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「R.P.G.」宮部みゆき

R.P.G.タイトル:R.P.G.
著者  :宮部みゆき
出版社 :集英社文庫
読書期間:2006/09/14 - 2006/09/16
お勧め度:★★★

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住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー!
久々に宮部さんの本。インターネットの掲示板上で作った「擬似家族」の父親役である所田良介が殺害され、その謎に二人の刑事が迫ります。

一人は「模倣犯」の武上刑事、もう一人は「クロスファイア」の石津刑事。それぞれの事件からしばらくの後という設定で、作中にそれと思わせる会話が出てきますが、その二作を読んでいなくてもまったく問題はありません。実際、僕も読んでいません・・・。話はほぼ取調室内だけで展開され、武上刑事と石津刑事は当初打ち合わせた通りのシナリオで犯人を追い詰めていきます。

描写は細かく読み応えはあるのだけど、犯人を追い詰める緊迫感はあまり感じられませんでした。話の展開であっという間に犯人が分かってしまったからかも。推理小説としては、今ひとつ物足りなさを感じます。それより、擬似家族を構成する人たちの心情描写に感心しました。顔が見えるけど心が見えない家族より、顔が見えないけど心が見える擬似家族に惹かれてしまう人たち。家族間の会話の大切さが身に染みます。

本書は割と地味な存在だと思うけど、気軽に読めること、著者の描写の確かさを感じ取れることから、著者の作品の入門書としてはよいかなぁと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
ぶっきLibrary...さん
たこの感想文さん
のほほんの本さん('07/02/10追加)


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comment

【みなさまのご意見】が2つとは、意外と読まれていないのですね。宮部みゆきの入門書、というのはそのとおりかもしれませんね。

■乃太郎さん
そうですねぇ。割と読まれていないようです。やっぱり地味なのかな。
重くもなく軽くもなく、気楽に読めて、描写はしっかりしてるので、
初宮部本としては最適かなぁと思います。

  • あおちゃん
  • 2006/10/14 9:17 PM

こんばんは〜。
私は『模倣犯』も『クロスファイア』も読まずにこの本を読んだので、最初刑事さんたちの関係がよくわからなかった覚えがあります。
これだけ読んでも勿論本筋のストーリーはわかりますけど、裏事情を理解していると更に番外編的にも楽しめて一石二鳥だったのかな・・・とも思いました。

■tomekitiさん
文庫本の裏表紙に「"模倣犯"の武上刑事と"クロスファイア"の石津刑事が登場」のようなことが書いてあったので、それだけで人間関係を推測しました。"模倣犯"と"クロスファイア"に興味が出たので、逆の順番でもそれはそれでよかったのかなぁと思っています。

  • あおちゃん
  • 2006/10/18 6:56 PM








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trackback

(書評)R.P.G.

著者:宮部みゆき 会社員が殺害された。被害者・所田良介はネット上に擬似家族を作っ

  • たこの感想文
  • 2006/10/12 6:13 AM

R.P.G. (宮部みゆき)

宮部作品の中でのこの作品の位置づけはよく分かりませんが、『理由』『模倣犯』に比べてはるかに楽しめる作品でした。野球の投手じゃないけれど、力んだ全力投球よりも、力を抜き気味にしてスムーズに投げた方が球に威力が出る

  • ぶっき Library...
  • 2006/10/12 11:24 AM

宮部みゆき『R.P.G.』

宮部みゆき『R.P.G.(ロールプレイングゲーム)』 集英社 2001年8月25日発行 ネット上の擬似家族の“お父さん”が殺害された。 3日前の殺人事件との遺留品が同一とのことから合同捜査本部がしかれる。 家族の絆とは何なのか? 取調室を舞台に、ネット上の

  • 多趣味が趣味♪
  • 2006/10/17 10:11 PM

R.P.G.

宮部みゆき『R.P.G.』(集英社 2001) 評価:★★★★☆ 家族の話。 ネット上で家族を作っていた「お父さん」役の男が殺された。 果たして犯人はネット上の家族なのか?はたまた別の人物か?? 僕はこういうストーリー好きです。 犯人をロジカルに追い詰

  • のほほんの本
  • 2007/02/09 1:05 PM