2018/10

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

沼地のある森を抜けてタイトル:沼地のある森を抜けて
著者  :梨木香歩
出版社 :新潮社
読書期間:2006/08/07 - 2006/08/11
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


始まりは「ぬか床」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を伝える書下ろし長篇。
久しぶりによくわからない本でした・・・。感想を書くのが難しいです。間違いがあったら、ご指摘ください。

叔母が亡くなり、先祖伝来のぬか床を受け継いだ久美。あるときぬか床の中に卵を発見、数日後には卵から透明な少年が出現する。姿がはっきりしていくにつれて、どうもその少年はどこかで会ったことがあるような気がしてきて・・・。ぬか床を手にしてから起こる不思議な現象。それは、自分の生い立ちと出生の秘密につながるものだった・・・。

序盤はとても楽しく読めました。現実と非現実の狭間を久美と一緒にふわふわと漂ってました。卵から生まれた少年をあっさりと受け入れる久美。そもそもぬか床から卵なんておかしいのに、そんなことには驚きもしない。微妙な感覚のずれにくすっと笑いが漏れます。次にぬか床から生まれたカッサンドラは、怨念の塊。物も長生きすれば生霊となるというし、こっちは割とあっさり納得できたんだけど、それにしてもぬか床に怨念が溜まるとは・・・。で、そんなぬか床からできたぬか漬がおいしいなんて皮肉。

こういったぬか床にまつわるエピソードが続くのかと思いきや、男性性を否定した風野さんの登場とか風野さんが飼う不思議な生き物の話とかぬか床を故郷に返すなんて話が出てきて、ジェンダーや人類の創造なんかに発展。ここら辺から、話が大きくなりすぎて、だんだん着いていけなくなりました。

わからないなりに言いたかったことをまとめると「連綿とした生命の神秘を考えると、所詮人間なんてちっぽけな存在である」ってことでしょうか?んー、違うような気がする・・・。機会があったら再挑戦してみようと思います。

+++++

【みなさまのご意見】


スポンサーサイト

  • 21:08
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


related search by amazon
comment

TBありがとうございました。
難しい本でしたよね。わたしも、わかりませんでした。
この本を絶賛している方が時々いらっしゃいますが、それは、たいてい、
妊娠・出産の経験がある女性のようです。
わたしは未経験ですが、一応女性のはしくれなので、
その、「わからないなりになんか言いたかったこと」が、
なんとなく、わかっちゃいそうな部分がなきにしもあらずです・・・です。
理解するものではなく、女性ならではの感性で感じる作品なのかもしれませんね。

妊娠・出産の経験有りですが、私もやっぱり理解していないと思います。
ぬか床から出てくる卵。自分の家のぬかからも出てこないものかと、毎日丁寧にかき混ぜてしまいます。

難しい本ですよね〜!同感です。
でもなんというか、ストーリーがくっきりしていて起承転結があって…というのとは違った意味で、ただこう、この雰囲気を感じて浸れれば、この本はそれでいいのかなぁとも思ったりしました。(自己弁護?)

■ゆうきさん
>理解するものではなく、女性ならではの感性で感じる作品なのかもしれませんね。
僕も女性ならではだと感じていました。梨木さんならでは、といったほうがいいのかな。
男性が同じような内容のことを書いたら、もっと硬くてキツイ表現になっていたと思います。

  • あおちゃん
  • 2006/08/29 5:26 PM

■ななさん
おぉ、ぬか床をお持ちですか。
怨念や情念を貯めぬよう、ストレス発散はぜひ読書で!(笑

  • あおちゃん
  • 2006/08/29 5:28 PM

■chiekoaさん
やっぱりみんな難しいと感じているのですね。
雰囲気を感じ取れればいいんですよね。僕もこの感じは嫌いじゃないです。
他の本も不思議な雰囲気を持っているのでしょうか。ちょっと手を伸ばしてみようと思います。

  • あおちゃん
  • 2006/08/29 5:32 PM

あおちゃん☆こんばんは
この、何だか分からない感じを楽しみながら読みました。(#^.^#)
このストーリーでは「ぬか床」だったけど、それが裏山だったり、押入だったり、鞄の中だったりしたらどうなるんだろう?なんて考えちゃいまいした。
よく分からないけど、何だか好きだなぁって感じです。

  • Roko
  • 2006/08/29 10:58 PM

■Rokoさん
みんな難しいといっていて、自分だけじゃないんだとちょっと安心してます(笑
そうなんです、なんだか好きなんです。というわけど、他の作品も読んでみます。

  • あおちゃん
  • 2006/08/31 1:27 AM








preview on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

trackback

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

沼地のある森を抜けて 先祖伝来のぬか床がうめくのです。そしてその中から人が出てくるのです。ずいぶんと突飛な発想だし、ホラー?って感じなので、どんな風に展開していくのか、想像もつきませんでした。でもこれが後半、生命の壮大な物語に変わっていくのです。そ

  • 本のある生活
  • 2006/08/28 10:02 PM

沼地のある森を抜けて

沼地のある森を抜けてposted with amazlet on 06.05.

  • ついてる日記?
  • 2006/08/28 11:33 PM

● 沼地のある森を抜けて 梨木香歩

沼地のある森を抜けて梨木 香歩 新潮社 2005-08-30by G-Tools 亡くなった叔母から、先祖代々の家宝であるぬか床を受け継いだ、久美。ある日久美は、そのぬか床の中に、青い卵があるのを見つけます。その卵が孵ると、幼馴染によく似た男の子が生まれて、そして・・・と

  • 本を読んだら・・・by ゆうき
  • 2006/08/28 11:46 PM

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

沼地のある森を抜けて梨木 香歩主人公の久美は独身。亡くなった叔母から、マンションとともに先祖伝来というぬか床を受け継いだ。 「気に入らない人に手入れされると呻く」と言われているぬか床。ある日、中に不思議な卵らしきものが出来た。久美とぬか床。男を捨てた風

  • ナナメモ
  • 2006/08/29 9:41 AM

沼地のある森を抜けて [梨木香歩]

沼地のある森を抜けて梨木 香歩 新潮社 2005-08-30 一人暮らしをしていた叔母を亡くした久美。彼女が叔母から引き継いだものはマンションの部屋と、代々伝わってきた「家宝」のぬか床だったのですが…。 なんだか、読み始めたときと、読み終わったときと、全く違う

  • + ChiekoaLibrary +
  • 2006/08/29 11:53 AM

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

沼地のある森を抜けて発売元: 新潮社価格: ¥ 1,890発売日: 2005/08/30売上ランキング: 101665おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/06/27 なんか、30歳過ぎてからしみじみと、子どもが欲しくなった。 昔は自分に自信のない私は、自分そっくりの子どもが

  • 本を読む女。改訂版
  • 2006/08/30 12:59 PM

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩

「沼地のある森を抜けて」梨木香歩(2005)☆☆☆★★ ※[913]、国内、現代、小説、幻想、生命 ネタバレ?ありなのかなぁ。未読者は注意。 「家守綺譚」[ http://blogs.yahoo.co.jp/snowkids1965/11777750.html ]、「村田エフェンディ滞土録」[ http://blogs.yahoo

  • 図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜
  • 2006/08/30 1:29 PM

「沼地のある森を抜けて」 梨木香歩

沼地のある森を抜けてposted with 簡単リンクくん at 2006. 4.21梨木 香歩著新潮社 (2005.8)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

  • 今日何読んだ?どうだった??
  • 2006/09/03 8:56 PM

沼地のある森を抜けて*梨木香歩

☆☆☆☆・  はじまりは、「ぬか床」だった。  先祖伝来のぬか床が、うめくのだ――  だいじょうぶだ。世界は終焉を迎えない。  どんな形を取っても、何かに形を変えても、伝わってゆく何かがある。  生命

  • +++ こんな一冊 +++
  • 2006/09/04 11:39 AM

沼地のある森を抜けて 梨木香歩

沼地のある森を抜けて ■やぎっちょ書評 梨木さんの小説(エッセイ以外)は全部読んだと思っていたのに、まだあった!うわわ。 それにしてもこのところ、自分の好き好き作家さんばかり読んでいるから、なんか精神的に安定しているというか、楽。 この本はなんかも

  • "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
  • 2007/12/07 1:45 AM