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「憧れカメラスタイル」松本賢

憧れカメラスタイルタイトル:憧れカメラスタイル
著者  :MazKen(松本賢)
出版社 :えい出版社
読書期間:2007/09/02 - 2007/09/03
お勧め度:★★★★

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60代半ばから70年代に作られた国産カメラの銘機の魅力を、体験談と共に紹介します。「機械仕掛けで動くからマニュアルカメラは楽しい」というシンプルな考えを軸に、人気の高い機種が登場した当時の逸話や、撮影方法、そしてフィルムから自宅のプリンターで大きく引き伸ばしプリントするなど、身近な写真の楽しみ方をご紹介。

PEN使いで有名なMazKenさんによるマニュアルカメラの楽しみ方指南書。

数種類の国産マニュアルカメラを元に解説は進められていきますが、PENを使った説明が軸に据えられており、PEN使いにはありがたい一冊となるのではないでしょうか。入門書というより、マニュアルカメラを触ったことのある初中級者向けの解説本と思います。

目からうろこだったのが、中古カメラ・レンズの選び方とスキャナ・プリンタの活用について。前者については、中古品を買うときには試し撮りをさせてもらうこと、レンズを買う際にはカメラ本体を持っていくこと、フィルムが仕上がる期間程度も待ってくれない店はやめておいた方がいいこと、などなど、中古品を買いなれた人には当たり前のことでしょうが、ぜんぜん思いつきもしなかったことでした。これを読むとインターネットで買うのは危険だなと思いました。

後者については、バリバリのフィルム派である著者もスキャナでフィルムを取り込みプリンタで出力する「デジタル暗室」をものすごく活用していることに驚きました。暗室に籠もり焼き加減を調整することとパソコンでRGB調整することが同意であるという柔軟な発想は、いいことは何でも試すという姿勢が大切なことを教えられました。あと、短時間でフィルムをプリントしてくるサービスが実はデジタル処理していることにはちょっとショックを受けました・・・。

カメラに触れること、たくさんの写真を撮ること。そして、みんなに見てもらうこと。楽しさが存分に伝わってきて、落ちかけていた写真欲が高まってくるのを感じました。何を撮ったらよいのかと悩んでいる方々にオススメです。

【関連ページ】
OLYMPUS PEN-FTの世界(松本賢さんOfficial Page)


「ダカフェ日記」森友治

ダカフェ日記タイトル:ダカフェ日記
著者  :森友治
出版社 :ホーム社/集英社
読書期間:2007/08/25
お勧め度:★★★★★

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夫婦ふたり、子供ふたりと犬いっぴき。どこにでもいそうな、ある家族の日常。何気ないけれどうれしくて、楽しくて、美しい。そんな瞬間を父親のカメラは写し出す。『日本ブログ大賞2006』写真大賞受賞。1日3万アクセスの大人気ブログが写真集になりました。

超人気ブログが写真集に。

一日に数万アクセスとも言われる写真ブログです。毎日は見に行かないけれど(毎日アップされてるわけじゃないし)、日常の何気ない写真と添えられた一言を読むと、家族のことをしみじみと考えさせられます。大切なものは何か。それは、何も特別なものじゃなくって、日常にありふれたごくごく普通のものなんだな。

友達のようでありながらも、尊敬されている親子関係。絶妙な距離感が心地よいです。ブログで拝見できる写真ばかりが収められた写真集だけど、ぜひぜひ手元にどうぞ。装丁もGood。

【関連ページ】
■ダカフェ日記(http://dacafe.petit.cc/)


「ネコを撮る」岩合光昭

ネコを撮るタイトル:ネコを撮る
著者  :岩合光昭
出版社 :朝日新聞社
読書期間:2007/08/22
お勧め度:★★★★

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写真はネコに始まり、ネコに終わる。すばらしい「ネコ写真」は、すべての写真にも通じます。モデルネコの探し方、機嫌のとり方、シャッターチャンス、「ネコフォト」のヒント満載。

著名な動物写真家である著者による「ネコ写真」を撮るコツの解説書。実際に撮った写真を交えながら、その写真を撮った状況や何を考えて撮影に挑んだかなどを教えてくれます。

ネコの習性を考えればそうだろうなと思わせることが多数あるのですが、やっぱりプロは"狙ったものを撮る"ことを仕事にしているだけあって徹底度が違います。「朝四時半には起きてネコを撮りにいく」なんて教えてもらっても真似が出来ません。

これを読めばすぐにネコ写真がうまく撮れるようになるかといえば、決してそうはならないとは思います。が、著者と同じく、ネコに対して惜しみなく愛情を降り注げば、自分ももう少しうまくネコを撮れるようになるかなぁと思いました。


「やっぱり欲しい文房具」土橋正

やっぱり欲しい文房具タイトル:やっぱり欲しい文房具
著者  :土橋正
出版社 :技術評論社
読書期間:2006/03/26 - 2006/04/02
お勧め度:★★★★

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スローステイショナリーでいこう!なつかしい定番文具からデザインステイショナリーまで使って納得の「生活を豊かにする」文房具だけ集めたコレクション・ブック。鉛筆、手帳、万年筆、ファイル…自分のスタイルにぴったりのものきっと見つかる。
All About Japanステイショナリーを担当している土橋さんの著書。ご自身でWebも持ってらっしゃいます。

本の記事のほとんど(すべて?)はWebから選ばれたもので、Webを読めば本を買う必要はないかもしれません。僕の場合、Webを知ったのが本を買った後だったので仕方がないですが。筆記具やペンについて、特徴や著者の使いこなし方、あと軽く歴史についても触れられています。それほど深い情報が記載されているわけではないので、すでにある程度の知識をお持ちの方だと物足りないかもしれません。ステイショナリー初心者の入門書といった印象がします。

最近ステイショナリーに関する本がたくさん出版されていますが、景気が多少回復しているってのが影響があるのでしょうか。一番最初に削られるのがお父さんのお小遣いと服飾費だと思いますので。

いくつか気になったものを挙げておきます。

STAEDTLER マルス・テクニコ 芯ホルダー(2mm) 840円
製図用ペンだけど、普段使いすることが出来そう。文房具店で実際手にしてみましたが、重すぎず軽すぎずで持ちやすかったです。持った時のバランスもなかなかでした。専用芯削り器が高い(1,365円)ですが、専用じゃなければ安いものもあります。

コクヨ キャンパスノート パラクルノ 525円
グッドデザインを受賞しているノート。断面が斜めになっており捲りやすく、上下でカットの向きが逆になっているので、右手でも左手でもOKとなっています。ただ、ノートとしては結構割高なのが難点。

トンボ鉛筆 木物語 黒赤鉛筆(HB:朱=7:3) 809円(1ダース)
同じくグッドデザイン賞受賞。ありそうでなかった赤と黒の組み合わせ。芯の太さを均一にするのが技術的に難しかったのだそう(赤が太くなってしまう)。使用頻度から決めた7:3ってのも絶妙なバランスと思います。


+++++

【みなさまのご意見】
ついてる日記IIさん('06/05/07追加)


「文房具を楽しく使う(筆記具篇)」和田哲哉

文房具を楽しく使う(筆記具篇)タイトル:文房具を楽しく使う(筆記具篇)
著者  :和田哲哉
出版社 :早川書房
読書期間:2005/12/08 - 2005/12/11
お勧め度:★★★★★

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ステーショナリープログラム」、「信頼文具舗」を運営している和田哲哉さんの著作第2弾。前作はノート・手帳など書かれるものに着目していましたが、今回は書くものに着目。文房具初心者にもわかりやすい、やさしい内容となっています。

前作は文房具を使う楽しさや使い方の紹介が主でしたが、今回は機能的な特徴についてページを割いて詳細に書かれています。今まで当たり前と思っていたことに対して、解説をつけてもらってなるほどと頷くことしきり。定期的に文房具店を回り、情報を収集しているんだろうなぁと思います。

なかなか敷居が高くて買うのに勇気がいる万年筆についても、「安いものを気軽に使ってみよう」とか「分解して構造を調べてみよう(もちろん安いもの)」とかあまり肩肘張らないスタンスがうれしいです。高級な品物を並べたカタログ的な本もそれはそれでありがたいけど、こういう"使い方"を提案してくれる本のほうがニーズは高いのではないかな。

この本が出る前に僕もLamy万年筆「AL STAR」の伊東屋100周年モデル「BLUE STAR」を購入してオフィスで使ってます。最初のうちはペン先が硬く引っかかってイライラしてましたが、今では馴染んできてスイスイ書けます。自分の好きなものが手になじんでくる喜びをひしひしと感じてます。

今一番気になっているのは芯ホルダー。太目の芯を使い、あまり先を尖らせずに太めな字をゆるゆると書きたいと思っています。Caran d'AcheSTAEDTLERも気になってますが、Lamyscribble」が一番気になります。独特ななめらかな形になんだが癒されてしまいます。

+++++

和田さんのブログ LowPowerStation


「図解カメラのしくみ」豊田堅二

図解 カメラのしくみタイトル:図解カメラのしくみ
著者  :豊田堅二
出版社 :日本実業出版社
読書期間:2005/01/26 - 2005/01/31
お勧め度:★★★

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カメラはなぜ写真を写せるのか?レンズ、絞り、シャッター、露出、フラッシュ、焦点合わせ、フィルムなど「カメラが写真を写すしくみ」を中心に、デジタルカメラの最新事情まで、カメラが写真を写すメカニズムとその歴史を豊富な図を使って解説。◎カメラのメカニズムを知ると写真を撮るのがますます楽しくなる!カメラのしくみを知れば知るほど、写真を撮るのがおもしろくなり、満足のいく写真を撮るためにさらにカメラのしくみを知りたくなるという、カメラファンの心理をつく「本格派を目指したい」カメラ愛好家待望の入門書。◎クラシックカメラから最新のデジタルカメラまで、業界関係者にも役に立つ本格的な内容を、やさしい語り口で教える。

タイトルから「初心者向けカメラ入門本」と考えて手にしました。ここのところカメラ関係の本を読み漁ってます。

シャッターを押すだけで写真が撮れちゃう最近のカメラ。カメラの機構なんて知らなくてもぜんぜんへっちゃらなんだけど、何事も知らなくては気がすまない性格とあと知っていれば自分好みの写真を撮れるようになるかなぁという期待を込めて読み始めました。

見開き一ページで一つの話題を、図を交えて説明してあるので、すらすら読めちゃいます。なぜF値は4の次は5.6なのかとか、絞りやシャッターのしくみ、オートで焦点があう理由など、今まで疑問と思っていたことが丁寧に書かれて○。気になるところはペタペタと付箋紙を張りながら、あっという間に読み終えました。

初心者のための良書と思うけど難点が2つほど。まず一つ目は、後半で詳細解説されている用語を前半で使用していること。そう簡単ではないのかもしれないけど、それなら本の構成を逆にしたら良いと思う。二点目は、図がやや不親切。立体的に書こうと努力しているのはわかる。でも、今ひとつわかりにくい。用語が難しい分、とっつき易くするためにもう一工夫欲しいというのが本音です。

何にせよ十分ためになりました。これからの写真ライフに生かすぞ〜!!


「ソビエトカメラ党宣言」中村陸雄

ソビエトカメラ党宣言タイトル:ソビエトカメラ党宣言
著者  :中村陸雄
出版社 :原書房
読書期間:2005/01/24 - 2005/01/26
お勧め度:★★★★

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ブームが続く中古カメラ。ソビエトカメラは当たり外れがあるものの、安価で独特な描写が人気。ふんだんのギャグを交えて綴る、カメラ好きなら思わず納得の抱腹絶倒エッセイ。

中古ソビエトカメラ店を営む著者が、店舗経営の苦労やソビエトカメラの魅力を面白おかしく語っている。

なんといい加減な本だろう、と言ったら怒られるかな。カメラと共通したいい加減さ。「わからないから、わかったら教えて欲しい」とか「・・・のことは聞かないで欲しい」など、他人任せ名言葉が連発。ソビエトカメラについて突っ込んだ深い知識を得ようと思っているのなら、この本からは得るものはそれほどないかも。ただ、この本を手に取った人は、まず間違いなくソビエトカメラを入手したくなるだろう。十分にソビエトカメラの魅力が伝わってくる文章ではある。

日本製の精度の高いカメラと比較すると、ソビエトカメラは精度も悪いし作りもあまい。自分で改造や修理を繰り返さなくちゃならない。著者の言葉を借りれば、それは一種の「修行」でさえある。なのに、なぜこのカメラに引かれるのか。その答えがこの本の中にある。著者は不良品や臭い(独特らしい)に悩ませながらも、そんな苦労を全て楽しんでいるようだ(否定されてますが・・・)。楽することになれた日本人には、この苦労が新鮮に感じられるのではなかろうか。

カメラやレンズの紹介のほか、著者の露出・ピント合わせ方法が載っています。すぐにでも実践できそうだし、試してみたい。この方法が絶対に正しいとは思わないけど、露出やピントを過度に考えすぎないということが参考になりました。どうしても考えすぎちゃうんだよね・・・。

この本を読み始めて、「LOMO LC-A」を買ってしまいました・・・。写真はこっちのブログで紹介できたらと思ってますので、こっちにも遊びに来てくださいね。

+++++

【関連ページ】
Fantastic Camera Gallery
著者中村さんのホームページ。本のエッセイはこのホームページからの抜粋。カメラ通販を行ってます。掘り出し物が多そうなので、要チェック。
Lomography Japan
LOMO所有者のコミュニティサイト。全国のLomographerの写真が公開されてます。


「文房具と旅をしよう」寺村英治他

文房具と旅をしようタイトル:文房具と旅をしよう
著者  :寺村英治,浅井良子
出版社 :ブルースインターアクションズ
読書期間:2005/01/10 - 2005/01/11
お勧め度:★★★★

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文房具好きの2人が、まだ見たことのない文房具を探しに北欧・ヨーロッパを旅した時に書きとめた日記のような、旅行ガイドのような1冊。エルコの紙製品、ダイモ、スーパーマーケットのビニール袋などを写真で紹介。

文房具好きが高じて東京・本郷に「スコス」という文房具屋を開いてしまった著者のお二人。この本では、まだ見ぬ文房具たちに思いを馳せ、北欧・ヨーロッパを旅してきたお二人が、現地で出会った文房具たちを紹介しています。

その美しいデザインで、家具など北欧の物が今人気がありますよね。紹介されている写真を見る限り、家具や食器だけでなくステーショナリー類から日用品に至るまで、デザイン豊富でその質が高い!

現地でお二人は郵便局やスーパーマーケットで文房具を探しています。文房具店を探さないあたり、旅慣れしているなぁ。この本では、文房具の紹介だけじゃなく、訪れた町の紹介や切符の買い方なども記載されているので、ちょっとした旅行ガイド本としても使えそう。あと、肩から力の抜けたような文体も読みやすくて○。

郵便局で簡単に購入できる切手やポストカード、はたまた郵送用のダンボール、スーパーマーケットで買える絆創膏までヨーロッパの雰囲気が随所に漂っています。日本の日用品類も、外国人から見れば日本的な雰囲気が感じ取れるのかなぁ。外国製品と違って、何に使うものかってことは、パッケージで直ぐわかるとは思うけど。

文房具好きじゃなくても、ヨーロッパに行って写真に写っている物を手にしてみたいと思うことは間違いないでしょう。あおちゃんも、いつの日にかヨーロッパに行きたい、という思いがむくむくと首をもたげ出しました。ではまず、「スコス」に行ってみようっと。

【関連ホームページ】
スコス ステーショナリーズ・カフェ

+++++

【みなさまのご意見】


「文房具を買いに」片岡義男

文房具を買いにタイトル:文房具を買いに
著者  :片岡義男
出版社 :東京書籍
読書期間:2005/01/09 - 2005/01/10
お勧め度:★★★

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日本有数の文房具フリークである著者が、万年筆、手帖、ノート、鉛筆、消しゴム、ダイアリー、インデックス・カード、押しピン、タイプライターなど、文房具の数々を愛情に満ちた文章とカラー写真で綴る。

スローなブギにしてくれ」の片山義男さんによる文房具エッセイ。あおちゃんの一回りくらい上の世代の方が、少年の頃に大人への憧れを持って片岡さんの著作を読んでいたそうだ。

伝聞調になっているのは、Webからの情報だから。「スローな〜」は映画になっているのでタイトルは何となく聞いたことがあったけど、内容までは知りません。本も映画も未見。

「文房具を〜」の内容はというと、今まで使ってきた思い入れたっぷりの文房具紹介かと思いきや、スタイリッシュな文房具はこう使えば格好いいというような大人な文房具遊びを文章・写真を交互に使って提言しています。予想とは大きく外れた内容・・・。

普段愛用している訳ではなく写真を撮る為だけに文房具屋を回って集めてきたものが多々紹介されているので、文房具フリークと呼ぶにはちょっとという感もあり。中には、写真に写っている文房具の説明はなく、写真の露出や光の加減が云々と書いてあるだけのものもあったりするので、文房具の知識を得ようとして読むと肩透かしを食らうと思います。

ただ、選ばれた文房具はデザインセンスがよく、写真に撮られる価値のあるものばかり。そして、その写真の腕前も相当なもので、モノトーンのバックにカラフルな文房具たちがよく映えていてとても美しいです。文房具はその機能性を楽しむほかに、デザインを楽しむものであると改めて認識した次第。

文房具の写真集と捕らえて、写真を楽しむというのはいかがでしょう。と書くと、片岡さん好きの方に怒られるでしょうか・・・。

【関連ホームページ】
メントール・ユーカリプト
片岡義男さんのブログ。1週間から10日の一度の割り合いで、詩がアップされています。


「文房具を楽しく使う(ノート・手帳編)」和田哲哉

文房具を楽しく使う 〈ノート・手帳編〉タイトル:文房具を楽しく使う(ノート・手帳編)
著者  :和田哲哉
出版社 :早川書房
読書期間:2004/08/17 - 2004/08/18
お勧め度:★★★★


ステーショナリープログラム」、「信頼文具舗」という2つの文房具サイトを運営している和田哲哉さんの書かれた本。本屋で平積みされているのを見つけ、そのタイトルにひかれて購入。

自慢じゃないが、ノートや手帳の類は最後まで使い切ったことがない。頭にすべて叩き込んでいるからノートなんて必要ないんです、なーんてことではなくって、ただ単にノートを取る、メモを取るという行為が楽しくないのだ。

今までいろんなノートに手を出してきた。リフィルタイプのノートがいいと聞けばそれに飛びつき、大学ではやっぱり大学ノート。サイズも友達が使っているのを真似てA4やA5、時には妙に大きいや小さいものを使ってみたり。でも失敗の連続。そのたびに残るのは、使い切れなかったノートとまたもったいないことをしてしまったという罪悪感だ。

改めて上の文章を眺めてみて、メモを取るのが楽しくないから使い切れないと言っているが、あまり考えずにノートを使っているということが大きな要因なのかもと気が付いた。物に対して割と"こだわり"があるほうと思うが、こと文房具に関してはあまり選んでいなかった気がする。会社では仕事用だからと、会社でタダでもらえるノートとボールペンを使っているが、これがまた無味乾燥なものばかり。大量購入するため供給の安定している製品であること、今まで同じものを購入し続けているので変更すると不都合が生じる(これが気に入ってる人もいる)ことからと思うが、まぁいいやってのもんで使い続けていた。

この本は、ノートや手帳をこう使えば仕事の効率があがるからやってみなさい、という類のマニュアル本ではない。文房具を愛して止まない著者が、身近に好きな文房具を置くことの楽しさや、その使い道を考える楽しさを生活にプラスすると、より豊かに生活できますよ、というライフスタイルの提案本である。対象が文房具になっているが、別にそれが何に置き換えても同じようなことがいえるだろう。

本編を通じて、著者がほんとに文房具のある生活を楽しんでいるのがよくわかり、なんだかとっても微笑ましい。そして、ノートについて少し考えてみる機会が与えてもらってとても感謝している。よし、近いうちに文房具店に脚を運んでみよう!

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文体を今までの「です、ます調」から「だ、である調」に変えてみました。ちょっとは読みやすくなったかな。