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「象と耳鳴り」恩田陸

象と耳鳴りタイトル:象と耳鳴り
著者  :恩田陸
出版社 :祥伝社文庫
読書期間:2006/02/25
お勧め度:★★★

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あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」

退職判事関根多佳雄が博物館の帰りに立ち寄った喫茶店。カウンターで見知らぬ上品な老婦人が語り始めたのは、少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件だった。だが婦人が去ったのち、多佳雄はその昔話の嘘を看破した。蝶ネクタイの店主が呟く彼女の真実。そしてこのささやかな挿話には、さらに意外な結末が待ち受けていた。

ねじれた記憶、謎の中の謎、目眩く仕掛け、そして意表を衝く論理!ミステリ界注目の才能が紡ぎだした傑作本格推理コレクション。
表題作を含む12編を収めた短編集。本格モノを意識しつつ、そこに恩田さんなりの独特な味付けがなされています。

本作の主人公は「六番目の小夜子」で登場した関根秋の父・多佳雄。元敏腕判事で推理がさえます。「海にゐるのは人魚ではない」ではちょっとした会話から事件の真相を見抜き、「往復書簡」では書いてる本人さえ意識していない、ちょっとした心の動揺を読み取ります。それでいてチョコ好きで掃除ベタというお茶目な一面も。

また、多佳雄だけでなく、妻・桃代、長男・春、長女・夏、従兄弟・隆一などが登場し、まさに一族郎党総出演状態。しかもみんな秀才。考えられない家族です(秋だけ登場しません)。

この本でもいつもの恩田作品に見られるように謎が謎のまま残るため、これが正解なのかなぁとちょっとすっきりしない感覚があります。慣れると癖になりますが、恩田本初読みだったり裏表紙説明の「傑作本格推理コレクション」に惹かれて手に取ったならどうかなぁと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
IN MY BOOKさん
+++こんな一冊+++さん
ひなたでゆるりさん
本のある生活さん
ANDANTEさん
本を読む女。改訂版さん
のほ本♪さん
本のことどもさん
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!さん('06/11/06追加)
たこの感想文さん('06/12/11追加)
苗坊の読書日記さん('07/04/22追加)


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comment

こんばんわ^^
本当に豪華な面々ですよね。
1番秋君にあいたかったのですが、登場しませんでしたね^^;
残念。
どの作品も濃いし面白いしで大満足の作品でした。

  • 苗坊
  • 2007/04/21 11:38 PM

■苗坊さん
こんばんは。僕も秋に会いたかったんですが、会えず残念でした。
関根一家ってすごいですね。みんな勘が鋭い。隠し事などで競うにありません・・・。

  • あおちゃん
  • 2007/04/22 7:15 PM








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trackback

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