2018/04

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「スモールトーク」絲山秋子

スモールトークタイトル:スモールトーク
著者  :絲山秋子
出版社 :二玄社
読書期間:2006/05/08
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


「じゃ、回り道してやろうぜ。どうせこの世の全てが回り道なんだ」 6台のクルマをめぐる、回復と喪失の物語。車好きの楽しめる小説。さらに書下ろしエッセイ、徳大寺有恒との対談も収録。
2004年5月から自動車雑誌「NAVI」に連載されていた連作短編小説。雑誌の内容にちなみ、車にまつわる短編で全6編収録されています。40手前の絵描きの女性・ゆうこと、その元彼である音楽プロデューサー・本条の再会から別れまでを描いており、本条が乗っている車が毎回異なるという設定。

絲山さん自身がフィアット乗りということもあってか、出てくる車は全部外車で、しかも一般庶民には手の届かないような高級車ばかり。具体的に挙げてみると、TVR Tuscan、Juguar X8、Chrysler Crossfire、SAAB 9-3 Cabriolet、Aston Martin Vanguish、Alfa Romeo Alfa GT、そしておまけとしてRX-8。TVR Tuscanは、西部警察のロケ中に起こった人身事故で一躍有名になったので知っている方もいるでしょう。コストパフォーマンスを売りとする日本車と違い、存在そのものに意味があるような車が登場します。出てくる車のことを知らなくても十分に楽しめると思いますが、やはり知っていた方が楽しめるかなぁと。

倦怠感の漂う文章はいつもの著者の文章そのもの。業界人のイメージそのものの本条と、そんな男と付かず離れずの関係を繰り返しているゆうこ。すべてにだらしない男と、それを拒絶できない女を書かせたら、著者の右に出るものはいないのではないかな。車に男、そして人生を重ねて、ばさばさと言い捨ててゆくゆうこの言動が心地よく、それに対する本条の受け答えが軽快なテンポで進みます。

横書きということもあり多少読みにくい点と巻末の対談であまり話が噛み合っていない点が気になりましたが、途中途中に挟まれたエッセイもあって十分に楽しむことが出来ました。


スポンサーサイト

  • 20:35
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


related search by amazon
comment








preview on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

trackback

RX-8チューニング

RX-8のチューニング情報です。

  • カーログ[CarLog]
  • 2006/08/24 5:58 AM