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「狂骨の夢」京極夏彦

狂骨の夢タイトル:狂骨の夢
著者  :京極夏彦
出版社 :講談社ノベルス
読書期間:2005/01/12 - 2005/01/21
お勧め度:★★★★

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夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。

京極作品第三弾。いくつもの事件が「髑髏」をテーマに絡み合い、それを京極堂が解きほぐす。

本作はこれまでの2作とは異なり、叙述のトリックを用いていますね。釣堀屋主人・伊佐間、そして教会での牧師・白岡と元精神科医・降旗に朱美が語った内容、朱美の夫・宇田川崇が関口と敦子に語った内容で、読者に「四度夫の首を切り落とした女」を印象付けてます。ここで感じる微妙な違和感が、実は物語の真相に大きくかかわるのだが・・・。

正直京極堂の謎解きが始まるまでは退屈でした。が、それが始まると面白い面白い。自分が引っかかっていた部分がすべて解き明かされてゆく快感。

前作「魍魎の匣」は一連の事件が実は別々の事件だった。今回は別々と思われる事件が実は繋がっている。これまでの読者に対しては、「魍魎の匣」をも伏線にしているのか。なんて、ちょっと考えすぎかなぁ。

今回ももちろん面白いんだけど、前作と比べるとスケール感が劣っていて、やや都合のいい設定だなと感じたので星四つです。それにしてもだんだん関口の存在感が薄れてきているのは気のせいか・・・。

+++++

【みなさまのご意見】
ゆうきの読書日記さん
リサイクルさん
Honey Vanityさん
power of loveさん
たこの感想文さん('06/04/15追加)ミステリー倶楽部さん('07/02/19追加)


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comment

TBありがとうございます。
私も関口先生大好きです。
これからも時々,遊びに来ますね。

  • ゆうき
  • 2005/01/25 4:33 PM

■ゆうきさん
はじめまして。拙い文章で書評なんぞを書いてます。
また遊びに来てくださいね。

  • あおちゃん
  • 2005/01/26 1:14 AM

トラックバックありがとうございます。
存在感が薄れようとも私も関口君が好きです。(笑)

  • リサイクル
  • 2005/01/30 6:43 PM

■リサイクルさん
こんばんは。
イジイジしてるけど、なんとなく憎めないキャラなんですよね、関口は。
「姑獲鳥の夏」の活躍(?)が強烈だったんで、以降の作品でもう一花咲かせて欲しいです。

  • あおちゃん
  • 2005/01/31 12:36 AM








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trackback

「狂骨の ―― 夢だな」

狂骨の夢 新年一発目に感想を上げるのは 京極夏彦先生の妖怪シリーズ第三弾。 著書会心の、と言われるくらいの大作。 (しかしまだ序の口の長さだった訳だけど…/笑) 夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に怯える元精神科医、降旗。 神を信じ得ぬ牧師

  • Honey Vanity
  • 2005/01/24 12:33 AM

2月新刊情報!

予定より1日遅れましたが、2月の新刊情報をお知らせします。 日本全国寒波が襲来してるが、今月も先月に引き続きあんまり目玉がない。 せめて本を読んで心だけでも暖まりたいな(笑) 懐がもっとも寒い時期だからこそ、出版界も少し構えているのであろうか・・・

  • 活字中毒日記!
  • 2005/02/01 11:28 PM

狂骨の夢

文庫版 狂骨の夢 マジで怖いから!この表紙。 オフィシャルサイト大極宮には、このシリーズの表紙に出てくる 妖怪に囲まれご満悦の京極氏がっ ほんとね、もうちょっとキュートにつくってくれ! そして魍魎よりも分厚い・・・ ブックカバーが使えません!

  • BOOOK(ブーク)
  • 2005/07/29 5:39 PM

(書評)狂骨の夢

著者:京極夏彦 夫を何度も殺したという女・朱美。髑髏の夢に取り付かれた元精神科医

  • たこの感想文
  • 2006/04/14 11:09 PM

狂骨の夢 |京極 夏彦

全体のプロット構成の見事さもさることながら、それを包み込む宗教学と心理学の知識の深さがこの作品を恐るべきレベルに引き上げている。メインの京極堂や榎木津を最後の方に登場させるやり方もなかなかだ。この作品を文庫化するのに400ページ以上加筆したらしいが、ほ

  • ミステリー倶楽部
  • 2007/02/19 11:52 AM