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「看守眼」横山秀夫

看守眼タイトル:看守眼
著者  :横山秀夫
出版社 :新潮社
読書期間:2004/11/13 - 2004/11/15
お勧め度:★★★

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6編の短編を収めた短編集。それぞれの主人公は、警察事務職員、フリーライター、家裁調停委員、警務部情報管理課課長補佐、地方紙の元記者で、現在は編集局整理部内勤社員、知事公室秘書課課長とバラエティに富んでいます。といえば聞こえが良いですが、まとまりがないと言った方が正しいような・・・。

今まで連作短編集「顔 FACE」、「影踏み」はもちろんのこと、「陰の季節」、「深追い」、「第三の時効」では舞台が、「真相」は犯罪の当事者の事件後という、一冊を通してのテーマがあります(と勝手に思ってます)。今回はどうも寄集め感が否めないのです。だからじゃないと思うのですが、はっとするところはあるものの、全体としては今ひとつでした。他の作家さんだったら及第点かもしれませんが、横山さんに求めているのはもっと上のレベルなのです。贅沢な注文でしょうか。

そんな中で一番よかったのは「秘書課の男」かなぁと。自分のことばかり考えていませんか、という問いを横山さんからもらったような気がしました。

+++++

看守眼
「山野井のやつ、日に日にギラギラしていきやがった」看守歴29年の「穴倉刑事」だからこそ見抜けた失踪事件と殺人事件の真相とは?

自伝
3人で立ち上げた自伝執筆集団においしい仕事が舞い込んだ。家電量販店会長・兵藤興三郎の自伝で、その報酬は300万。他の二人が面接で落とされ、自分に番が回ってきて喜んだ只野であったが、兵藤の言葉に凍りつく。「わしは人を殺したことがある・・・」

口癖
家裁調停委員・関根ゆき江の前に現れたのは、かつて同じ団地に住んでいた母娘だった。以前はきれいな服で着飾っていた母娘であったが、今は面影もない。知人の担当をしてはいけない規則であったが、ゆき江は好奇心から担当を引き受けてしまう。

午前五時の侵入者
県警ホームページが改ざんされた。真っ黒な画面と意味不明なフランス語の赤い文字。ホームページ担当である警務部情報管理課課長補佐・立原義之は、アクセス履歴を手がかりに、犯人を追う。

静かな家
写真展の案内広告を誤って開催期間が過ぎてから掲載してしまった高梨透。謝罪のため、写真家・須貝清志の家を訪ねたが不在、連絡先を残して帰宅した。程なくして明日の新聞に謝罪広告を載せろと怒りの電話が。再度謝罪に訪れたがまたしても不在、高梨は仕方なく謝罪広告を載せた。だが、事はそれだけでは終わらなかった。10日後、自宅居間で須貝の死体が発見されたのだ。

秘書課の男
最近オヤジが冷たい気がする。知事公室秘書課課長・倉内忠信は、そう感じていた。倉内は知事周辺の人物にそれとなく聞きまわり、知事が倉内のことを「見損なった」と言っていたことを知る。何か嫌われるようなことをしただろうか。疑心暗鬼の倉内は、政策調査担当・桂木敏一の陰謀ではないかと疑心暗鬼となる。

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【みなさまのご意見】


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comment

こんばんわ。
TBどうもです。

”自分のことばかり考えていませんか、という問いを横山さんからもらったような気がしました。”
というのは、私も思いました。
全般的になんとなくそんな気がしましたね。

氏の作品好きなのですが、他の作品もまだ全部読破した訳ではないので、まだまだ楽しみにしてます。
また読まれた作品の感想、是非聞かせてください。

  • ファイ
  • 2004/11/23 12:59 AM

■ファイさん
はじめまして。
横山さんの作品、もうちょっとで完読です。
感想はなるべくネタばれしないように書いてるつもりだけれど、わかっちゃうかもしれないので、読了してから読んでみてください。

  • あおちゃん
  • 2004/11/23 10:50 PM








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trackback

やっぱり面白い。

看守眼 横山 秀夫 【オススメ度】★★★★★★☆☆☆☆ 短編集。これまでに読んだ横山作品に比べて緊迫感が薄く、小粒揃いという気もするが、相変わらずどの話もよくできている。タイトル作品の看守、新聞社の整理部員、調停委員、知事の秘書課長など、主人公の職

  • 本と音楽と…
  • 2004/11/19 1:21 PM

(書評)看守眼

著者:横山秀夫 『看守眼』『自伝』『口癖』『午前五時の侵入者』『静かな家』『秘書

  • たこの感想文
  • 2006/02/12 7:28 AM