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「クドリャフカの順番」米澤穂信

クドリャフカの順番タイトル:クドリャフカの順番
著者  :米澤穂信
出版社 :角川書店
読書期間:2006/02/21 - 2006/02/24
お勧め度:★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


待望の文化祭が始まった。何事にも積極的に関わらず“省エネ”をモットーとする折木奉太郎は呑気に参加する予定だったが、彼が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。十文字と名乗る犯人が盗んだものは、碁石、タロットカード、水鉄砲−。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!千載一遇のチャンスを前に盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は「十文字」事件の謎に挑むはめに!米沢穂信が描く、さわやかでちょっぴりホロ苦い青春ミステリ。
初めて米澤さんの本としてこの本をを手にしました。でもこの本、「氷菓」「愚者のエンドロール」に続く"古典部シリーズ"の3作目だそう。単独でも十分に楽しめましたが、過去作品に言及する部分が多々あるので、順番通り読んだほうがもっと楽しめたのかなぁとちょっぴり後悔しました・・・。

神高の一大イベント「カンヤ祭」の最中に発生する連続盗難事件。十文字と名乗る犯人が、碁石、タロットなど一見関連性の無いものを盗んでいく。作りすぎた文集を完売するため、何とかして部の知名度を上げなければならない古典部の面々が謎解きに挑む。

自分は体育会系の出身なので、古典部を始めとして文化部を中心にすえたストーリーの展開にすごく新鮮さを感じました。やや地味な印象が否めない古典部という存在を一体どう展開させるのか思っていましたが、文化部って意外と体力勝負なのですね、全然知らない世界でした。それにしても学校祭が盛り上がる学校っていいですね。我が母校のことを思い出したけど、あまり盛り上がっていなかったような。伝統の違いなのかも。

主要登場人物は福部里志、折木奉太郎、千反田える、伊原摩耶花の四名。四者の視点から書かれた文章が交互に並んでいくと言う作りなのですが、これがまた個々の性格をうまく表現しています。データベースを自認する里志の知識、奉太郎の脱力さ加減、好奇心旺盛で動きがスローなえる、人付き合いがどことなく不器用な摩耶花などなど。あと料理対決で見られるえるの意外な一面やわらしべ長者ネタなどにも笑わせていただきました。

事件自体はあまり凝ったものではないので、謎解きの面白さはそれほど感じられないかもしれません。犯人を含む登場人物たちの心情表現に力が置かれている感があります。もちろんそれは成功しており、謎解きのせいで本の面白さが半減なんてことはありません。これは前二作と同じ傾向なのでしょうか。

冒頭に書いたようにシリーズ作を順番通り読めなかったのに後悔が残りますが、まぁ仕方ないのでこれからここまでに至る流れを知るために未読本を読んでみたいと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
雑食レビューさん
本のある生活さん
IN MY BOOKさん(再読記事はこちら)
Ciel Bleuさん
ディックの本棚さん
図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜さん
今日何読んだ?どうだった??さん
おもひでブルージーさん
ひなたでゆるりさん('06/03/28追加)
アン・バランス・ダイアリーさん('06/04/10追加)
本を読む女。改訂版さん('06/05/08追加)
たこの感想文さん('06/07/17追加)
苗坊の読書日記さん('06/11/02追加)
しんちゃんの買い物帳さん('07/12/21追加)


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comment

この本、これだけ見たらシリーズ3作目とはわかりにくいですよね。実は一度借りて、それに気づいて読まずに返却したという経緯があります・・。
地味だけれど、彼らが集まって話したりする雰囲気が好きです。

  • june
  • 2006/03/23 3:56 PM

■juneさん
読まずに返すとは意思が堅い・・・。図書館の順番待ちが嫌だったので読んでしまいました・・・。
十分楽しめたんだけど、やっぱり最初から読むほうが楽しめますよね。
文体の軽さと内容がぴったりきていて、なかなかいい感じでした。
しばらく米澤さんを追っかけてみようと思います。

  • あおちゃん
  • 2006/03/24 11:45 AM

こんにちは!お久しぶりです。
この古典部シリーズ、シリーズと気がつかず読んでしまう方
多いようですね。前の2冊がライトノベルだから余計分かりづらいかも…。
なかなか優れた作品で大好きなシリーズです。
米澤さんだと「犬はどこだ」(東京創元社)が大好きです。
あおちゃんも機会がありましたら是非!
TBさせていただきました。

■リサさん
お久しぶりです。
「犬はどこだ」は図書館に予約中。
そろそろ順番がまわってきそうなので楽しみにしています。
読み終えたらTBさせてもらいますね。

  • あおちゃん
  • 2006/03/28 7:08 PM

順番通りに読まなかったという感想を読むたびに、ぼくは心を痛めています。多分、おもしろさがまったく違ってしまうでしょう。
そういう方がおおぜいいらつしゃるのは、やはり出版社が悪いとしか、いいようがありませんね。

■ディックさん
みなさんの感想をちゃんと読んでおけばシリーズモノだって気がついたんでしょうね。
読みたい本は出来るだけ感想を読まないようにしているので・・・。
順番に読めなかったのは残念でしたが、話が気になるので読んでみようと思ってます。

  • あおちゃん
  • 2006/03/29 11:16 AM

こんばんは。
TBありがとうございました。
あおちゃんさんは、これを先に読まれたんですね。
結構そういう方が多いようです。「氷菓」と「愚者のエンドロール」は読まれましたか?
私は続けて順番に読んで、とても楽しい思いができました〜

  • EKKO
  • 2006/04/10 11:21 PM

このシリーズは、絶対順番どおりがいいですよねー。
やっと前の2作を読み、再読できたのですが、
本当に面白かったです。
私も全部、図書館予約本だったので、とても長い道のりでしたけど。
コメント&トラバありがとうございました。

■EKKOさん
そうなんです、先に読んじゃったんです・・・。読み始めてちょっと違和感を感じたんですが、図書館の順番待ちでようやく回ってきたので読んでしまいました。
「氷菓」「愚者のエンドロール」はまだ読んでません。図書館で借りようと思うのですが、何冊か予約してるし、積読本を減らそうと思っているので、しばらく後になるかなー。
2冊を読んだら「クドリャフカの順番」も再読しようと思ってます。

  • あおちゃん
  • 2006/04/12 6:40 PM

■ゆうきさん
いろんなところで感想を目にしますが、みんな順番通りがいいって言ってますよね。くやしー。前2作を読むのはしばらく先になりそうですが、図書館で3冊同時に借りようと心に誓ってます。

  • あおちゃん
  • 2006/04/12 6:43 PM

こんばんわ^^TBさせていただきました。
私も先に読んじゃった派です。
何だか皆さんの記事を読んでいるうちに悔しくなってきました^^;
是非とも書店で第1,2弾を見つけて読んで、この作品を再読しようと思います。
米沢さんは気になっていて、初期の作品から順々に読んでいこうと思っていたんですよね。でも、図書館になかったんです。残念。
ですが、とっても楽しい作品でした。
再読する価値は十二分にありますよね。

■苗坊さん
そうなんですよ。順番どおりに読んでいればもっと楽しめたものを・・・。
くやしいですよね〜。単体でも十分面白い本でしたが。
僕もいつか順番に読んで再読しようと思っているのですが、
興味ある本が多すぎて、まだ実現してません・・・。

  • あおちゃん
  • 2006/11/02 2:56 PM








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