My Best Books!さんで行われている作家別ベスト作品投票。今回は横山秀夫さんです。
昨年10〜11月にかけて「横山秀夫月間」と銘打って横山作品を完読。全作品を読んでいる数少ない作家さんです。思い入れたっぷりのランキングは・・・。
1位 クライマーズ・ハイ(感想は
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横山 秀夫 文藝春秋 (2003/08/21)
売り上げランキング: 21,784
不動の一位。
新聞記者時代の経験が大いに生かされたスケールの大きな作品です。未読の方は是非手にとって欲しい一冊。
2位 陰の季節(感想は
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横山 秀夫 文芸春秋 (1998/10)
売り上げランキング: 190,242
初めて手にした横山作品。
既存の警察小説とは異なり、あえて裏方を主役にした横山さんの視点に脱帽。この本で完璧にはまりました。
3位 ルパンの消息(感想は
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横山 秀夫 光文社 (2005/05/20)
売り上げランキング: 771
幻のデビュー作。
ストーリーと発売の逸話がリンクしているのが、隠し味となっている気がします。清々しさと荒々しさを感じる作品。
4位 臨場(感想は
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横山 秀夫 光文社 (2004/04/14)
売り上げランキング: 22,140
異彩を放つ検視官・倉石というキャラにものすごく惹かれました。
是非是非シリーズ化して欲しい。カバーもGood!!
5位 出口のない海(感想は
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横山 秀夫 講談社 (2004/08/06)
売り上げランキング: 32,593
戦争に運命を翻弄される人間の内面描写が巧みな作品。
これまでの作品とは全く違う"戦争"を扱ったものだが、横山節は健在です。
Best 3なのに、5位まで選んでしまいました・・・。正直3位以降の作品はほぼ差がないです。
7月中旬に発売される「
震度0」は久々の警察小説ってことでとても期待してます。ランクが変更されるのか?発売即購入するつもりです。