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「劫尽童女」恩田陸

劫尽童女 タイトル:劫尽童女
著者  :恩田陸
出版社 :光文社文庫
読書期間:2006/05/15 - 2006/05/17
お勧め度:★★★

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父・伊勢崎博士の手で容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。彼ら親子は、属していた秘密組織「ZOO」から逃亡していた。そして、七年を経て、組織の追っ手により、再び戦いの中へ身を投じることに!激闘で父を失った遥は、やはり特殊能力を持つ犬・アレキサンダーと孤児院に身を潜めるが―。殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か。

タイトルは、「コウジンドウジョ」と読みます。劫尽火−すべてを焼き尽くす地獄の炎−の童女という意味でしょうか。

父・伊勢崎博士の手により、特殊な能力を持って生まれた遥。父娘は秘密組織「ZOO」を抜け出し、逃亡生活を送っていた。必死にその行方を追う「ZOO」の面々。遥は、同じく特殊な能力を持つシェパード犬・アレキサンダーと共に「ZOO」と対峙する。

幼い時期こそ自分の特殊能力を受け入れていた遥ですが、成長するにつれ、なぜ自分にこんな能力があるのかに悩み苦しみます。他人と異なることによる不安と孤独。目の前で繰り広げられる残酷な出来事の数々に、特殊な力を持ちながら無力感に苛まれる遥が哀れです。

物語展開の妙で一気に引き込まれ、序盤から中盤までは面白く読み進めました。しかし、その後はどんどん話が大きくなってついていけなくなり、よくわからないままラストを迎えました。結局、話のタネをたくさんばら撒いたのはいいけれど、逆に話を広げすぎて、深みのないものとなったという感じかも。アレクサンダーとかうまく使えばもっと面白い話になっただろうに、とちょっともったいなかったです。

SFミステリーで得意なジャンルなはずですが、微妙に外れかなぁと感じました。

+++++

【みなさまのご意見】
+ChiekoaLibrary+さん
たりぃの読書三昧な日々さん
たこの感想文さん
+++こんな一冊+++さん
苗坊の読書日記さん
ご本といえばblogさん('06/11/10追加)
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!さん('07/02/02追加)
奥さまは149cmさん('07/07/20追加)
デコ親父はいつも減量中さん('07/09/03追加)


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comment

こんにちは。
TBありがとうございました。
私もちょっと好きになれない感じでしたね。
遥がかわいそうでした。
大人に振り回される人生なんて、辛いですよね。
最後が、ちょっとだけ救いでしたけど・・・。

■苗坊さん
こんにちは。序盤は結構引き込まれたんですけどね。尻つぼみでした。
伊勢崎博士の目的がよくわからず、それに振り回される遥がかわいそうでしたね。

  • あおちゃん
  • 2006/06/13 12:17 PM








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trackback

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