子供は眠る」は、夏休みに旅先で読むのにぴったりだったのですが、無性に「子供の情景」が聴きたくてた

  • 本のある生活
  • 2006/11/26 10:07 PM

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都

クラッシックのピアノ曲を話に折込ながら、多感な時期にある子供達のエピソードを描く短編。 夏休みに少年達だけで別荘で過ごす物語、虚言癖がある少女と不眠症の少年の物語、少し変わったピアノ講師と少女の心温まる物語の3編。 どの物語をとっても、揺れ動く繊細な

  • かみさまの贈りもの〜読書日記〜
  • 2006/11/27 2:51 PM

『アーモンド入りチョコレートのワルツ』森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツ森 絵都角川文庫2005-06-25by G-Tools 十三・十四・十五歳。きらめく季節は静かに訪れ、ふいに終わる。シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲のやさしい調べにのせて、多感な少年と少女の二度と戻らない「あのころ」に語りか

  • ひなたでゆるり
  • 2006/12/06 9:56 PM

『アーモンド入りチョコレートのワルツ』森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツいせ ひでこ、森 絵都 他 (1996/10)講談社この商品の詳細を見る 十三歳・十四歳・十五歳―。季節はふいに終わり、 もう二度とはじまらない。 シューマン「子供の情景」、バッハ「

  • まろ茶らいふる
  • 2007/01/13 12:49 AM

アーモンドチョコレートのワルツ 森絵都

アーモンド入りチョコレートのワルツ この本はCiel Bleuの四季さんにオススメいただきました。ありがとうございました。 ■やぎっちょ書評 森絵都さん初読です。 今月は薄い本な気分&高校生恋愛な気分だったけど、その両方を満たしてくれました。(高校生恋愛

  • "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
  • 2007/08/01 7:47 AM