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「掌の中の小鳥」加納朋子

掌(て)の中の小鳥タイトル:掌(て)の中の小鳥
著者  :加納朋子
出版社 :創元推理文庫
読書期間:2006/01/31 - 2006/02/01
お勧め度:★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


ここ"エッグ・スタンド"はカクテルリストの充実した小粋な店。謎めいた話を聞かせてくれる若いカップル、すっかりお見通しといった風の紳士、今宵も常連の顔が並んでいます。狂言誘拐を企んだ昔話やマンションの一室が消えてしまう奇談に興味はおありでしょうか?ミステリがお好きなあなたには、満足していただけること請け合い。−お席はこちらです。ごゆっくりどうぞ。
3冊目の加納作品となります。既読の2冊はシリーズもので、2冊目の「魔法飛行」を読んだ時に"若干飽きてきたので、シリーズ外の本を読みたい"なんて書きました(こちら)。で、待望のシリーズ外の本。透明感があって素敵なお話でした。

とあるパーティで知り合った男女(圭介と紗英)が主人公。紗英の身の回りで起こった小さな事件を、圭介がバー「エッグスタンド」で解決していくというお話。日常生活のちょっとした事件を物語をうまく物語に仕立て上げていく、既読本にも見られた手法ですが今回もとても新鮮でした。

二人の出会いまでのストーリーが秀逸です。圭介が持つ過去の恋愛の傷。何となく出かけたパーティで紗英が語る、昔自分が加担した偽装誘拐事件。エッグスタンドでの謎解き。そしてラストで明らかとなる意外な"繋がり"。何だかうれしくなってニヤリとしてしまいました。

結構重たい話もあるのですが、登場人物たちが皆いい人で気持ちよく読み進めることが出来ます。冷静で頭もいいんだけどちょっと自分に自信の持てない圭介、我がままなんだけど一途な紗英の主役2名は始め、エッグスタンドのバーテンダーもその常連客の老人も魅力的。綴られる文章はすごく美して目の前に情景が思い浮かぶんだけど、それに嫌味ややり過ぎ感が漂っていないのも特筆すべきことです。

ようやく3冊読んでマイベス投票に参加する権利を得ましたが(まだ受け付けてるのかな?)、もう少し読んでから投票したいと思います。今のところ、この本が一番のお気に入りです。

+++++

【みなさまのご意見】
本を読む女。改訂版さん
晴耕雨読さん
備忘録さん
つれづれ読書日記さん
Grave of memoryさん('06/02/21追加)
苗坊の読書日記さん('06/08/15追加)
たこの感想文さん('06/11/27追加)


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comment

あおちゃんさん、こんばんわ

TBありがとうございました。
事後報告になってしまいましたけれど、
自分のbloglistにも入れさせていただいちゃってます。
レビューがとても丁寧なので、本を選ぶときの参考に
させてもらっていたりして。
(*'ー'*)ふふっ♪
ご報告が遅くなってしまってごめんなさい。

それにしても、この本って温かみがあって
素敵ですよね。
あおちゃんさんと同じように嬉しくなってにやりと
してしまいます(笑)

あおちゃんさんと比べられちゃうと、拙くて
照れてしまいますけれど、こちらからも
TBさせていただこうと思います。
よろしくお願いします★

■littleappleさん
こんにちは。TB&コメントどうもです。
僕のほうでも報告なしにbloglistに登録させていただいてます。
よろしくお願いします。

この本に限らず、加納さんの本は"きれい"ですよね。
それに嫌味がなくって、すっと体に溶け込んでくる感じ。
一気読みは相応しくなさそうなので、間隔を空けつつゆっくり読みたいと思っています。

  • あおちゃん
  • 2006/02/16 1:34 PM

昨日読み終わりました^^
良かったですね〜。
加納さんの書く作品は、どうしてこんなに綺麗な文章を書くんでしょう。
素敵でした。
連作短編集を書く天才ですよ!

■苗坊さん
加納さんの本は構成がうまくって、読み終わるといつもにこにこしてしまいます。
独特の世界をこれからもたくさん読ませて欲しいですね。

  • あおちゃん
  • 2006/08/15 6:25 PM








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