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「凍える牙」乃南アサ

凍える牙タイトル:凍える牙
著者  :乃南アサ
出版社 :新潮社
読書期間:2008/06/03 - 2008/06/09
お勧め度:★★★

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深夜のファミリーレストランで突如、人間が炎上した。その数日後、天王洲では無残に咬み殺された男が発見される。二つの異常な事件の裏に隠されたひそかな繋がりとは?ヒロインの孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めたサスペンス小説の金字塔。直木賞受賞作、待望の新装版。

感想はそのうち・・・。


「秋の牢獄」恒川光太郎

秋の牢獄タイトル:秋の牢獄
著者  :恒川光太郎
出版社 :角川書店
読書期間:2008/03/13 - 2008/03/14
お勧め度:★★★★

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十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。

感想はそのうち・・・。


「13階段」高野和明

13階段タイトル:13階段
著者  :高野和明
出版社 :講談社
読書期間:2008/02/25 - 2008/02/27
お勧め度:★★★★★

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犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。

第47回江戸川乱歩賞受賞作。

殺人現場付近で事故に遭い、記憶のないまま死刑を宣告した男。死刑執行間際によみがえった「階段」の記憶を頼りに、刑務官・南郷と前科持ちの青年・三上は、冤罪を晴らすべく調査を進める。

南郷と三上は、形は違えど「殺人」の経験を持っていることでつながりを保っています。己の信念と過去への償いのため、二人は事件を追いかけるのですが、既に時が経ち、得られる情報は「階段」の記憶を始め、薄いものばかり。しかし、二人は諦めずに額に汗して細かな事象を追い続けます。

南郷は誰かの依頼で調査をしているのですが、この勘違いが後々大きな波乱を呼び起こすことになります。被害者と加害者、死刑の是非など重たいテーマを扱い、読者にこれらについて考えさせつつ、一級のエンタテインメントとして仕立て上げています。

都合のよいところも見受けられますが、これが初の作品だと考えると瑣末なことのように思います。勧められてからずいぶんと寝かせていたのがもったいなかった・・・。著書の既刊本を制覇したくなりました。


「雷の季節の終わりに」恒川光太郎

雷の季節の終わりにタイトル:雷の季節の終わりに
著者  :恒川光太郎
出版社 :新潮社
読書期間:2007/04/05 - 2007/04/08
お勧め度:★★★

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現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。姉の失踪と同時に、賢也は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。風わいわいは姉を失った賢也を励ましてくれたが、穏では「風わいわい憑き」は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。賢也の穏での生活は、突然に断ち切られる。ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われる羽目になったのだ。風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは―?透明感あふれる筆致と、読者の魂をつかむ圧倒的な描写力。『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞した恒川光太郎、待望の受賞第一作。

「夜市」に続くデビュー第二作。本作も、現世から少し浮いていて、でも現世としっかり繋がっている不思議な話でした。

人々には知られていない「穏」という街。年に二度雷の季節(雷季)があり、その季節には人が消える。姉を連れ去られ、「風わいわい」という化け物に取りかれてしまった少年・賢也は、ある秘密を知ってしまい、「穏」を追われることとなる。

序盤、「穏」の秘密が明らかになっていくところは面白く読みました。文体に漂う独特の"湿り気"が体全体を覆い、"ワクワク"とも"どきどき"とも違う、ちょっと落ち着かない気持ちにさせられました。ただ、賢也が「穏」を出てからの展開は前半ほど楽しめませんでした。ラストも前半ほどの印象深さはなくって、ちょっと物足りなさが残りました。

獅子野と呼ばれる警察(?)や「穏」と外界の境界を守る闇番、風わいわいやトバムネキなど個性的な登場人物たち。デビュー作といい、きっちり独自の世界を作りあげられている点は特筆に価します。しかも、これがまだデビュー二作目。今後の活躍に注目した方がよさそうです。

+++++

【みなさまのご意見】


「ウルトラ・ダラー」手嶋龍一

ウルトラ・ダラータイトル:ウルトラ・ダラー
著者  :手嶋龍一
出版社 :新潮社
読書期間:2007/01/16 - 2007/01/18
お勧め度:★★★★

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「拉致」衝撃の深層!昭和43年暮れ。東京・荒川に住む若い彫刻職人が、忽然と姿を消した。それから35年以上の月日が流れ、ついに全貌が明らかになる…。ダブリンに超精巧偽百ドル札あらわる!震源は「北」。前NHKワシントン支局長の著者が放つ衝撃のドキュメンタリー・ノベル。

NHKワシントン支局長を務めた著者が放つ長編小説。刊行された当時は、現実との符合に話題となりました。遅ればせながら読みましたが、それでもかなり楽しめました。

拉致問題殻始まり、精巧な偽札製造、テポドン、台湾と中国の緊張関係など、興味深い時事ネタがすべて読めてしまいます。著者は人脈が豊富そうなので、入念な取材をしたのでしょう。どこまでが事実でどこからがフィクション?と気になって仕方がありません。

主人公はBBCラジオ東京特派員にして英国秘密諜報部の「インテリジェンス・オフィサー」スティーブン・ブラッドレー。流暢な日本語を操るこの英国人は日本人以上に侘びと寂びに長け、人を引き付ける話術と容姿、明晰な頭脳を持っています。完璧、といっていい人物かも。いちいち言うことが気障っぽくて、やや鼻に付くきらいはありますが。

ラストは無理やり終わらせた感があっていただけませんが、極東外交に興味のある方は楽しく読めると思います。

+++++

【みなさまのご意見】
王様の耳はロバの耳さん('07/02/11追加)
たりぃの読書三昧な日々さん('07/02/11追加)


「夜市」恒川光太郎

夜市タイトル:夜市
著者  :恒川光太郎
出版社 :角川書店
読書期間:2007/01/09 - 2007/01/10
お勧め度:★★★★

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大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。

読んでいて気持ち悪くなるような作品をイメージしていましたが、切なくて郷愁すら感じさせるようなホラーでした。ファンタジーといってもいいのかも。表題作「夜市」と「風の古道」の二編が収録されています。

どちらの作品も、日常生活から一歩足を踏み出したところにある、普通の人には見えない世界が描かれています。妖怪たちがさまざまな品物を売り、欲しいものが何でも手に入るという「夜市」や、ある決まった出入り口しか出入りできない「古道」など、シチュエーションが新鮮でした。主人公たちに対する人物が、今ひとつ何を考えているのかわからなくって、読み手に不安な気持ちを抱かせます。ここが"ホラー"なのかな。

日常と非日常が交錯しながら、人間の孤独さや寂しさ、身勝手さなどを描き出しています。そんな作品なのに、ラストはほっこりと暖かさを感じさせてくれる、読後感が非常によい作品でした。どちらかというと「風の古道」の方が好みでした。

直木賞の選評を読んだのですが、高評価をしている方が多かったです。でも、最後には必ず「もう少し見守りたい」とか「次回に期待」という文字が並びます。直木賞は候補に挙がった実績(回数)重視というのが如実に伺いしれて、とても残念です。

感想を拝見していて、朱川さんと比較されている方が多かったので、そのうち読んでみたいと思います。

+++++

【みなさまのご意見】


「ブラバン」津原泰水

ブラバンタイトル:ブラバン
著者  :津原泰水
出版社 :バジリコ
読書期間:2006/12/29 - 2007/01/03
お勧め度:★★★

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大麻を隠し持って来日したポール・マッカートニーが一曲も演奏することなく母国に送還され、ビル・エヴァンスがジョン・ボーナムがジョン・レノンまでも死んでしまった、1980年(昭和55年)。醒めた熱狂の季節に、音楽にイカれバンドに入れあげるボーイズ&ガールズが織り成す、青春グラフィティ。クラシックの、ジャズの、ロックの名曲にのせ、総勢三十四名のメンバーたちが繰り広げる、大群像劇。四半世紀の時を経て僕らは再結成に向かう。吹奏楽部を舞台にしたほろ苦い「青春」小説。
「結婚式の披露宴で高校時代の吹奏楽部のバンドに演奏してほしい」と先輩の一人から依頼をうけた他片。卒業して二十五年。連絡先もわからない総勢三十四名のメンバーたちを集めるため、他平は小さな伝手を手繰って必死に連絡を取ります。徐々に集まるメンバーたち。再結成のために動きだした彼らの現在と過去の思い出が交互に展開していきます。

帯からもっと熱い青春小説を期待していたのに、セピア色の雰囲気漂う大人の青春小説でした。んー、少々拍子抜け。高校時代に熱中していたことを冷静に見つめる四十代の俺。昔を懐かしむ気持ちともうあの頃に戻れない寂しさ。漂う雰囲気はとてもいいのですが・・・。期待して読まなかったらもっと深く楽しめたのかもしれません。

感情が移入できないのは、楽器に関してあまりにも知識不足なことも一因かもしれません。しかも登場人物が多く、どの人がどの楽器を使っているのかよくわからなくなって、頻繁に登場人物表を見返したため、読むリズムが作れませんでした。読みきるのに結構てこずりました・・・。

そういうこともあって、細かいところは読み飛ばし気味。もったいなかったかな。まぁ、もうちょっと年取ったら再読してみようかと。

+++++

【みなさまのご意見】


「ぼくのメジャースプーン」辻村深月

ぼくのメジャースプーンタイトル:ぼくのメジャースプーン
著者  :辻村深月
出版社 :講談社ノベルス
読書期間:2006/12/27 - 2006/12/28
お勧め度:★★★

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忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された…。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへと通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは。

この本が、昨年のラストを飾る本となりました(今頃感想を書いていますが・・・)。

小学校で飼っていたウサギを惨殺され、それを目撃した幼馴染のふみちゃんは一切の感情を表さなくなってしまった。ふみちゃんを救い出すため「ぼく」は、ウサギ殺しの犯人と対面し、自分の持つ力を使おうと考える。自分と同じ能力を持つ「先生」との会話を通し、自分の力の使い方を考える「ぼく」。そして最後に選んだ答えとは・・・。

罪とは何か。それに見合う罰とは何か。どこからが罪となるのか。同じことを立場の違う人が行っても罪は同等なのか。作品の大部分が「先生」と「ぼく」の会話を通して、それらを考えさせられる展開です。たった一つについてでも答えを出すのが難しい問題なのに、それらの回答すべてをたった10歳の少年に背負わせるのは非常に酷だと感じました。途中で考えるのを放棄したくなるような問題に真正面から向かいあうなんて・・・、自分だったら思考を放棄して「先生」に従っていただろうなと思います。

主題は非常に重たいものだけど、「ぼく」とふみちゃんの関係はとても素敵な関係でした。相手を思いやる心は恋愛感情に近いでしょうね。「先生」との会話部分を含め、「ぼく」の心理描写はすばらしかったです。ただ、「先生」との会話部分はもっと手短に纏めて欲しかったです。同じことの繰り返しに感じてしまい、中盤で読む意欲が少々低下しました・・・。

もう一つ引っかかったのが、「ぼく」が「先生」にこの事件を忘れたら「ぼく」の身に災いが降りかかるように「先生」の力を使ってほしいと懇願するシーンで、忘れてしまうほど「ぼく」にはこの事件は軽いものなのかと「ぼく」に憤りを感じたのですが、マドレーヌの件と同様、追い詰められた「ぼく」の精神状態を暗示する伏線の一つだったのかなと今にして思います(考えすぎかもしれませんが)。

この本は、他の作品(「子どもたちは夜と遊ぶ」)とつながりがあるようですね。読み終わってから知りました。順番が逆となってしまいましたが、読んでみようと思います。

+++++

【みなさまのご意見】
Gotaku*Logさん
ナナメモさん
本を読んだら・・・さん
本を読む女。改訂版さん
ChiekoaLibraryさん
たこの感想文さん
きつねの本読みさん
higeruの大活字読書録さん('07/03/14追加)
しんちゃんの買い物帳さん('07/03/26追加)
hibidoku〜日々、読書〜さん('07/04/16追加)
日だまりで読書さん('07/04/16追加)
まったり読書日記さん('07/04/20追加)


「包帯クラブ」天童荒太

包帯クラブタイトル:包帯クラブ
著者  :天童荒太
出版社 :ちくまプリマー新書
読書期間:2006/04/05 - 2006/04/06
お勧め度:★★★★★

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これは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした、ある小さなクラブの記録であり、途中報告書だ…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける、傷ついた少年少女たちの感動的な物語。
著者6年ぶりの書き下ろし。待ちに待ってたはずなのに、今までの著作を考えると調子がいいときに手にしないとだめだと思い、しばらく購入を控えてました。意を決して購入してからは比較的早め(それでも1ヶ月積読状態・・・)に読了。

主人公はワラ。たまたま訪れた病院の屋上でディノと出会い、ふとしたきっかけで屋上の柵に包帯を巻くことになる。なぜだかその行動により心が癒されたと感じたワラ。友達5人と「包帯クラブ」を結成し、ホームページを立ち上げて、みんなが抱えている傷に包帯を巻いてまわる。この行動は口コミで広がり、街中の至るところで包帯が目に付くようになるのだが・・・。

"包帯を巻く"という行動が、心の中に留めておいた傷、自分で気づかないふりをして放っておいている傷に包帯を巻くことで顕在化させ、うちに溜めておく必要はない、いつか必ず治る日が来ることを予感させてくれます。さらには包帯を巻かれたものを見ることで、いつのまにか他人を傷つけていたかもしれないことに気が付き、そして他人にも優しく出来るようになるのです。本当に深い傷なら包帯を巻いたくらいじゃ治るわけがない、なんて考えてしまいそうですが、それもすべて話の展開に盛り込まれています。んー、考え抜かれてる。

物語の途中には、その後の「包帯クラブ」の姿が挿入され、「包帯クラブ」によって癒され、「包帯クラブ」があったからこその人生を進む関係者たちの今を知ることが出来ます。みんなすばらしくいい人になってるよ・・・。

やや説教臭い面もありますが、何だか心が温まりました。

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【みなさまのご意見】
まっしろな気持ちさん
ひなたでゆるりさん
読むなび!(裏)さん('06/05/29追加)
たこの感想文さん('06/09/22追加)
末っ子長女にしえみのイラスト日記さん('07/03/20追加)
<花>の本と映画の感想さん('07/05/26追加)
miyukichin' mu*me*mo*さん('07/09/18追加)
苗坊の読書日記さん('07/10/28追加)


「まだ遠い光(家族狩り第五部)」天童荒太

まだ遠い光タイトル:まだ遠い光(家族狩り第五部)
著者  :天童荒太
出版社 :新潮文庫
読書期間:2004/06/09 - 2004/06/10
お勧め度:★★★★★


1995年に出版された山本周五郎賞受賞作「家族狩り」を文庫化するに当たり大幅加筆、2004年2月より月1冊刊行とした全5部の最終部。話の大筋は「家族狩り」と一緒ですが、新作と言ってもいいくらい内容は異なります。

前作「家族狩り」は今まで読んだ本の中でも1,2を争うものなのですが、「まだ遠い光」を含む全5部はそれを超えました。

本にのめり込めるかどうかは、登場人物に入り込めるかどうか、にかかってます。なかなかそういう作品には出会えません。本作品に登場する人物はみんな「家庭」や「家族」に大きなトラウマを持っている人ばかりで、全く縁のないことなのですが、しかし、一歩間違えばこうなるのかもしれない、自分だったらどうするか、自分だったら何が出来るかと登場人物一人一人に感情移入して考えさせられました。

結局著者は答えが出たのでしょうか?タイトルにあるように「まだ遠い光」なんだけど、何かを見つけることが出来たのでしょう。私も何かを見つけたような気がします。

お勧め度は満点で星4つの予定でしたが、すばらしい本なので星5つにします。是非読んで感想を聞かせて欲しいです。たとえそれが面白くないというものであっても・・・。

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【みなさまのご意見】