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「東京バンドワゴン」小路幸也

東京バンドワゴンタイトル:東京バンドワゴン
著者  :小路幸也
出版社 :集英社
読書期間:2006/08/16 - 2006/08/17
お勧め度:★★★★

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下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。
隣接して喫茶店を経営する古書店「東京バンドワゴン」が舞台の下町大家族物語。

齢80歳間近の店主・堀田勘一以下、息子で伝説のロッカー・我南人(がなと)、その子供・紺、青、藍子、そして紺の妻の由美、その子の研人、藍子の娘・花陽(かよ)、と4世代8人が同居しています。何度か出てくる食事のシーンが印象的で、誰が誰に話しているかわからないけど、話がつながっていて面白い。おそらく大皿に盛られた料理を、奪うようにして食べながら話をしているんだろうなぁと想像しながら読んでました。

青は我南人の愛人の子だったり、藍子は未婚の母だったりと、堀田家の人間関係も複雑だったりしますが、それを感じさせない家族のつながり。あったかいなぁ。ここに、お店のお客であるTI社長や外人の絵書き、元刑事などが絡んできて、登場人物は軽く10人を超えちゃいますが、混乱もせず苦もなく読みこなせました。個性の書き分けが丁寧だったからかも。

大家族にありがちな「プライベートのなさ」を感じなかったのもよいです。個人は個人として尊重しつつも、何か問題があったらみんな集まって知恵を出し合う。家族の問題解決には時間を惜しまない。現代社会で失われた家族の絆が、ここにはまだあるのだなぁ。

日常のちょっとした不思議な出来事をメインに、そこに人情話が加わって、ちょっと胸を打つ結末を迎える話の数々。話の語り手が勘一の妻・サチ(故人)で、のんびり穏やかな神の目線だったのがとても成功していて、全編に漂うあったかい雰囲気を演出しています。

我南人の口癖通り、「Love」にあふれた物語。おそらく続編がでるでしょうねぇ。次も期待したいと思います。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

あおちゃん☆こんばんは
大家族ってそれだけで魅力的ですよね。(#^.^#)
やっぱり Love だよね!

  • Roko
  • 2006/09/01 11:54 PM

TBありがとうございました。
そうですね、個人を尊重して、ちゃんと距離をとりつつも、お互いを思いやって暮らしている感じがとってもよかったです。
続編はやく読みたいですね♪

  • ERI
  • 2006/09/02 9:29 PM

TBありがとうございました。なんかすっきりしたかっこいいサイトですね。
確かに登場人物多かったけど全然迷わなかったです。続編が楽しみだ!

■Rokoさん
大家族、楽しそうですよね。
二人兄弟なのですが、もっと兄弟がいたらなぁと思うことはあります。

  • あおちゃん
  • 2006/09/04 2:48 PM

■ERIさん
深く干渉しないけど、互いに思いやっているってのがよかったです。
続編、早く読みたいですね〜。

  • あおちゃん
  • 2006/09/04 2:50 PM

■ちきちきさん
はじめまして。
試行錯誤の末、こういうデザインになりました。褒めていただき、うれしいです!
登場人物が多いし、まだまだいろんな話が飛び出してきそうですよね。
続編が楽しみ!

  • あおちゃん
  • 2006/09/04 2:52 PM

あおちゃんさん、こんばんは♪
ご無沙汰しております。
TBありがとうございました。
年に1冊づつぐらい続けて書いてほしい作品ですよね。
読者もなんとなくくつろげる作品だと思います。

あと、たくさんご投票いただきました第5回新刊グランプリの通常投票が迫ってます。第6回ともどもよろしくお願いします。

■トラキチさん
このシリーズは、ほんと年一くらいでライフワークのように続けて欲しいですよね。
新刊グランプリ、僕にしては頑張って新刊を読んだんじゃないかと思います。
第六回も引き続き参加させていただきますので、こちらこそよろしくお願いいたします。

  • あおちゃん
  • 2006/09/07 9:59 PM








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