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「犬はどこだ」米澤穂信

犬はどこだタイトル:犬はどこだ
著者  :米澤穂信
出版社 :東京創元社
読書期間:2006/04/29 - 2006/05/05
お勧め度:★★★★

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何か自営業を始めようと決めたとき、最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。そこで調査事務所を開いた。この事務所“紺屋S&R”が想定している業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。それなのに、開業した途端舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして―いったいこの事件の全体像は?犬捜し専門(希望)、二十五歳の私立探偵・紺屋、最初の事件。『さよなら妖精』で賞賛を浴びた著者が新境地に挑んだ青春私立探偵小説。
クドリャフカの順番」の次に手に取った米澤さんの本はこれ。

主人公は紺屋長一郎25歳。アトピー皮膚炎が原因で銀行を辞め、地元で犬探し専門の調査事務所を開く。しかし、思いとは裏腹に友達の紹介で転がり込んできた仕事は、疾走した女性探しと古文書の調査。意図したものではなかったけれど、友達の紹介ということもあり断りきれずに引き受けることとなる。相棒は、昔から探偵に憧れを持っていたという高校の後輩・半田平吉、通称ハンペー。全く異なると思われた2つの調査依頼、実は微妙に接点を持っていて・・・。

紺屋とハンペーの視点から書かれた章が交互に並ぶ構成。読者は途中で2つの調査の接点を見つけることが出来るのだけれど、当人たちはなかなかそれに気が付かず。いつ気が付くのかとヤキモキしながら読み進めました。上に立つものとしては部下の仕事の内容を把握すべきだし、部下はちゃんと報告すること。その大切さがよくわかります。

ハードボイルド風なのですが、ややライトで文章自体は読みやすい。事件の小ささと紺屋長一郎の精神状態を吐露する部分がちょっと気になる(話のスケールが小さい)のですが、それでも設定自体は十分に楽しむことが出来ました。ラストの展開にもちょっと驚いたし、もやもやしたラストもそれはそれでOKでした。

登場人物たちが魅力的なので続編を希望します。次は本当に犬を探すとか!?

追記:なんで突然オロロ畑が出てくるの!?

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

TBありがとうございました。
私はこの本がきっかけで「オロロ畑」を読みました。
是非続編を書いてほしいですよね〜

  • EKKO
  • 2006/05/27 11:32 PM

■EKKOさん
米澤さんの公式HPに、発売時期未定ですが続編の情報が記載されていました。
タイトルは「流されないで(仮)」。東京創元社から出版されるようです。
ゆっくり待ちたいと思います。

http://www.pandreamium.net/

  • あおちゃん
  • 2006/05/29 1:37 PM








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trackback

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