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「グランド・フィナーレ」阿部和重

グランド・フィナーレタイトル:グランド・フィナーレ
著者  :阿部和重
出版社 :講談社
読書期間:2006/04/10 - 2006/04/11
お勧め度:★★

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「神町」そして、ふたたび…。土地の因縁がつなぐ物語。終わりという名のはじまり。表題作「グランド・フィナーレ」ほか三篇を収録。第132回芥川賞受賞作。
第132回芥川賞受賞作。著者の作品は初読みになります。過去3度芥川賞にノミネート、4度目の本作で念願かなったわけだけど、これで受賞しちゃっていいの?というのが正直な感想。

主人公の沢見は、幼児に対し愛情以上の情を感じ(いわゆるロリコン)、職権を利用してヌード写真を撮影、転売するなどしていたところ、妻にばれて離婚。地元東根市神町に戻り、家業の文房具店で働き始める。友人から演劇の監督を依頼され、過去のこともあり断ろうと考えていたところ、少女2人にどうしてもと懇願され、結局引き受けることとなる。ある時ひょんなことから、少女らが自殺を計画していることを知る。その後の沢見の行動とは・・・。

過去の行動を悔い、更生に向かうのかと思いきや、沢見は自分が悪いとは露ほども感じていないようです。会うことも禁じられる愛娘に再会するために、友人を利用してあがき続ける姿は見苦しくて気分が悪い。そもそも主人公をロリコンとしてしまうのが必要だったのかに甚だ疑問が残ります。

それ以上に疑問なのはラスト。話が完結していないのでは?沢見がどの道に進んでいってしまうのか、読者に選択を委ねる終わりといえば聞こえが良いが、途中で放り投げてしまったように感じました。

表題作以外に3編収録されてますが、これらは意味不明でした・・・。結果的に以前危惧していた通りになってしまって残念。でも、他の本を読んでみます。次は「インディヴィジュアル・プロジェクション」の予定。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

芥川賞ってそれだけでおそれをなしてなにか感心したところがないと、時代に遅れるのではないかなどと本音を書かない人が多い中、要は素直に読めばまさにこのとおりですよ。

■よっちゃん
そう書いていただいてちょっとほっとしました。何だかよくわからなかったもので・・・。
もう数冊読んで自分に合うか判断してみます。

  • あおちゃん
  • 2006/05/15 3:56 PM








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trackback

「グランド・フィナーレ」阿部和重

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