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「金春屋ゴメス」西條奈加

金春屋ゴメスタイトル:金春屋ゴメス
著者  :西條奈加
出版社 :新潮社
読書期間:2006/11/07 - 2006/11/08
お勧め度:★★★★

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300倍の難関を潜り抜け、日本から江戸国へ入国を果たした大学生の辰次郎。連れは、元外資系金融勤務の時代劇オタク松吉(NY出身・24歳)&28ケ国を渡り歩いた海外旅行マニアの奈美(25歳)。身請け先は、容貌魁偉、冷酷無比、極悪非道、厚顔無恥、大盗賊も思わずびびる「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった!ゴメスは、辰次郎に致死率100%の疫病「鬼赤痢」の謎を追えと命じる―。第17回日本ファンタジーノベル大賞・大賞受賞作。

舞台は日本の中の「江戸」。現在の日本に鎖国体制をひいた「江戸」が存在している。そこに入国を果した大学生の辰次郎は、大盗賊も恐れる「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守に身請けされることとなった。入国倍率300倍にもかかわらず、1度目の応募ですんなり入国できた辰次郎に課せられた任務とは一体?

いきなり設定に驚かされました。舞台は江戸なのに、時代は現代。芝浦埠頭から船に乗って入国できます。入国するといきなり服を着替えさせられ、携帯などのデジタル機器を取り上げられ・・・。こんな舞台を設定できるなんてすごい発想力です。さすがファンタジー大賞受賞作!

登場人物たちもとてもいいんですよね〜。馬込寿々なんてかわいい名前から想像もつかない長崎奉行「金春屋ゴメス」や一緒に江戸に入国を果した時代劇オタクの松吉、岡っ引きたちもそれぞれいい味を出しているし、もう一人の長崎奉行・粟田のひょうひょうとした態度とかもいい! 中でも、やっぱり金春屋ゴメスが強烈でした。

ただ文句があるのは謎解きの部分。辰次郎の記憶が戻ることが頼りの展開なので、どうしても都合が良すぎと感じてしまいます。中盤に感じたもたつき感も、それが原因だったかもしれません。終盤はスピード感があって一気に読めただけに、ちょっと残念です。

読み始めたときには、文明が発達している都会から、わざわざ電気もない、医学も発達していない江戸に行く理由は一体なんだろうと思っていましたが、なんとなく住みたくなる理由がわかりました。現代の田舎暮らしとはまた意味が違うように思いました。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

こんにちは〜 いや〜面白かったです
登場人物達もいいですね 現代に江戸があって考えさせる部分がありました
私も粟田が好きです なかなかいい味だしてますね

■きりりさん
粟田のひょうひょうさが好きです。
次作でもいい味出してますよ。

  • あおちゃん
  • 2007/02/05 9:15 PM








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trackback

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