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「まだ遠い光(家族狩り第五部)」天童荒太

まだ遠い光タイトル:まだ遠い光(家族狩り第五部)
著者  :天童荒太
出版社 :新潮文庫
読書期間:2004/06/09 - 2004/06/10
お勧め度:★★★★★


1995年に出版された山本周五郎賞受賞作「家族狩り」を文庫化するに当たり大幅加筆、2004年2月より月1冊刊行とした全5部の最終部。話の大筋は「家族狩り」と一緒ですが、新作と言ってもいいくらい内容は異なります。

前作「家族狩り」は今まで読んだ本の中でも1,2を争うものなのですが、「まだ遠い光」を含む全5部はそれを超えました。

本にのめり込めるかどうかは、登場人物に入り込めるかどうか、にかかってます。なかなかそういう作品には出会えません。本作品に登場する人物はみんな「家庭」や「家族」に大きなトラウマを持っている人ばかりで、全く縁のないことなのですが、しかし、一歩間違えばこうなるのかもしれない、自分だったらどうするか、自分だったら何が出来るかと登場人物一人一人に感情移入して考えさせられました。

結局著者は答えが出たのでしょうか?タイトルにあるように「まだ遠い光」なんだけど、何かを見つけることが出来たのでしょう。私も何かを見つけたような気がします。

お勧め度は満点で星4つの予定でしたが、すばらしい本なので星5つにします。是非読んで感想を聞かせて欲しいです。たとえそれが面白くないというものであっても・・・。

+++++

【みなさまのご意見】


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comment

こんにちは。この作品、私も大好きです。
天童さんの作品を読むと毎回辛い気持ちになります。
このシリーズを読んだときも、苦しくて悲しくて
自分が親になったら、家庭をもったら・・・
そう考えると不安でしかたなくなってしまいました。
でも辛いながらにも、家族というものについて“考える”
っていうことは決して無駄ではないはずですよね。きっと。
痛みを残しながらも、ちょっとずつ前へ進んでいくような
終わり方も好きだわ〜人に勧めたくなる本です。

■sagagaさん
こんにちは。
天童さんの本はとても好きで今のところ全部読みました(と言っても4作品ですが・・・)。
中でも「家族狩り」は特に好きで、単行本と文庫本の両方を読みました。最初と結末はほぼ同じですが、そこに至る過程は待ったく別作品です。機会があったら単行本の方も是非。でも、描写が文庫の一回りも二回りもヘビーですが。

登場人物が常に辛い方苦しい方へ進んでいくのを見てどうしてそうするのかと思いながらも、自分だったらどうするのかをずっと考えてしまいますよね。普段あまり意識しないことかも。

そういえばしばらく天童さんの新刊が出ていませんね。これだけ重い作品を書けば疲弊するのも当たり前なので、ゆっくり待ちたいと思います。

  • あおちゃん
  • 2005/10/18 11:58 AM








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