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「ウエンカムイの爪」熊谷達也

ウエンカムイの爪タイトル:ウエンカムイの爪
著者  :熊谷達也
出版社 :集英社文庫
読書期間:2006/09/29
お勧め度:★★★★

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北海道で撮影旅行中の動物写真家・吉本はある日、巨大なヒグマに襲われ、九死に一生を得る。彼を救ったのは、クマを自在に操る不思議な能力を持つ謎の女だった。その女を捜し求める吉本が見たものとは?野性と人間の壮絶な闘いを通して、生命の尊厳と自立を描いた傑作。第十回小説すばる新人賞受賞作。

「邂逅の森」で第131回直木賞を受賞した著者のデビュー作。本作で第10回小説すばる新人賞を受賞しています。ちなみに荻原浩著「オロロ畑でつかまえて」が同時受賞作。

「邂逅の森」へと繋がる熊をモチーフにしたお話。本来交わることのない野生の熊と人間。無計画な山野開発により住処を失った熊たちが、街へ降りてきて食料を漁るといった話は、ここ最近よくニュースで見聞きするようになりましたね。熊と格闘して投げ飛ばしたおじさんの話は笑い話としてよく取り上げられますが、実際自分が遭遇したら・・・。笑ってなどいられません。この話はそういった現代への熊谷さんなりの警鐘と受け取りました。熊だけではなく、その他多くの野生動植物に対しても同じことが言えるのではないでしょうか。

序盤の熊との遭遇シーンや謎の女による救出シーンは非常に緊迫感があり読み手を引きつけますが、中盤から後半にかけてはややトーンダウン。ラストもあっさり終わった感が否めませんが、これまで(少なくとも僕は)見かけたことがなかったテーマを題材としていて、とても興味深いです。「邂逅の森」が出版されるまでに何冊か熊を題材とした本があるようなので、手を伸ばしてみようかと思います(しばらく先になりそうですが・・・)。

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「ウエンカムイの爪」(熊谷達也著)

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  • たりぃの読書三昧な日々
  • 2006/10/23 8:42 PM