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「魔岩伝説」荒山徹

魔岩伝説タイトル:魔岩伝説
著者  :荒山徹
出版社 :祥伝社
読書期間:2006/02/12 - 2006/02/16
お勧め度:★★★★★

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第十二次朝鮮通信使の来日は目前。通信使存続派の勘定奉行柳生主膳正・儒者林大学一派と、その廃止を目論む白石党の暗闘を軸に、対馬、朝鮮、日光を舞台におくる歴史伝奇。
高麗秘帖」で伝奇小説を知り大変感動しました。で、引き続き読んだのが本書。刊行順に読むなら次は「魔風海峡」なんだけど、そのボリュームに"もし自分の好みに合わなかったら・・・"と尻込みしてしました。しかし本書を読んで、"著者の全作を早急に読むべしべし"、と思った次第です(推薦者の口調が移ってしまった)。

江戸時代に行われていた「朝鮮通信使」。朝鮮の識者との交流で新しい文化の風を取り入れようとするのが表向きの理由です。この物語は「朝鮮通信使」には裏の理由が存在し、しかもそれが李氏朝鮮と江戸幕府の存続に深く関係する、という大胆な発想から展開していきます。

主人公は遠山景元。父親が朝鮮交流最前線の対馬担当であり且つ白石党の残党であることから事件に巻き込まれていきます。白石党員を朝鮮に連れ帰るという名を持った少女・春香とともに、江戸から対馬へ、そして朝鮮へ、さらにはまた江戸へと移動に移動を繰り返します。道中、景元の前に立ちはだかるのは妖術を駆使する一味と隻眼の剣士・柳生卍兵衛。繰り広げられる妖術合戦、それとは対照的にさわやかささえ感じさせる景元と卍兵衛の立ち合い。読む手が止まらず、最後まで飽きることはありません。

そして、息をつく暇無い冒険劇の後の後日譚。ここでまた一驚きが・・・。史実と作り話がうまく溶け合っており、唸ってしまうこと間違いなしです。

未読の方はぜひぜひ読んで欲しい、オススメ度最上級の一冊です。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

読むべし、読んでおくべし、天衣無縫歴史小説の極北にて、押さえ本なり!!!
いや、最後はうまくはまりましたね。

■聖月さん
いやー、面白かった。
これは絶対に押さえておかなくてはならない1冊ですね。
啓蒙活動に励みたいくらい。次は「魔風海峡」を読んでみます。

  • あおちゃん
  • 2006/03/10 8:42 PM

ネクストは『十兵衛両断』これも凄い。めちゃくちゃおもろい。
そして最新作『柳生薔薇剣』これは一味違うからお気に召すかどうか?

■よっちゃん
オススメどうもです。
その2冊は柳生繋がりでしょうか。うゎー、すごい興味あります。
次から次へと読みたい本が出てきて、時間が足りません・・・。

  • あおちゃん
  • 2006/03/13 11:38 AM








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03/01/11魔岩に仕掛けた家康三百年の深謀

荒山徹 『魔岩伝説』 久々の大型伝奇時代小説を堪能しました。まず、朝鮮通信使とよばれる李朝朝鮮とわが国の歴史的な外交の制度について全く知らなかったものとしては、いたく好奇心を刺激させられました。

  • 日記風雑読書きなぐり
  • 2006/03/11 9:06 PM