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「新参教師」熊谷達也

新参教師タイトル:新参教師
著者  :熊谷達也
出版社 :徳間書店
読書期間:2006/08/23 - 2006/08/25
お勧め度:★★

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安藤亮太。42歳。損保会社支社長から中学の数学教師へ。楽勝と思えた教師生活に暗雲発生。彼を窮地に陥れた怪文書の犯人は誰か?探偵を雇って見えてきたのは…。

「邂逅の森」で山本周五郎賞と直木賞を同時受賞した熊谷さんの最新刊。「邂逅の森」しか読んでないけど、あまりにもマタギのイメージが強かったので、内容の違いにびっくりしました。

勤めている民間企業の業績が落ちてきているのを機に、早期退職して教員となった主人公が、これまでの仕事とは違う「社会の常識が通用しない場所」で奮闘する様を描いたお話です。

教員の仕事の大変さはうっすらとわかっていたものの、想像以上に大変な職場だと感じました。日々の授業には生徒の興味を引くために趣向を凝らし、部活の顧問になれば休日返上。生徒が浮かれている修学旅行では、裏でネゴを取ったり、寝ずに巡回したりと休む暇がありません。先生の奇行ばかりがマスコミでクローズアップされてますが、ストレスの多い職場だなと思わずにはいられません。かといって、奇行は許せませんが・・・。

作中で主人公の親友が指摘している通り、ほとんど生徒に関する話題がないのが気になります(ラストへの布石となっていますが・・・)。教師の仕事を描きたかったのだろうと推測しますが、少々残念な展開です。

また、途中から主人公に嫌がらせをする犯人探しへと展開してますが、登場する探偵が、奥田英朗さんの精神科医・伊良部を一回り小物にしたような二番煎じのキャラで目新しさがなく、全体のストーリーから見ても浮いているような気がしました。

この手のお話なら、奥田英朗さんとか荻原浩さんの方が巧いし、読み応えもあると思います。たった2冊しか著作を読んでないので、こんなことを言うのは失礼かもしれませんが、熊谷さんの得意分野は、東北の自然とそれに立ち向かう人々を描いた、どっしりと深みのある物語ではないでしょうか。

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