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「チーム・バチスタの栄光」海堂尊

チーム・バチスタの栄光タイトル:チーム・バチスタの栄光
著者  :海堂尊
出版社 :宝島社
読書期間:2006/07/19 - 2006/07/20
お勧め度:★★★★★★

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東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇り、その勇名を轟かせている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

これは面白い! 五つ星を越えて六つ星あげちゃう!

これが処女作とは思えないほど巧みな筆致と現役医師ならではの細かな描写。内容が専門的であればあるほど独自色は高まるけれど、読者に理解させるのは困難になるはず。しかし、物語の語り手に医師でありながら畑違いの医師・田口を持ってくることで、登場人物たちに易しい言葉で医学用語を説明させ、簡単に壁をクリアしています。

で、このまま田口を探偵役として問題が解決するのかと思いきや、あっさり次の事件が起こり、強烈な個性を持つ白鳥の登場。やや鼻につくキャラクターながら、田口とのコンビが絶妙です。やっぱりキャラクタ設定って大事だなぁと感じずにはいられません。白鳥の計算済みの発言と奇行に、笑わせられたり、そういうことかと納得させられたりで、ぐいぐいと最後まで読ませられます。

トリックは、医師の心理の裏をついた巧みなモノ。犯人の心情、動機などの書き込みが薄いように感じますが、全体的な出来の前には重箱の隅をつついているようなものでしょう。犯人の刑が意外と軽く終わりそうな結末に、医療裁判の難しさも感じさせてくれました。

今年読んだ本の中では間違いなくNo.1。誰にでも自信を持ってオススメできる一冊です。未読の方は、早く読んでください!

+++++

【みなさまのご意見】
粗製♪濫読さん
本のことどもさん
りょーちの駄文と書評さん
ぶっきLibrary...さん
図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜さん
本を読んだら・・・さん
本のある生活さん
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マロンカフェ〜のんびり読書〜さん('06/08/17追加)
ひなたでゆるりさん('06/08/19追加)
itchy1976の日記さん('06/08/21追加)
プリンに抹茶と生クリームさん('06/09/25追加)
本を読む女。改訂版さん('06/10/27追加)
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comment

こんばんは。

本好きブロガーさんのところでよく見かけた表紙の黄色。
そんな風によく目にする本は外れれう事はないんですよね!

田口と白鳥だけでなく、病院の一人ひとりのキャラが細かくて
すごく楽しかったです。

■ななさん
みなさんからは随分遅れてしまい、同じタイミングで盛り上がれなかったのが残念です。
感想も内容がわからない程度に読ませてもらって期待していたのですが、期待以上でした。
すでに次回作の構想もあるとのこと(どこかの記事で読んだ)。発売日は知りませんが、今から楽しみです。

  • あおちゃん
  • 2006/08/15 9:07 PM

うむむむ。個人的には、いまひとつというのが、正直な感想でした。デビュー作としてはこなれているし、キャラもたっているのですが、少なくともある文学賞の「大賞」としては、どうなのかな、というのがぼくの感想です。
逆に「大賞」でなければ、もっと評価できたのかもしれないと思うところもありです。
とはいえ、評価が分かれるというのも、ある意味、それだけの力(ちから)を持つ作品故なのかもしれません。
意見は違いますが、敢えてTBさせていただきました。
こういう作品は、色んな人に読んでもらって、感想を聞きたいものです。

■すのさん
こんばんは。
デビュー作でこれだけかけるのはすごいなぁと思うし、たくさん書いてもここまで書ける人はいないのではとも思います。その点から十分大賞に値する作品ではないかと感じました。
すのさんが引っかかっている点もわかりますが、ミステリよりエンタメに重点を置いていると考えれば(著者の真意はわかりませんが)、目をつぶれるのではないでしょうか。
ミステリとして読むか、エンタメとして読むかで評価が分かれるのかもしれませんね。

  • あおちゃん
  • 2006/08/15 11:50 PM

いろいろブログで注文つけても、時間を忘れて一気に読める本、というのは貴重な存在ですね。これもそんな一冊でした。
それにしても、今年読んだ本の中でNo.1とは、かなりの高評価ですね!

こんにちは。
この作品は、とにかくよく考えられている、という印象です。
キャラも強烈過ぎて大爆笑しました。

■乃太郎さん
自分の好きな分野にハマッた感じです。わかりやすいのも大好きですし。
いい読書時間を過ごせました。

  • あおちゃん
  • 2006/08/16 7:43 PM

■bibliophageさん
白鳥はすごいキャラでしたね。田口とのコンビで、ちょうどアクが抜けていい感じでした。
次も医学モノ? いまから楽しみです。

  • あおちゃん
  • 2006/08/16 7:49 PM

これは、本の好きな人にも、日頃読まない人にも
どちらにも薦めやすい1冊だと思います。
おもしろかったです。
次は、氷姫と白鳥のコンビでしょうか?
院長と師長のエピソードも知りたいし、
続編が楽しみです。

  • june
  • 2006/08/16 10:34 PM

■juneさん
氷姫と白鳥のコンビだったら、わざわざ医学モノにしなくてもいいかもしれませんね。
でも、桐生兄弟のその後とか、いろいろ知りたいです。
いつ出るか知りませんが、続編がほんとうに楽しみですね。

  • あおちゃん
  • 2006/08/17 10:53 AM

こちらでははじめまして〜 TBさせていただきました♪

病院長にマコリンもいいキャラなのにこの1回きりの登場じゃもったいないなぁと思っていたんですけど、同じ病院で何度も何度も事件がおきるのも大変ですし・・・
あ〜でも氷姫と白鳥のコンビだったら医学物じゃなくても大丈夫ですよね。続編が待ち遠しいです。(^^)

■板栗香さん
こんばんは。TBどうもです。
確かに同じ病院、医者が何度も事件に巻き込まれるのは、それはそれで異常事態ですよね。
ちらりと姿をあらわすように書いてもらえると、おまけのようでうれしいかも知れませんね。
続編、いつでるんでしょう。ゆっくり待つことにします。

  • あおちゃん
  • 2006/08/17 9:56 PM

あおちゃんさん、こんばんは!
お久しぶりです。
私もこれ大好きです(*^-^*)
ミステリとしては弱い部分がありますが、それを気にさせない
魅力がそこここにあって充分に堪能しました。
続編、私も心待ちにしている一人です。
TBさせていただきました。

■リサさん
こんにちは。ごぶさたしてます。リサさんも大好きでしたかっ。
魅力ある登場人物たちとスピード感あふれる展開が魅力的ですよね。
続編、いつなんでしょうね。出たらおそらく即購入です。

  • あおちゃん
  • 2006/08/19 9:08 PM








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