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「口笛吹いて」重松清

口笛吹いてタイトル:口笛吹いて
著者  :重松清
出版社 :文春文庫
読書期間:2006/01/23 - 2006/01/24
お勧め度:★★★

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偶然再会した少年の頃のヒーローは、その後、負けつづけの人生を歩んでいた。もう一度、口笛の吹き方を教えてくれたあの頃のように胸を張って笑って欲しい−。家庭に職場に重荷を抱え、もう若くない日々を必死に生きる人々を描く五篇を収録。さり気ない日常の中に人生の苦さをにじませる著者会心の作品集。
表題作含む五編を収録。この前に読んだ重松作品がとても重かったので、気軽に読めそうな短編集を選んでみました。

収録された短編に共通点はあまり見えませんが、平易な文章で綴る主人公の悩み、葛藤、歯痒さなどの相変わらず現実的で読み手に突き刺さってくるものがあります。問題は身近で些細な事柄ですが、実は根が深くって最善策が見えない事ばかり。物語の最後に明確な答えを出さないのも相変わらずで、読後は自分ならどうするかを考えさせられます。

過酷な現実とそれに戸惑いながらも向き合う登場人物たちの姿。誰が良い人で誰が悪い人ってのも決められません。表題作「口笛吹いて」では、変わらないことは良いことで変わらないことは良いことなのか。「タンタン」で見せる教師の表と裏の顔。「かたつもり疾走」では、リストラされた父の姿。「春になれば」での親子関係。「グッド・ラック」で見られる夫婦の関係。切なさに溢れていて、誰もかもみんなを応援したくなります。

いつものように楽しめましたが、ここまで読んできた重松作品の中では一番印象は薄いです。"気軽に読めそう"ってことで手に取った目論みは当たったのですが・・・。

※トラキチさん主催「今宵、重松作品を語ろう!」にトラックバック。

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【みなさまのご意見】


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comment

こんばんは。TBありがとうございました。
実は僕にもあまり印象深くはなかったんですが、はい、気軽に読める作品集でしたね。
僕からもTBさせていただきました。

  • 2006/02/09 12:17 AM

■the salarymanさん
※間違えていたらスミマセン
なんとな〜く寄せ集めにような印象を受けました。
気軽には読めましたけどね。
TBありがとうございました。

  • あおちゃん
  • 2006/02/10 11:44 PM








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trackback

口笛吹いて/重松清

重松清(2001/2004)文春文庫 どちらかというとほめられて育った僕は、かなりの楽天家だと自分で思います。 決して悪いことだとは思いませんが、それ自体が不安になったことも・・・。 口笛吹いて taste:★★★☆☆

  • サラリーマンの読書エッセイ
  • 2006/02/09 12:04 AM

『口笛吹いて』 重松清 文春文庫

口笛吹いて 「月に1冊・重松作品」、今月はすべりこみで間にあいました。 5編の短編がおさめられています。重松さんお得意の「40代の悲哀(?)シリーズ」ですね。(厳密には主人公は40代ばかりじゃないですが、雰囲気的に、です)登場人物たちは、いずれも希望に

  • アン・バランス・ダイアリー
  • 2006/02/09 10:24 PM

口笛吹いて(重松 清/著)

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  • 活字中毒のブックレビュー
  • 2007/06/19 12:27 PM