2017/05

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


「ソロモンの犬」道尾秀介

ソロモンの犬タイトル:ソロモンの犬
著者  :道尾秀介
出版社 :文藝春秋
読書期間:2008/04/10 - 2008/04/11
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 ]


幼い友はなぜ、死ななくてはならなかったのか?一文一文から鮮烈な驚きと感動が立ちのぼる傑作ミステリー。

感想はそのうち・・・。


「片眼の猿」道尾秀介

片眼の猿タイトル:片眼の猿
著者  :道尾秀介
出版社 :新潮社
読書期間:2008/01/16 - 2008/01/17
お勧め度:★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス | Book off ]


俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。今はある産業スパイについての仕事をしている。地味だが報酬が破格なのだ。楽勝な仕事だったはずが―。気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。

一年くらいぶりに著書の本を読みました。ここで怒っても仕方ないですが、どうも図書館で返却期限を破ってずっと借りてた人がいた模様。本当なら昨年中に読めたはずなのに・・・。まぁいいですが。

前に読んだのは「シャドウ」で、その叙述トリックに完全に騙されてしまいました。今回もどうも同じく叙述トリックのよう。今回は騙されないようにと意気込んで読み始めましたが・・・、結局騙されました。

ある特技を持つ男(三梨)が、その特技のために事件に巻き込まれてしまい、その真相のために思い悩んで、その果てに自分の人生と取り巻く人々の人生を思い起こしたりして、最後に事件を解決するというお話。この文章では何のことかよくわからないと思いますが、ネタばれしないように書くのがなかなか難しいもので・・・。

主人公が特技を隠すために行っていることが実は違う理由のために行われていたり、登場人物たちの特技が得意なものではなく必然であったりなど、文章からは真逆の解釈をして読んでいました。犬がなぜ嗅覚がよいかのお話が決定打でした。完敗・・・。

タイトルについての講釈は本書や他のHPに譲るとして、知っていても知らないでいても他者と違う自分に対し、確固たる自分を持って生きていくことはなかなか辛いこと。能力ならまだしも身体的特徴ならなおさらではないでしょうか。そうありたいとは思うものの、そう出来るかと言われれば疑問符が付きます。

登場人物たちが実は・・・っていうのを楽しむ本であって、三梨が巻き込まれた事件を解く部分はそれほど重要視されていないのかも。考えてみればさほど難しくないトリックでした。

スカッと騙されたいときに著者の本を手に取ろうと思います。次は一年も間を空けずに読もうかと。

+++++

【みなさまのご意見】
らぶほん−本に埋もれてさん('08/01/28追加)
たこの感想文さん('08/01/28追加)


「シャドウ」道尾秀介

シャドウタイトル:シャドウ
著者  :道尾秀介
出版社 :東京創元社
読書期間:2006/11/17 - 2006/11/20
お勧め度:★★★★

[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]


人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作。

母親の葬儀の折、親友・亜紀の母親・恵に奇妙な幻覚を見た凰介。それから数日後、恵は投身自殺を遂げた。しかも、夫の職場である医科大学の研究棟で。さらに不幸は続く。亜紀が交通事故に遭い、そして父・洋一郎までもが・・・。なぜ身の周りで、これほど事件が続いて起こるのか。その驚愕の真実とは?

初道尾作品でした。朝の通勤電車で読み終わった日に、ちょうどchiekoaさんがブログにアップされていました。なんて奇遇な! でもまぁ、僕の感想アップはかなり遅れましたが・・・。chiekoaさんと同様、僕もしっかりとそのトリックにやられてしまいました。

作品中にはいくつもの謎がちりばめられています。なぜ凰介は奇妙な幻影を見るのか。なぜ恵は投身自殺をしてしまったのか。亜季が一人抱える悩みとはなにか。それらが洋一郎、凰介、亜紀の父・徹、亜紀と目線を変えながら、でも時間軸は絡まりあいながら徐々に明らかにされています。

真相を明らかにするべくいろいろと考えを巡らせましたが、結局やられてしまいました・・・。読んでる最中はまったく気がつきませんでしたが、読み終わってみるあれこれ伏線が張られていたことに驚きます。気が付かないとは何たることか・・・。もっと頭を使えということでしょうか。

一気に気になる作家さんの仲間入りをしました。既刊本も読まねば。次はデビュー作「背の眼」を読みたいと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
ChiekoaLibraryさん
ナナメモさん
Gotaku*Logさん
猛読醉書さん('06/12/03追加)
たこの感想文さん('07/02/19追加)
しんちゃんの買い物帳さん('07/06/11追加)