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「キサトア」小路幸也

キサトアタイトル:キサトア
著者  :小路幸也
出版社 :理論社
読書期間:2006/09/16
お勧め度:★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


色を失くした僕と、時間を失くした妹たちが海辺の町をかけめぐる日々。僕らの心の中にある、世界のほとりの物語。

初読みだった「東京バンドワゴン」がとてもよかったので、新刊にも手を出してみました。読み始めるまで知らなかったのだけど、ジャンルはヤングアダルトになるのでしょうか。子供ばかりでなく大人も楽しめるファンタジーです。

タイトルの「キサトア」って何?と思っていたら、キサとトアという双子の名前だったのですね。日が出ている間しか起きられないキサと日が沈んでからしか起きられないトア。二人の病気を治すため、日の出と日の入りが見える海辺の街に引っ越してきた一家と、街の人々との交流を描いたお話です。

出てくる人物がみんな魅力的で読んでいてもぜんぜん飽きません。色がわからない病気を持っているけど芸術家としての才能を持っているキサとトアの兄・アーチは、二人の妹を大切に思う、強く優しいお兄さん。風の動きを読むことが出来る「風のエキスパート」の父・フウガ。「水のエキスパート」のミズヤ、子供が大好きなアケミママとその姪のユーミは、話の中心を支えます。子供たちは明るくて純情で子供らしい子供、大人たちはそんな子供たちを優しく見守ります。こんな街があるなら、僕も住んでみたいです・・・。

そんな素敵で夢のような街にも、環境問題や人間関係、噂に左右される人々の弱さ、金のなる木に群がる大人の汚さといった、現実の世界でも目にする問題が発生しています。それに対し、信じることの大切さや環境への配慮など著者のメッセージが端々に書かれていて、不思議な空気感が漂う中にも、考えさせられる部分もありました。

読後は爽やかで、そよ風が吹き抜けてゆく感じでした。表紙もとても爽やかでGood!

+++++

【みなさまのご意見】
本を読んだら・・・さん
ぼちぼちさん
+ChiekoaLibarary+さん
ナナメモさん
おいしい本箱Diaryさん
+++こんな一冊+++さん
粋な提案さん
流石奇屋さん('07/01/05追加)
読書三昧さん('07/03/02追加)
しんちゃんの買い物帳さん('07/07/09追加)
<花>の本と映画の感想さん('07/08/07追加)


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comment

TBありがとうございます。
なんかもう凄い好きな本なんですよ〜
私もこんな町に住んでみたい!!

TBありがとうございました!!
この街には、私も行ってみたいですよ。海風が吹き抜けるような爽やかな物語でしたね。この物語にこめられている優しさって、とても大切なことのような気がします。

■ちきちきさん
街のみんなが暖かくて、よそ者でも受け入れてもらえそうですよね〜。
なんかもう凄く好きだって気持ち、わかるような気がします。

  • あおちゃん
  • 2006/10/16 8:06 PM

■ERIさん
表紙のような街だったらすてきでしょうね〜。
この本には、胸を打つようなあたたかい言葉がたくさんありましたね。

  • あおちゃん
  • 2006/10/16 8:27 PM

こんにちは。
静かですが温かみのある本でしたね。
それにラストが爽やかで癒されちゃいました。

■しんちゃん
児童書だけど、大人も楽しめますよね。
とても心地よい本でした。

  • あおちゃん
  • 2007/07/09 9:12 PM








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trackback

キサトア

『キサトア』小路幸也(理論社) もうすごく好き。 すごく幸せな気分になれたしやさしい気持ちになれてよかった。 多分ジャンル的にはヤングアダルトになるんだと思うんですが、これはね、「いい本いい本、読んでー」ってのとはちょっと違って、もう私が!も

  • ぼちぼち。
  • 2006/10/14 11:37 PM

「キサトア」小路幸也

キサトア 小路 幸也 夏になると夏向嵐(かこらし)が吹き荒れる海辺の街。5年前にお母さんが亡くなり、日の出と日の入りが見えるこの地に、風のエキスパートのお父さんと双子の姉妹キサトアと一緒に引っ越してきたアーチ。アーチの周りで起こる1年間の出来事

  • ナナメモ
  • 2006/10/15 1:26 AM

■ キサトア 小路幸也

キサトア 小路 幸也 理論社 2006-06 読んでみるまで知らなかったのですが、児童文学でした。児童文学らしくファンタジックな雰囲気の本でしたが、大人が読んでも、好きになれると思う。出てくる人たちがとにかく温かくて、心に残るたくさんの言葉がちりばめられた

  • 本を読んだら・・・by ゆうき
  • 2006/10/15 1:35 AM

キサトア、小路幸也

装画は木内達朗。装丁は守先正。 『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二十九回メフィスト賞を受賞、作家デビュー。主な作品『Q.O.L』『そこへ届くのは僕たちの声』『HEARTBEAT』『ホームタウン』『東京バンドワゴン』な

  • 粋な提案
  • 2006/10/15 2:11 AM

キサトア*小路幸也

☆☆☆☆・ キサトア小路 幸也 (2006/06)理論社 この商品の詳細を見る 少年アーチはふたごの妹と父親の4人家族。病気で色の識別ができないが、物づくりが得意。海辺の町に越してきて5年、家族は平和に暮していた。やがてアーチはコン

  • +++ こんな一冊 +++
  • 2006/10/15 8:23 AM

キサトア 小路幸也 理論社

さわやかな風が吹き抜けるようなファンタジー。 ちょっとナウシカの風の谷を思い出してしまうような。 なんだか素直に、ここに出てくる人たちのやさしさを受け止められる。 この「カンクジョー」に滞在して、朝日と夕日を眺めながら風に吹かれて みたくなります。

  • おいしい本箱Diary
  • 2006/10/15 10:50 PM

キサトア [小路幸也]

キサトア小路 幸也 理論社 2006-06 目が悪くて色の区別がうまくできないけれど、小さな芸術家である少年アーチ。ふたごの妹・キサとトアと「風のエキスパート」である父親と、海辺の町に暮らす彼ですが…。 児童書…になるのでしょうか。いや、でももう(こんな)

  • + ChiekoaLibrary +
  • 2006/10/23 1:43 PM

「キサトア」 小路幸也 2007-001

2006年の最後はトカジ本でしたが、2007年の最初は小路氏でございます。(あまり意味なし) ということで、「キサトア」読了しました。 amazonリンク 小路 幸也 キサトア 出版元 理論社 初版刊行年月 2006/06 著者/編

  • 流石奇屋〜書評の間
  • 2007/01/02 1:50 AM

キサトア

キサトア 小路 幸也 なんか絵本みたいなイメージの小説。 表新の蒼い色がピッタリとくるみたいな。 ウチの図書館では児童書として扱われていたけど、近頃児童書っていうカテゴリがちょっとわからなくなってきている。 児童書っていうからには児童のみなさんに

  • 読書三昧
  • 2007/03/02 12:50 PM

「キサトア」小路幸也

キサトア小路 幸也 (2006/06)理論社 この商品の詳細を見る 水平線に昇る朝日と沈む夕日がおなじ場所で見られ、夏には夏向嵐が吹く海辺の町。 アーチと双子の妹たちはお父さんの仕事で、この町へと5年前に引越しをしてきた。 彼ら

  • しんちゃんの買い物帳
  • 2007/07/07 4:18 PM

本「キサトア」

キサトア 小路幸也 理論社 2006年6月 (児童文学) <風のエキスパート>のフウガ氏が、家族のアーチ、キサとトアと共に<巨人の腕>の管理研究員として、ユードロの丘の元・診療所に、引っ越してきてから、5年が経とうとしていた。僕(アーチ)は、病

  • <花>の本と映画の感想
  • 2007/08/05 12:44 PM