200407
Monday
200406
Tuesday
本格的な高度成長にむけて、胎動をはじめた日本経済―その中で活躍する興銀大阪支店をはじめ、日産・プリンス自動車の合併、新日本製鉄の誕生など、“産業金融の雄”が果した重要な役割を生き生きと描く。実名で活写した波乱万丈のドラマは、圧巻の戦後経済・産業通史として、ここに堂々の完結。
200406
Wednesday
中山素平は将来を見通した人材育成にむけ、国際的にも国内的にも大胆な試みを展開する。さらに外国に負けない海運業界にすべく再編成にとりかかる。三年にわたった証券不況も、山一再建と新日本証券の誕生という、鋭い手腕で克服する。奇跡の経済復興に導く興銀の活躍は、最大の場面を迎える。
200406
Friday
中山素平は日本興業銀行副頭取の就任した。思えば日本開発銀行へ転出し、設立後の仕事、過労入院、造船疑獄と多難続きだった。輿望を担っての復帰とはいえ、製鉄、油田開発など産業基盤の整備という大仕事が待っていた。しかも師と仰ぐ元総裁河上弘一の訃報。興銀と中山素平の責務は、ますます重い。
200406
Wednesday
GHQに厳しい選択を迫られる日本興業銀行首脳部、そして思わぬ“昭電疑獄”にまきこまれ、芦田内閣の倒閣という激動の政治の嵐の中で、英知を集めて再建整備への道をすすむ。営業再開への長く苦しい三年余の交渉を描く。復興の飛躍台に向う日本経済。戦後産業通史いよいよ佳境に。大河経済小説第二弾。
200406
Wednesday
産業金融の雄、日本興業銀行が辿った波乱万丈のドラマを描く。戦後の日本経済界を彩る幾多の人材を輩出し、日銀特融をはじめ、さまざまな危機の局面にあって、回避にむけての打開策を全力でとってきたトップ銀行。その実像を、豊かな構想力と綿密な取材の下に、実名で活写する五部構成大河小説の第1弾。