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「大きな熊が来る前に、おやすみ。」島本理生

大きな熊が来る前に、おやすみ。タイトル:大きな熊が来る前に、おやすみ。
著者  :島本理生
出版社 :新潮社
読書期間:2007/10/11 - 2007/10/12
お勧め度:★★★

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私の秘密、彼の秘密。2人で暮らすという果敢な冒険を始めてみた恋人たち-。3人の女性を主人公に、人を好きになること、誰かと暮らすことの危うさと幸福感を、みずみずしく描き上げる、優しくて、とても真剣な恋愛小説。

二十代前半の女性が主人公の三編が収録されています。基本的に恋愛小説が苦手、しかも初読みだった「ナラタージュ」がもう全くダメで、一年ぶりに手を伸ばしてみました。割と評判がよかったので・・・。

表題作他二編とも、新しい恋の始まりからその過程を描いた作品で、「ナラタージュ」のような作りこんだ感やダメな男子が登場しなかったので読みやすかったです。ただ、やっぱり登場人物たちの感情が理解できない・・・。

異性に暴力を振るうってのは最低です。そんなヤツの気持ちなんて滔々と説明されても絶対に理解できません。しかもそんなヤツを甘んじて受け入れる女性も、どうして?と思わずにはいられません。

著者の本を三冊読んで、三冊とも似たような感想。どうも肌に合わないようなので、もう手を伸ばさないでおこうと思います。巷の評判がすごい高ければ話は別ですが、他に読みたい本もたくさんありますし・・・。

+++++

【みなさまのご意見】
苗坊の読書日記さん('07/11/21追加)


「一千一秒の日々」島本理生

一千一秒の日々タイトル:一千一秒の日々
著者  :島本理生
出版社 :マガジンハウス
読書期間:2006/04/26 - 2006/04/28
お勧め度:★★★

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小さな明かりの灯った夜の中で、私たちは長い会話とキスを交わしながら、何度夜を明かしただろう。ふたりだけの愛おしい日々が溶けていく―生真面目で不器用な恋人たちを清新なイメージで描いた七色の連作短篇集。
巷で評判だった「ナラタージュ」が全然ダメだったのですが、1冊で見限るのも何だと思い、割と評判のいい本書を借りてきました。各編の主人公がその前編の登場人物というように、主人公がバトンリレーのように繋がる連作短編集。

感情を押さえ気味に淡々と描かれる恋愛小説で、読み始めるときに懸念していた「途中で放り出すかも・・・」ってことはなく読み終わりました。ただ、特別ここがすごいという点もなかったのですが・・・。過去に誰しもが一度は考えたであろう事柄を丁寧に書き綴っている感じ。

「ナラタージュ」が合わなかったのは主人公が女性だったからかも知れないと、本書の男性が主人公になっている短編3編を読んで感じました。中でも「青い夜、緑のフェンス」はなかなかよかった。針谷君、君はもっと自分に自身を持っていいのだぞ。

主人公たちに共感する部分はところどころありましたが、結局可もなく不可もなく。そつなく纏まっているなぁという印象でした。

+++++

【みなさまのご意見】


「ナラタージュ」島本理生

ナラタージュタイトル:ナラタージュ
著者  :島本理生
出版社 :角川書店
読書期間:2006/02/02 - 2006/02/06
お勧め度:★★

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壊れるまでに張りつめた気持ち。ごまかすことも、そらすこともできない−二十歳の恋。これからもずっと同じ痛みを繰り返し、その苦しさと引き換えに帰ることができるのだろう。あの薄暗かった雨の廊下に。野間文芸新人賞を最年少で受賞した若手実力派による初の書き下ろし長編。
ナラタージュ【narratage】
narration(ナレーション)とmontage(モンタージュ)の合成語。映画で、画面外の声に合わせて物語が展開していく技法。多く回想場面に用いられる。


巷で評判の高い恋愛小説「ナラタージュ」を読んでみました。久しぶりに読む恋愛小説。そして評価も久しぶりの星二つ・・・。

タイトル通り、結婚間際の女性・泉の高校と大学時代の回想が本文の大半を占めます。高校を卒業し、大学生となった泉の元に、高校の演劇部顧問だった葉山先生より電話が入る。部員が減ってしまったことによる応援の要請だった。時間を持て余していた泉は快諾。それ以上に葉山先生に会いたい気持ちがどこかに存在していた。葉山先生は高校時代にあこがれていた存在。一方、葉山先生も泉に気をかけていたようだったのだが・・・。高校卒業以来封印していた葉山先生への思いが、一本の電話をきっかけにまた大きくなってゆく。

とにかく主要な登場人物たちを受け入れることができませんでした。いじいじと煮え切らない態度の泉、疑心暗鬼の塊となって自己中心的な態度を取る小野、そして一番受け入れられないのが葉山。演劇部の応援要請はいいとして、何でことある事に都合のいい時だけ泉に頼っちゃうんでしょ。理解できる部分も無いわけではないのだけど、そこをぐっと自分の中で処理することができないのかなぁ。まぁ、そうなると小説にはなりませんが・・・。

冒頭の婚約者の言葉に辛うじて本書を読んだ意味があったのかなぁと、多少救われました。

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【みなさまのご意見】
本のことどもさん
月乃春水さん
日々のちょろいもさん
でこぽんの読書日記さん
本を読む女。改訂版さん
苗坊の読書日記さん('06/09/12追加)
ぶっきLibrary...さん('06/10/06追加)