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「夏と花火と私の死体」乙一

夏と花火と私の死体タイトル:夏と花火と私の死体
著者  :乙一
出版社 :集英社文庫
読書期間:2005/06/14 - 2005/06/15
お勧め度:★★★★★

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九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。
表題作は第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作品。兎角デビューした年齢が話題になる著者であるが、デビューしてしまえばみんなプロ。あとは面白いか面白くないかだけである。なんてちょっと捻くれて読み始めたのだが、結果は・・・脱帽。結末には衝撃が走った。

特徴的なのが、何とも居心地の悪さを覚えるストーリー展開だ。居心地が悪いのに何か懐かしさを感じて読み進めてしまう。主人公たちが遭遇する危機が連続的に発生する中に、巧みに力の抜きどころを設けてる当たり、描写の旨さ・演出の巧みさに非凡さを感じた。

淡々と進む中に背筋が寒くなるのを感じるのは、主人公たちが案外楽しんで行動を取っているからだろう。文章が絵となって目の前に浮かんできてしまった。しかし、著書は怖さを演出するような描写には重きを置いていないように思える。

もちろん突っ込みを入れたくなる部分もある。しかし、それを補って余りある才能がある。何の予備知識も持たず、当然帯やカバーの説明文、解説文も読まず、まずは本文を楽しむことをオススメしたい(と言いつつこのような書評を書くことに若干矛盾を感じているが・・・)。

※この本をオススメいただいたリサさんに感謝。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

こんにちは!
感想楽しみにしていました♪
そうそうホラーとして書いていないところに
逆に怖さを感じてしまうのですよね。
この作品は「とりあえず読んでみて!」と一方的にオススメして
感想を聞くのが楽しみなんです。
あおちゃんさん気に入っていただけたようで安心しました。
機会がありましたら『失踪HOLIDAY』も手にとって見てくださいね。
こちらこそ、当ブログを紹介下さってありがとうございます。

こんばんは^^TBありがとうございました!
これだけ個性的な描写はなかなかないですよね。
考えると怖い話なんだけど、読んでいるとせつなさが
込上げてくる乙一作品ならではという感じがしました^^

■リサさん
「とりあえず読んで!」とオススメしたくなる気持ち、わかります。
感想でも書いたけど、前情報を入れずに読んだ方が楽しめますね。
いやー、いい本をオススメしてもらいました。
間違いなく「失踪HOLIDAY」も手にしますよ〜。

  • あおちゃん
  • 2005/06/18 1:51 AM

■蛇さん
こんばんは。こちらこそTBどうもです。
初乙一なのでわからないのですが、他の本も"個性的"なんでしょうか。
怖さと切なさの同居かぁ。おそらく乙一さんは計算して書いているんでしょうね。
これから読み進めていくのが楽しみです。

  • あおちゃん
  • 2005/06/18 1:54 AM

あおちゃんさん、こんにちは。
TBありがとうございます<(_ _)>
こちらからもさせていただきますね^^
乙一作品は3冊ぐらいしか読んでないですけど、いつも新鮮さ(斬新さ、かな)を感じる作家さんです。
それから、Mybloglistに登録させていただきました。またゆっくり読みに来ますね〜

■たいりょんさん
こんばんは。
今作品で乙一さんにはまってしまいました・・・。
積読本がたくさんあるのに、本屋へ足を運んでしまいそうです・・・。
私の方もリスト登録させていただきました(^^)

  • あおちゃん
  • 2005/06/18 9:26 PM

昨日
18日御世話になったものです。
メールがどこにあるかわからなかったので
ここに足跡をのこさせていただきます。

昨日お伝えしたとおり
日曜日の夕刊(後藤を待ながら)
野沢尚  深紅
真保裕一 ダイスをころがせ
高野   13階段
お勧めです。


では

  • じょー
  • 2005/06/19 9:21 AM

■じょーさん
昨日はおつかれさまでした。
本の紹介、ありがとうございます。必ず読んでここに記事をUpします!!
下手な文章で感想を書いてますので、ご参考になればうれしいです。

  • あおちゃん
  • 2005/06/19 1:40 PM








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