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「なかよし小鳩組」荻原浩

なかよし小鳩組タイトル:なかよし小鳩組
著者  :荻原浩
出版社 :幻冬舎文庫
読書期間:2005/08/04 - 2005/08/07
お勧め度:★★★★

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倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。
「オロロ畑でつかまえて」に続き零細広告代理店・ユニバーサル広告社を舞台とした長編。今回このいつ潰れてもおかしくない会社に舞い込んだのは、任侠団体・小鳩組のCI(コーポレートアイデンティティ=企業イメージ統合戦略)であった。

「オロロ畑〜」よりもキャラクタの個性は抑え目に感じたけど、アル中バツイチの杉山、相変わらずマイペースの村崎、バイト先探しに忙しい猪熊、口八丁で気の弱い石井など前作から引き続きのキャラに加え、小鳩組の面々も個性的。何考えてるかよくわからん小鳩組長を始め、広報部長・川田は姿に似合わず子煩悩だったり、組長を引っ掻いた猫に拳銃をぶっぱなしちゃう組員がいたりなどなど。周りにはすごんで見せているけど、ヤクザさんたちは実は義理人情に厚い、いい人ばかりなのだ。

笑い一辺倒だった前作と比べ、今作は笑いに加えて杉山の人間的な成長も重要ポイント。一時また酒におぼれそうになった杉山、一人娘・早苗や元妻の病気などもあって、このままではいけないと大きな一歩を踏み出す。それが、若いチンピラとの交友を生み、物語のラストへ向けて見事におさまっていくのです。うん、実にうまい。

杉山も立ち直っちゃったし、猪熊が名前を嫌う理由もわかっちゃったし、これ以上このシリーズは続かないかなぁと思ってますが、荻原さんにはまたとにかく笑える小説を書いていただきたいなぁ。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
私もこのシリーズが続くことを望んでいます。
笑えますよね(o^-^o)

■ゆこりんさん
こんばんは。
今回は終盤の杉山にじ〜んときました。
また笑える作品を書いていただきたいですよねぇ。

  • あおちゃん
  • 2005/08/13 1:29 AM

たしかに、これ以上シリーズ続けるのは難しいかも…ですね。でも脇役キャラのサイドストーリーでもいいから読みたい!です。

■chiekoaさん
ユニバーサル広告社のその後みたいなのを連作短編で書いて欲しいなぁなんて思ってます。
ちょっと難しいかなぁ。

  • あおちゃん
  • 2005/08/30 9:16 PM

こんばんは!
私も読み終えました〜。『オロロ畑〜』よりも笑いは少なかったですけど、
こちらのほうがぐっと面白かったです。続編読んでみたいですよね。
これで投票も出来たし、ちょっとホッとしています。
荻原さん作品はゆっくりながらこれからも追いかけるつもり。
TBさせていただきました。

  • 2005/09/16 10:47 PM

あら!!
ごめんなさい…下のコメント↓リサです…。
無記名で送信してしまったようです。

■リサさん
間に合ってよかったですね〜。
延長って聞いたのでもう一冊読もうかとも思ったんだけど、
これからはじっくりゆっくり読もうって自重しました。
次は重松さんのマイベス投票をしなくては〜。

  • あおちゃん
  • 2005/09/18 2:16 AM








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