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「ビター・ブラッド」雫井脩介

ビター・ブラッドタイトル:ビター・ブラッド
著者  :雫井脩介
出版社 :幻冬舎
読書期間:2008/05/12 - 2008/05/14
お勧め度:★★★★

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ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。夏輝がはじめて現場を踏んでから一カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部が疑う内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。初の現場でコンビを組む事になったのは、少年時代に別離した実の父親だった―。「犯人に告ぐ」、「クローズド・ノート」で各界から大きな注目を集める著者、待望の最新ミステリー。

感想はそのうち・・・。


「火の粉」雫井脩介

火の粉タイトル:火の粉
著者  :雫井脩介
出版社 :幻冬舎
読書期間:2008/04/16 - 2008/04/18
お勧め度:★★★★

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元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。

感想はそのうち・・・。


「犯人に告ぐ」雫井脩介

犯人に告ぐタイトル:犯人に告ぐ
著者  :雫井脩介
出版社 :双葉社
読書期間:2007/07/03 - 2007/07/05
お勧め度:★★★★

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犯人よ、今夜は震えて眠れ-。連続児童殺人事件。姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。史上初の劇場型捜査が始まる! 『小説推理』連載に加筆、訂正して単行本化。

「クローズド・ノート」を読了して各所の感想を覗いていたとき、「あの『犯人に告ぐ』の雫井さんがこんな本を書くなんて」というコメントをたくさん見ました。それから「犯人に告ぐ」が気になって気になって・・・。ようやく読むことが出来ました。

懸命な捜査も虚しく、児童連続殺人事件の捜査は行き詰まっていた。神奈川県警は現状を打破すべく、テレビ局と手を組み、史上初の劇場型捜査を開始する。担当として呼ばれたのは、嘗て児童誘拐事件の際にマスコミと騒動を起こし、地方に飛ばされていた巻島史彦だった・・・。

ミステリーとして読んでも十分面白いのに、加えて登場人物たちの思いが巧みに絡み合い、濃厚な人間劇を展開します。過去の失敗を今でも忘れられない巻島、その巻島を再び最前線に呼び戻した上司の曽根、巻島より一回りも若く虎視眈々と出世を狙う植草といった警察内部の思惑に、視聴率競争のために熾烈な報道合戦を繰り広げるマスメディア。個人対個人、組織対組織の戦いが非常に緊迫感があって、決して薄くない本ですが一気に読んでしまいました。

犯人をなだめすかしながら連絡を乞う巻島の姿は僕の目から見ても卑屈に映りましたが、犯人(警察内部と誘拐殺人反)に巧妙に仕掛けた"罠"だったなんて・・・。一度失敗を起こしてしまった巻島だからこそ、言葉とマスコミの怖さを知っている巻島だからこそ、事件を解決しえたのだと思いました。

濃い文章にずっと緊張しっぱなしだったので、操作方法があたって割りとあっさり犯人が捕まってくれてよかったです。犯人との攻防がさらに続くとこっちの体が持たなかったかも。

「クローズド・ノート」が9/22に、「犯人に告ぐ」が10/27に連続して映画公開されますね。今でも売れてる作家さんと思いますが、さらにブレイクしそうです。

+++++

【みなさまのご意見】


「クローズド・ノート」雫井脩介

クローズド・ノートタイトル:クローズド・ノート
著者  :雫井脩介
出版社 :角川書店
読書期間:2006/12/08 - 2006/12/09
お勧め度:★★★★★

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私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。はじめは手に取るつもりもなかったのに。そのノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は大きく変わりはじめる―。『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、2006年最初にして最高の物語。携帯サイトでの連載時から感動の声が続々。100万アクセスを突破した、切なく暖かい恋愛小説。

ミステリーと思って借りたのですが、帯を見たら"感動作"の文字。なんと実は恋愛小説でした。恋愛小説って苦手なんだよなぁって思いながら読み始めましたが、読み終わったときにはうるうるきていました。素直に感動しました。

主人公は、大学ではマンドリンクラブに所属し、文房具店に勤める香恵。ある日、クローゼットの中に一冊のノートと数枚の葉書があったことを思い出す。入居まもなく見つけたものだったが、持ち主が取りに来るかもと思い、そのまま放置、その存在を忘れていたのだった。ノートへの興味に耐え切れなくなり、ページをめくった香恵がそこに見たものとは・・・。

本作品の魅力は、なんと言っても伊吹先生の魅力に尽きます。今時こんな先生がいるのかってくらいに子供たちに対して愛情を注ぎ、一人一人を差別しない決め細やかな心配り。体調不良を押してまで、みんなの笑顔のために頑張る様子に胸打たれました。

そんな伊吹先生に香恵は憧れを抱きます。何になりたいという特別な目標を持たない香恵には、伊吹先生はとても眩しく見えたでしょうね。ノートには伊吹先生の恋愛話も書かれていて、文具店を訪れるイラストレーターに淡い恋心を抱いた状況も手伝って、香恵は伊吹先生と自分を重ね合わせていくのも無理はありません。

ノートを読み終えた香恵は、伊吹先生にノートを返しに行きます。そして、そこに待っていた事実とは・・・。また、イラストレータとの恋は・・・。今考えればベタベタの展開なのですが、恥ずかしながら全く気が付きませんでした。気が付かなかったから、これほどまでに楽しむことが出来た、とプラスに考えていますが。

この本を読むと、万年筆に興味が沸いてきますね。実は、買ったのにあまり使っていない万年筆が家に転がっています。また使い始めてみようかなぁと思ってます。

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【みなさまのご意見】