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「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん

まほろ駅前多田便利軒タイトル:まほろ駅前多田便利軒
著者  :三浦しをん
出版社 :文藝春秋
読書期間:2006/09/12 - 2006/09/14
お勧め度:★★★

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東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。

第135回直木賞受賞作。三浦さんの本は初読みです(「格闘するものに○」を購入してましたが、図書館本を先に読書)。ブログの書評も(ほぼ)一切読まず、三浦さんの作風についても一切情報を入れず、まっさらな状態での読書でした。

東京の外れに位置するまほろ市(おそらく町田市)で営業している「多田便利軒」という便利屋が舞台。行天に対し、指を怪我させたという負い目を持っている便利屋店主・多田は、泊まる所もなく行き倒れていた行天を仕方なく自分の家へ泊めます。一晩泊めてすぐに追い出すはずが、なぜだか行天を助手として雇う羽目に・・・。その後、次々に舞い込む依頼を、多田と行天が次々に解決してゆきます。

過去に離婚を経験して、子供に関する暗い記憶のある多田は、そのことが影響してか、潔癖で慎重でやや屈曲した性格。一方、行天は計算なのか天然なのかわからないけど、思ったことをストレートに行動するタイプで、一見悩みなんてなさそう。しかし、実は子供がいて、しかも複雑な家庭事情。

飄々としながらも、何だか物悲しさが漂う行天の過去を払拭するストーリーかと読み進めましたが、まったくの逆で多田の中にある暗い過去を行天が癒す(?)ストーリーと分かりました。滑稽さや暖かさのこもった依頼を片付けていく話をメインに、過去のわだかまりを解いてゆく二人。

割と重い話を、軽くて読みやすく仕上げている点に著者の力量が伺えますが、残念なことに読後はそれほど印象に残っていません。ストーリーは楽しめたのですが、実は挿絵が気になって深く入り込めませんでした。文中から受ける多田、行天のイメージと、挿絵が大きくかけ離れていたもので・・・。行天を「見た目だけはいい男」としていた辺りで少々興醒めだったのですが、挿絵でさらに印象悪化してしまいました・・・。

この本からは、少女漫画っぽさを感じました(挿絵からも内容からも)。似たようなテイストの作品はおそらく自分には合わないような気がします。今後三浦さんの本を読むときは、内容も一応確認してからにしようかなぁと思っています。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

こんばんは。
TBありがとうございました。
挿絵も良し悪しありますよね。
イメージが固まってしまって、それ以上の想像ができなかったり。
逆に、あおちゃんのおっしゃるように、全くイメージと重ならなかったり・・・
この作品の場合、よかったんでしょうか?いらなかったんでしょうか?(笑)

  • ゆう
  • 2006/10/02 11:16 PM

TBありがとうございます。
こういうハードカバーの本で挿絵があるのって珍しいですよね。
私はそんなには気にならなかったんですが(ってかあんまり覚えてない)確かに少女漫画な作品なのかもしれません。

私も1章目読んだ後、挿画を見て自分の中の多田と行天像を修正しました。

こんばんは!
しをんさんの作品読まれたんですね。
挿絵は私はライトノベルを読み漁っていた人間なので全然気にならなかったですね。おお、いい男♪と思っただけ(笑)
ただその登場人物を個々の人が思い浮かべて読む、という楽しさはなくなってしまうのだろうなーと思います。
しをんさんの作品では最近読んだ『白蛇島』が私的に一番よかったです。

■ゆうさん
挿絵はできれば当たり障りのないものにしてほしいです。
登場人物の印象は文中から掴み取りたいものですから・・・。
気にならない方も多いと思いますので、僕がなれていないせいかもしれませんね。

  • あおちゃん
  • 2006/10/04 2:09 PM

■ちきちきさん
少女漫画風であることが悪いとは思いませんが、
あまり格好いい人ばかり登場するのもどうかと思いますね。
作品全体に漂う"きれいさ"が、ちょっぴり気になりました。

  • あおちゃん
  • 2006/10/04 2:14 PM

■ななさん
僕は修正がうまくいかず・・・。最初から最後まで戸惑いました・・・。

  • あおちゃん
  • 2006/10/04 2:27 PM

■tomekitiさん
「白蛇島」がおススメなんですね。
次は最新作を読もうと思ってましたが順番が随分先となりそうなので、
チェックしてみます。ありがとうございました!

  • あおちゃん
  • 2006/10/04 2:29 PM

TBありがとうございました。
少女マンガっぽさ、というのはあるでしょうねえ。
世代的にも三浦さんは強い影響をうけておられるでしょうし、マンガマニアでおられるようですし。私もマンガ大好きなんで、そこにはあまり引っかからないんですが、確かに挿絵は私の二人のイメージとずれるところもあったんで、無理矢理脳内で変化させて読みました。
特に男性には、??でしょうね。なるほど、と思いました。

■ERIさん
三浦さんの作品には、自分に合いそうなもの、合わなそうなものが
分かれているっぽいので、みなさんのブログでの感想を読んで
参考にさせてもらうもうと思っています。

  • あおちゃん
  • 2006/10/08 12:07 AM

あおちゃん☆おはようございます。
確かに挿絵がねぇ(^^ゞ
本って読む人それぞれのイメージがあるので、具体的な挿絵ってのはいらないと思います。
せっかくストーリーが面白いのにね。

  • Roko
  • 2006/10/10 7:54 AM

■Rokoさん
最後まで挿絵の印象を消せませんでした。
イメージって大切ですね。また別の本にチャレンジします。

  • あおちゃん
  • 2006/10/11 9:56 PM








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